第162回 : 身辺雑記〜2003年の正月(2003年1月11日)
初詣

風邪をひいて新年を迎えたことは前回ご報告したとおりです。ひいてしまった風邪は、もうしかたありませんが、このあと一年、ずう〜っと健康で過したいという気持ちが強く働いてきました。こんな心情になったものですから、信心の薄いこの私が、今回ばかりは初詣に行こうと決心したのです。

神田明神

1月6日、神田明神に行きました。世の中が動き出した日でしたが、ここは初詣の人たちで賑わっていました。賽銭をあげ(札ではありませんが、そこそこ奮発したつもりです)、健康を祈願し、おみくじをひきました。

おみくじは、巫女さんが「ようこそお参りくださいました」と言いながら手渡してくれます。私の運勢は「末吉」。こういうのもあるのですね。それによると、私は「思い込みが激しく」「自分を客観的に見つめ直」す必要があるのだそうです。「フ〜ン、そんなもんかね」というのが私の第一印象。

なぜ神田明神に行ったかという理由ですが、正直に書いてしまいしょう。あるとき、ある噺家さんが、あそこでは美味い甘酒が飲めると話したことを思い出したからです。もちろん、忘れずに飲んできました。美味しかったこと! 初詣には、こうした楽しみもあってほしいものですね。

池袋パルコの山野楽器、閉店まぢか!!

正月はめでたいのですが、だからいいことばかりあるかというと、残念ながらそういうわけにはいきません。新聞報道などによれば、CD全体の売上げが落ちているらしいですが、もともとクラシックは少数派。以前クラシックのCDを扱っていた池袋のヴァージンは、すでにクラシックCDを扱わなくなりました。

今回の話は、池袋パルコの6階に入っている山野楽器(全体がCD売場)です。数年前に5階から移転し、売場面積も拡大されたのでした。私は、もっぱらクラシックの売場に通っていましたが、ここはスタッフの皆さんが、顧客の話を丁寧に聞き、質の高い応対をしてくれるショップだと感じていました。それに輸入盤の価格設定も良心的だと思ってもいました。それが、この1月31日をもって閉店するとの知らせが届いたのです。12月下旬のことでした。現在、在庫品の割引セールをやっていて、私も行ってきましたが、ついに山野楽器もかという複雑な心持ちです。なお、池袋パルコ6階の山野楽器のあとには、オンステージ山野というのができ、ポッポスやロックなど旬のCDなどを扱っていくらしいです。いずれにしても、クラシックということばは見当たりません・・・。
寒さ対策

今シーズンの東京の冬は、けっこう寒く感じます。職場も、暖房が効くところとそうでないところがあり、閲覧室(のカウンター)で仕事をしているときは天国なのですが、事務室でパソコンに向かって仕事をしているときなどは、アイスリンクにいるのかと思うほどの寒さです。休み期間中、暖房を炊きませんからこうなるのでしょうね。私は、マフラーは外しますが、ハーフコートを着込んだまま防寒しています。同僚に聞くと、ホカロンの一種で衣類の上からペタッと貼る類のものを使って防寒している人が何人かいました。来年は、私もそうしようかと思います。その方が見た目もスマートですし肩凝りもしないでしょうからね。

電車の中や往来を歩いているときなど、風邪をひいている人が大勢見受けられます。早く風邪を治したいですね。防寒も大切なことだとあらためて思い知らされた今日この頃でした。


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