第144回 : 花粉症2002(その2)〜また来年!?(2002年4月18日)

今年は気候が変ですね。3月に桜が咲き、4月に夏日がやってくる。木々の若葉も、これまで4月の中下旬というと、小さめの葉が認められ、太陽光線が当たったときの薄い緑色がなんとも美しく感じられたものですが、ことしは形がやや大きく、肉厚で透き通るような薄緑の時期を早くも過ぎてしまったかなという気さえします。要するに、冬から春へ、そして春から初夏への移り変わりが早過ぎるのでしょう。こんな書き方をすると、綺麗なコトバでまとめたように思われるかもしれませんが、日本が亜熱帯になっちゃったのかな? 砂漠化が進んじゃうのだろうか? と、想像が勝手にひとり歩きしてしまいます。

さて毎年私を襲う花粉症ですが、いつもは5月の連休明けをまって一区切りとなるのです。それが、今年は様子が違いました。3月下旬にすごく楽になって、もうこれで終わりなのかなと思えるほどでしたが、4月に入って再び盛り返し(といっても、比較的楽な状態で)、ここ数日は本当(ええ、ホントーです)に楽になりました。

今年、新たに花粉症対策としてやったこと。

1)できるだけ、ヨーグルトを食べるようにした。
2)通勤の帰り、余分に歩くようにした。


昨年やったことも概ね続けましたが、自分の記録を細かくつけることはしませんでした。とはいえ、毎日を朝、日中、夜と分けて、それぞれのクシャミ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが「非常に重い(あるいは非常に多い)」か「重い(あるいは多い)」か「普通」かなどといった
自己観察はしていました(これは良かったと思っています、ハイ)。

3月末までの時期をまとめると、

1)モーニング・アタック(朝とくにひどく出るクシャミ)が例年になく軽かった。
2)鼻水をかむ回数は比較的多かったが、一度にかむのは少量のことが多かった。
3)目のかゆみは3月の症状のひどい時期には顕著だったが、その他はたいしたことなかった。
4)鼻づまりは、あまりなかった。

それで終わるかと思った私でしたが、なぜ4月にゆり戻しが来たのか考えてみました。そして東京都衛生局のHPを見て「ハハァ〜ン」と思い当たる節が見出せました。それは、4月の早い時期にスギの花粉症が減少傾向を示し、その代わりにスギを上回るヒノキの花粉が飛散し始めたのでした。医療機関でパッチ・テストはしてもらっていませんが、恐らく私はヒノキにも反応するのでしょう。ヒノキはスギと比べると軽い症状で済むから助かります。

たぶん、ヨーグルトも良かったのでしょう。それに消極的にならずに少し歩いたことも良かったのでしょう。でも、そうしたことに加えて余りにも早い季節の移り変わりも関係しているような気がしてならないのですが、どうなんでしょうね?????

というわけで、当初は3〜4回は書くであろうと予想していた「花粉症2002」、今年はこれまでとさせていただきます。それでは、また来年(・・・ン??)。


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