第167回 : 花粉症2003〜今年の症状(2003年3月30日)

セ・パ両リーグのプロ野球が開幕したのが3月28日、桜の花も咲き始めました。今年、私の花粉症が発症したのは、2月21日ころでした。その少し前から鼻がややむずむずするくらいの自覚症状はありましたが、くしゃみとか鼻水までセットになったのが、2月下旬だったのです。私にとっては、例年よりやや遅めです。

それが、今年は症状が重くなっていかず、わりと軽いまま推移しました。昨年の拙HPでも、思ったよりも軽いと書いたのでしたが、ひょっとするとそれ以上に気にならずに日が過ぎていったように思います。例年、症状が重い年でも軽い年でも、3月10日ころに一度ひどいピークが到来するものなのですが、今年に限って言えば、その時期すらさほど気にならずに過せました。こうなると、今年はわざわざ「花粉症○○○○」として書く必要もないだろうと思い始めていたのでした。

しかし、やはりその考えは甘かったようです。3月20日、この日は、一日水鼻に悩まされました。その日を境に、連日というほどではありませんが、鼻をかむ回数が激増しました。そして今日にいたっています。やっと花粉症の季節を実感できるようになったのです。いつもお世話になる「慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ」( http://www.tky.3web.ne.jp/~imaitoru/ )を読むと、やはり3月17日の週の後半に強い症状が出た人たちがいた、というアンケート結果を掲載しているほどです。

今年は、これといった対策を打ちませんでした。ほんとうは、発症する以前から薬を飲むなどするといいらしいのですが、私は鼻がむずむずしはじめてから飲み始めました。予防ということにはなりませんね。また、昨年おこなった二つの試み、つまりヨーグルトを毎日食べることと意識的に歩くこと、これらも特にしませんでした。強いてあげれば、鼻が少しむずむずし始めたころから、マスクだけは毎日着用するように心がけました。うっとうしく感じることは否めませんが、マスクをかけると花粉の侵入がかなり食い止められて、しかも鼻腔が乾燥しないですみますから、やはり気休め以上の効き目があるのだと思います。

マスクですが、今シーズンの始めのうちは昨年の残りの使いきりのものを使っていました(60枚セットだったので、そういうことができたのですね)。使いきる寸前に、新しいのを探したのですが、私が見たものは箱にマスクのサイズが書いてありません。一か八か購入して使ってみましたが、まいりました。顔に当たる部分が小さい割には、ひもがゆるく、それに耳に当たる部分もひっかかりがあって、ちょっと痛い。これでは、残りの花粉症シーズンを乗り切る自信はありません。仕方なく、別のものを探しました。そちらは、文句ありません。それはユニチャームの超立体マスクという使いきりタイプのもので、15枚入りで実売価格約500円(税抜き)でしたから、いくらか高いのです。そういえば、ホームページ( http://www.unicharm.co.jp/mask/index.html )が用意されていました。かたちもよく、耳に当たる部分も痛くなく、折りたたんだときに口に当たる部分が内側になります。携帯用の薄いケースも付いているのは気が利いています。箱には「重い花粉症の方へ」と書かれていますが、使ってみた印象では、中くらいの花粉症の方にもお奨めですよ(笑)。

今年の私の花粉症は、いまが盛りの時期なのでしょうか? 4月に入ってもしつこく続くようならば、続編を書かなくては、と考えているのですが、さて、どうなりますか。


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