第73回 : PHSの購入(2000年6月12日)

私が自宅でインターネットに手を染めて、1年半ほどが過ぎました。はじめのうちは、プロバイダの料金システムも比較的安価なコースを選択し、NTTのタイムプラスという料金制度を使って、月15時間程度使っていました。しかし、そのうちこれでは物足りなくなってきました。そうこうするうちに、プロバイダの料金システムが長時間使ってもさほど負担にならないコースを新設したり、NTTがi・アイプランなるものを発表しました。私は、ほとんど迷わずこの新しい組合わせでインターネットを使ってきました。この段階で、そう、月に35時間ほどを自宅で使うようになりました。それでもなお、物足りなさを感じるようになったのが最近です。

まず、もっと長い時間を自由に、それも比較的安価に使いたいと強く感じるようになりました。以前は、なんと大げさなと思っていた考え方、つまり「インターネットは本来、24時間つなぎ放題で使えるくらいでないと」という考え方に知らず知らずの間に近づいてきました。パソコンで文章を書くときに、インターネットにつないでおいて必要なときに参照する、これが今では不充分にしかできません。もうひとつ、職場と自宅以外で、つまり外出中にノートパソコンを持ち運んでいるときに、インターネットにつなぎたいという欲求が高まってきました。でもこちらは、多くても月に数度といったところでしょうか。

そこで二つのことを考えました。
一つは、さいきんNTTがはじめたIP接続サービスの導入です。24時間つなぎっぱなしにしても一ヵ月に4500円という固定料金で利用できます。もちろん、24時間つなぎっぱなしにはしません。電気代のムダになるだけですから。とても人気が高く、これから申し込むと一ヵ月以上待たされるとNTTから連絡が来たりします。前向きに検討しています。もう一つは、携帯電話あるいはPHSをもつことでした。そうしないと、外出先でインターネットを使うことが難しいですから。

まず一つを実行に移しました。そうです、先週の土曜日にPHSを購入しました。衝動買いではありませんでしたよ。1週間ほど数種類のカタログに目を通し、いろいろ比較し、結局DDIのエッジ(商品名はHにテンテンが付いていて、PHSの端子とノートパソコンのUSB端子をつないでやればモバイルもOKというスグレモノです)を選びました。数年前と違って、PHSって性能がうんと上がったんですね。少数派というのが、ちょっと心配の種ではありますが・・・。

カタログをもらった日に簡単な説明を受けてカタログを読みましたから、購入した日は、質問もあらかじめ用意していきました。若い説明員の女性が、自分のPHSを取り出し、メールはこんなふうなんですよ(なんと自分宛のメールを実例に!!!)といった懇切丁寧かつ熱心な説明を聞き、納得がいったところで機種選び。それから手続きをとってもらいました。場所は、池袋東口駅前のさくらや。手続き完了から製品引渡しまで30〜40分の時間が必要でしたが、慌てることはありません。土曜の午後です。この店の裏手には、学生時代から時々立ち寄る喫茶店があります。場所をそこへ移して、ケーキセット(!!)を頼み、コーヒーを飲んで時を過ごしました。そう、忘れずにUSB対応のデータ通信ケーブルもゲットして、今度は祝杯を挙げて帰りました。

購入した動機は以上のとおりなのですが、やはり、まず電話として使い始めました。ノートパソコンといっしょに使うのは、近いうちに(楽しみですね)。ただ、職場が図書館で館内では携帯電話やPHSの電源を切ってくださいとお願いしているので、事務室ならいざしらず、カウンタで待ち受けモードにしておくことはできません。バイブレーションにしておけばよいかというと、これもけっこうメカ音が出るんですね。こんなわけで限られた利用だとは思うのですが、とうとう、ピッチ所有者の仲間入りしちゃいました。少々照れくさいような、嬉しいような気分です。

時あたかも梅雨ですね。ここで一句(!?)
      ♪〜ピッチピッチ、チャップチャップ、ランランラン〜♪
・・・・・・では、また m(__)m


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