第87回 : 再会の宴(2000年11月12日)

きのうの晩、中学の同期会がありました。

実は、きのうは仕事で、午後5時〜7時に行なわれる同期会に行くのはきびしく、参加を諦めかけていました。ところが、2〜3週間前、幹事の一人U君が「都合は、どう?」と電話をくれたのです。わけを話すと「二次会という手もあるよ」ということになり、私は「うん、行く!!」と二つ返事で答えたのでした。こういう幹事さんのおかげで、ほかにも何人か参加者が増えたらしいです。ありがたい気配りです (~o~)

仕事を終えた私は、いそいそと池袋の会場に向かいました。U君の携帯の番号を聞いていましたから、会場の近くに着いた時点で電話を入れました。予定の終了時刻に近かったのですが、「まだやってますから、来てください」。約10年前に同窓生の集いというのに出席したことがありますが、中学を卒業してから32年、初の再会という人もいました。懐かしい顔もたくさんいれば、顔と名前が一致しない人もけっこういるんです。ともあれ、二次会は座席が固定でしたから、立食形式のこの場所で、多くの人たちと話せて、ラッキーでした。

二次会、三次会と人数が減ってゆくのは自然の成り行きですね。しかし、二次会のみに参加した人もいましたし、場所を練馬区田柄に移動して行なった三次会にやっと来られた人すらいました。「田柄」ってご存知ない人も多いでしょうが、練馬区光が丘の隣町といえば、少しは分っていただけるでしょうか? 人数は減っても、会話の内容は薄くなりませんからね、久しぶりということも手伝って、三次会までいました。お開きになったのは、日付をまたいで、今日の午前2時30分ころだったでしょうか?

私は、この年代(40歳台後半)になって、昔の仲間に会いたいという気持ちが強く働くようになりました。もちろん、30余年という時間は、皆をおじさんとおばさんに変えたわけですが、これは誰しも避けて通れないこと。でも、不思議と新鮮な心持ちで帰ってくることができました。中年になると、日常の忙しさも増すと同時に、ストレスなども抱え込むものです。そんなこんなを、同じ中学校でいっしょに過ごした仲間が会って話していると、共感を覚える話ができたり、勇気が湧いてきたりするからです。

年齢を重ねていくのが、前よりも貴重なことに思えてきました。


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