第164回 : 満50歳!(2003年1月24日)

今回は何の役にも立たないであろう、「超」個人的なことがらを書かせていただきます。お許しくださいね。

2003年1月24日、私は満50歳を迎えました。いや、なっちゃいました、という方が正直なところです。例年、誕生日といっても、さほど大きな感慨などもたないのですが、今年ばかりは勝手が違いました。100年生きる人間は少ないですから、50年生きたというのは、ひとまず大きな区切りになるのは間違いありませんから当然かもしれませんが。

20代のころ、私は、きっと仕事のし過ぎかなにかで40代には大病を患って何ヵ月か入院でもするのではないかという不安をもっていたものです。実際には、そんなことはありませんでしたし、40代の私は肩から力が抜けて、自然体でいろいろなことに当たれるようになっていきました。自分の人生の中でもっとも充実した10年間だったように思えるのです(ホント、いま考えると笑っちゃいますね。仕事をし過ぎることがなかったおかげでしょうけれど)。

いまは、50代に突入したばかりですから、なあに、これからも頑張りますよといった軽口がたたけるのですが、でも実は、あと10年経ち、50代が終わって還暦を迎えるときには、明らかにきょうの自分とは恐らくずいぶん違った自分がいるような気がして、50代をどう過していけるかで自分の人生が大きく左右されそうな気がしています。そうしたわけで、誕生日を迎える2週間ほど前からだったでしょうか、50代に突入する期待と不安が入り混じった感覚に襲われていました(意外と繊細な神経の持ち主だったのかもしれませんね、私は・・・)。

何はともあれ大過なく50代を迎えた私です。これからのことなど、考えてみましょう。

その一。折に触れて書いたことがありますが、私は生来の怠け者です。で、出不精ということもついてまわっていました。特に、東京を離れる機会は少なかったですね。50代には、ある程度旅行をする機会をもうけて、見聞を広げたいところです。こんな心境になったのも、こうしたささやかなHPをやっていて、ときどきいただくメールに刺激されて、もっといろいろな場所を見てみたいとか、個性的な活動をなさっていらっしゃる方々にお会いできたらどれだけいいだろうか、と思ったことが大きな要因のひとつです。

その二。いくつか習い事をしてみたいです。たとえば、料理、語学、楽器などなど。実を言うと、昨年の11月から、月に1回、ベターホーム協会という料理教室の「基本料理の会」(男性教室)に行き始めています。食べたり飲んだりするのは好きなのに、習慣づかなかった料理づくりが何とかならないかなという思いをもつようになったのです(なぜかは、自分でもよくわからないです)。まだ、習慣にはなっていませんが、教室に行くのが楽しくなってきました。語学なんて若いうちじゃなきゃ、という方もいらっしゃるでしょうが、やらないよりはいいと思います。楽器も然り。やったことのないキーボードを習うもよし、かじったことのあるヴァイオリンやトロンボーンをやるもよし。いずれにしても、基本料理の会が終わってからになるでしょう。自学自習も尊いですが、別の人から教えてもらうというのはいいことだなあ、と感じています。

欲をいえば、拙HPを続けていくらかでも充実させたいとか、もっと芝居も観てみたいとか、ほかにもいくつか挙げられるでしょうが、生活習慣病などに罹らぬよう気をつけながら、50代をエンジョイしていきたいと考えています。


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