第90回 : コンビニに本が届いた!!(2000年11月28日)

さいきん、私は書店に足を運ぶ機会が減りました。仮に行っても、比較的短時間で出て来てしまいます。仕事が忙しくなったのか、ほかに遊びが増えたのか、そのあたりは自分でもよく解かりません(??)。でも、インターネットに向かう時間が長くなったわけですし、いくつかのオンライン書店のサイトを覗いてみました。先月のことです。無料で会員登録をすると使えるようになるオンライン書店が多いようですが、一部には有料の書店もありました。次には、その書店が取り扱っている図書の検索や、在庫状況の表示などが気になりました。しかし、何といっても一番気になったのは、支払方法でした。クレジット・カードだけのところはパスし、現金払いか郵便局や銀行からの振込みができることろがないか? と探していきました。そんな時、あることを思い出しました。セブン−イレブンに本を届けてくれるオンライン書店というのがあった筈です。

というわけで探したのが、イー・ショッピング・ブックスeS! Books というところでした。誤解のないように申し添えますが、この書店を使おうと思った一番の動機は、あくまでセブン−イレブンで現金払いができるという私にとっての利点を生かせるからです。世の中、たくさんのオンライン書店が存在します。自分でいろいろ確かめてみたい人は、たとえば、学芸出版社のホームページから「本・雑誌を探す」に繋ぐなどして、検討なさってはいかがでしょうか?

私がイー・ショッピング・ブックス(eS! Books)に登録したのは、2000年10月18日夜。ほどなく、先方から「イー・ショッピング会員登録」という件名のメールが届きました(良し良し)。翌日、再度このサイトにつなぎ、図書を検索。取り寄せまでに10日から14日ほど時間がかかるらしい、1冊の図書を注文しました。その際、私は、自宅から徒歩約10分圏内にある3軒のセブン−イレブンの中から、もっとも近い店を図書の受取場所に指定しました。かくして無事注文を終えました。すると、「[お取り寄せ]ご注文確認のお知らせ」という確認メールが送られてきたのです。似通った書名の本と間違えて注文しなかったか、または知らない間に誰かが勝手に注文していないか(あってはいけないことですが)、といったチェック機能も果たしますので、これはどのオンライン書店でも常識になっているようです。

10月21日の午前0時を少し回った頃、「[お取り寄せ]お手配状況のお知らせ」というメールが届きました。夜中にもかかわらず商品の在庫確認が取れたという内容です。正直言って驚きました。10月28日、「店舗到着予定日のお知らせ」メールが来ました。私は、払込依頼票をWeb上の画面からプリントアウトしました。バーコードも印刷されるのですが、私のインクジェット・プリンターではバーコードの縦線が揺れて印字されています。案の定、店のバーコード・リーダーでは読めませんでしたが、そこは対応する番号が印刷されますので心配いりません。10月30日、私はおでんの香りが漂うセブン−イレブンに立ち寄り、伝票にサインし、代金を払って、書籍の包みを抱えて帰りました。これなら帰宅時間が遅くなっても、ちょっと立ち寄ればよいのですから便利です。そのうちに、またこのサービスを使ってしまいそうな気がしています。


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