第27回 : インターネット情報源の有効性(1999年8月8日)

先月『インターネット「超」活用法』を読んで、ホームページ「野口悠紀雄Online」の"インターネット情報源"には重宝しています。生活情報にあたる「手紙」「郵便」「交通」「地図」等々は、なかなかのすぐれものがそれぞれ何種類も"インターネット情報源"に見出せるからです。これが検索エンジンでは、同じ天気情報ひとつをとっても、旅行先(出張先でもいい)の普通の天気予報を見たいとき、そこから先、必要があって防災気象情報を見たいときなど、そのたびに検索しなくてはなりません。すぐにサイトを切り替えて使えるというのが、インターネット情報源の存在理由といえるでしょう。このように、私も公私両面で使い始めたのですが、自分にとって必要なものは野口氏より、もっと少なく絞り込んでいいかなと思い始めています。

この1ヶ月近く野口Onlineのインターネット情報源から生活実用情報を使ってみての感想ですが、私だったらどこまで絞れるかも含めて、もう少し具体的に書いてみましょう。

<電話と手紙>
私にとって欲しいのは、手紙の方で、とりわけ
You Net
新郵便番号情報
電話の情報で強いてあげれば、
Telephone Dictionary
ただ、これは私が東京都在住だからで、内容は東京23区の区役所、保健所、税務署、清掃事務局、都税事務局、法務局の電話番号がわかるものです。
<交通情報>
Jorudan 乗り換え案内
時刻表リンク
首都圏電車時刻表
自動車を頻繁に使って遠出する人や、仕事や帰省で飛行機をよく使う人は、それ用のサイトもありますが、私にとっては省略可能なので…
<天気予報>
CWW Cyber Weather World
野口氏の紹介にもある通りシンプルで実用的なのが気に入りました。
防災気象情報サービス
大雨、大雪、台風等々の防災情報を知りたいときは存外多いものだと思いませんか?
<地図>
MAPION
Map Fan Web
以上2種類が、国内の地図でとりあえず欲しいもの。なお私にとっては、さほど縁のない外国の地図は
Excite Travel
があればいい、と近頃まで思っていました。

そこへ、この夏訪米するというTさんが、こんな海外地図のサイトをみつけたと教えてくれました。見ると、野口Onlineには含まれていないようなのですが、これもいいなと思いましたのでチョットご紹介しましょう。

URLは
http://www.mapblast.com/mblast/mAdr.mb

Street address type
US Address
US Street Address
62 oriole street
City and Stete or Zip Code
west roxbury

とそれぞれ入力します。地図が現れます。地図の縮尺レベルを1にすると、ストリート名までハッキリわかります。

いずれにせよ、個人のインターネット情報源を作って自分のホームページに載せるとか、ホームページを持っていない人でも自作のインターネットのポータルページにしちゃうとか、いいかもしれませんよね。


トップページへ
コーヒーブレイクへ
前のページへ
次のページへ