第49回 : 首相官邸のホームページ(1999年11月7日)

きょうは少々疲れが出て、たっぷりと昼寝などして家でゆっくりしていました。
夕方近くになってから、古いノートをひっぱりだして、『音楽之友』記事一覧(昭和戦中期分のみ)のデータを入力しました。入力はつい2、3日前に始めたばかりですが、きょうは集中力が長く続かず、適当なところで切り上げてしまいました。この記事一覧は、1941年12月から1943年10月までが採録範囲となりますが、半年分くらいできたら、このホームページのコンテンツに加えましょう。

その後、ふと思いついたのが、首相官邸のホームページです。
実は、先月の23日、「どーも、オブチ@官邸です」という朝日新聞に載った記事を思い出したからです。早速インターネットで覗いてみることにしました。

首相官邸
http://www.kantei.go.jp
小渕首相ご本人のプロフィールは、生い立ち、青年時代の特に海外を歩き回った経験談など、けっこう要領良くまとめて、宣伝してあります。趣味についても充分にスペースを裂いていて、面識がある何人かの文化人にも寄稿してもらっているのですから、驚きました。件の新聞記事には、芸人で大川興業総裁の大川豊さんが、青年時代の首相が海外を歩き回ったときに、当時は面識もない竹下登元首相の紹介状を偽造して各国の大使館を尋ねたエピソードなんか、ぜひ入れて欲しいと書いておられるのですが、その点は「改善」されていませんでした。

首相官邸のヴァーチャル・ツアーなるものも試しました。画面にチケットが映し出されて、良く見ると「大人500円 子供200円」と読めるのにはシラけました。ただに決まってますよね、こんなモン。

首相は変わっても首相官邸は変わらずということで、やはりデータや資料を集めた箇所こそ一番の売り(こちらから言えば「買い」)でしょう。
私が入っている労働組合で、ときどき関係する各種の統計や資料を見たいというときがあります。その中には、官庁が出しているものも多く含まれるのですが、これまでは新聞や白書などを手分けして当たったことなどもありました。しかし「官報資料版」あたりを開いてみると、家計収支、毎勤統計、労働力調査などなど参考になりそうな資料名が見当たります。経営者サイドなら、こうした資料を完璧に集めて理解しているのは当然のことに違いありませんが、私たちにしてみれば仕事以外の時間を使って、情報収集は短時間に済ませたいものです。そんなときに役立ちそうで、きょう一番の収穫でした\(~o~)/

そうそう、さきほど登場していただいた大川豊さんは、音声流さなくてもいいから24時間首相官邸を写し続けるのはどうか、と提案しています。自自公の党首が会談しているところなど、読唇術を習ってでも見るとおっしゃるのです。
いい考えだと思います。ぜひ実現させたいですね。


トップページへ
コーヒーブレイクへ
前のページへ
次のページへ