第123回 : 身辺雑記〜2001年10月のメモ(2001年11月1日)

10月がスタートした1日の朝、私が若い頃とてもお世話になった方からの手紙が職場に届いていました。用件は肉筆で書かれていて、文字を見るだけで懐かしい思いに駆られました。拙HPにある昭和戦中期の音楽雑誌の記事索引を某誌に掲載しないかというお誘いで、せっかくの機会ですのでお受けすることにしました。具体的には来年の春ごろ、お知らせできるだろうと思います。何かわくわくした気持ちで始まった10月ですが、同じ日、帰宅してから古今亭志ん朝師の死去を知りました。私は志ん朝さんの実演をたいして聞いておらず、「野ざらし」「搗米屋幸兵衛」「お見立て」くらいなものです。しかし、よどみない口調で語られる噺は単に面白いだけでなく、品格をあわせ持ち、また聞きたいと思わせる咄家さんでした。とりわけ2年半ほど前に聞いた「お見立て」は、忘れられません。

10月6日、土曜日。その日の夕方、私は池袋にいましたが、ポケットラジオを聞きながらそわそわしていました。実は私、ヤクルト・ファンなのです。この日、ヤクルトはリーグ優勝をやっとの思いで決めました。若松監督の「ファンの皆さん、あのー、おめでとうございます」という名文句(?)にはずっこけましたが、大喜びしたのは言うまでもありません。今シーズンのプロ野球が始まって暫くの間は、セ・リーグの優勝は読売巨人軍がぶっちぎりで決めてしまうのではないかと思えるほどでした。ところが、梅雨の頃からでしたか、なんとなく、ホントになんとなくですが、わがヤクルトにも目があるぞと思えてきました。藤井、前田、入来、今シーズンが始まる前にこれらの選手の大活躍を予想した野球評論家はいませんでした(だいたい、某球団の出身者が多いギョーカイでは無理なのかもしれませんけれどね、エヘヘ)し、大方は4位だの5位だのといった順位予想が多かったですよね。しかも、8月の宮本選手や古田捕手のけがも大きな不安材料でした。そんなこんなを乗り越えての優勝ですからね、わがことのように嬉しかったです。日本シリーズも制して、今シーズンは言うことありません。

10月下旬になって、万歩計を購入しました。実は、ここ数年、体重が増加の一途をたどっているため「ヤバイぞ」という気がしてきて、数年前に壊して以来ごぶさたしていた万歩計を再び買おうという決断をしたのです。買ったのはオムロン社の製品で、歩いた歩数や歩いて消費したカロリーが表示され、しかもそれらのデータが7日分記憶されます。時間も設定しますので、夜の0時を回ると自動的に表示がゼロになる仕掛けを持った優れものです。驚いたことに、この会社では減量へ向けてのアドヴァイスを無料で行なうHPを用意していたことです(この会社の製品を買った人に限られるみたいです。それとすべての機種に対応しているかどうかは?。興味のある方は店で確認してくださいね)。会員登録をすると、生活習慣その他に関するヒアリングをインターネット上で行ない、それに答えていくのです。少しずつ答えて送信すると、その分に対してすばやく回答が送られてきます。それらを読みながら、また次の質問に答えるという作業を何度も繰り返します。12週間にわたってアドヴァイスを貰えるようです。私は、1日に10000歩あるくこと、1日40分以上歩くこと、間食を制限すること、飲んだ後ラーメンやお茶漬けを食べないこと、フライなどの油ものを週4回までに留めることを目標に掲げ、3ヶ月で一定キロ数減量する目標を立てたのでした。

1日に10000歩あるくのって、私の場合は、ある程度意識的にやらないとできないですね。帰り、電車を途中で降りて一駅歩く、そういうことをするのです。目的があると、けっこう楽しくできるものだということを体感している毎日です。この件は、うまくいったかどうか、そのうちに書きたいなと思っていますが、できることなら満面笑みを浮かべてPCに向かいたいものです。


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