原文
"Nothing very dreadful. I was just trying to write out some of my
thoughts, as Professor Hamilton advised me, but I couldn't get them to
please me. They seem so still and foolish directly they're written down
on white paper with black ink. Fancies are like shadows . . . you can't
cage them, they're such wayward, dancing things. But perhaps I'll learn
the secret some day if I keep on trying. I haven't a great many spare
moments, you know. By the time I finish correcting school exercises and
compositions, I don't always feel like writing any of my own."
"You are getting on splendidly in school, Anne. All the children like you," said Gilbert, sitting down on the stone step.
語彙など
- dreadful:ひどい
- still:ひっそりしている,黙っている
- foolish:ばかばかしい
- directly:そのまま
- write down:書き留める
- fancy:空想
- cage:かごに入れる
- wayward:気まぐれな
- spare moment:余分な時間
- composition:作文
- feel like:〜したい気分である
- get on:うまくいく,成功する
- splendidly:立派に
- stone step:石段
「たいしたことはないわ。ハミルトン教授がアドバイスしてくれたように、ただ思い付いたことを書き記そうとしただけ。でも気に入るように書けなかったのよ。動きもなく馬鹿げていて、白い紙に黒いインクでそのまま書いたみたい。空想って影のようなもの……かごに閉じ込めておくことはできないわ、気まぐれで動き回るものなの。でも書き続けていればいつの日か秘訣を知る事ができるわね。それに割ける時間はあまりないのは知ってるでしょう。学校での課題や作文を直し終えるころにはいつも自分の文章を書き気がなくなってるわ」
「アン、君は学校で実にうまくやってるよ。子どもたちはみんなアンのことが好きだ」と、石段に座りながらギルバートが言った。
「たいしたことはないわ。ハミルトン教授がアドバイスしてくれたように、ただ思い付いたことを書き記そうとしただけ。でも気に入るように書けなかったのよ。動きもなく馬鹿げていて、白い紙に黒いインクでそのまま書いたみたい。空想って影のようなもの……かごに閉じ込めておくことはできないわ、気まぐれで動き回るものなの。でも書き続けていればいつの日か秘訣を知る事ができるわね。それに割ける時間はあまりないのは知ってるでしょう。学校での課題や作文を直し終えるころにはいつも自分の文章を書き気がなくなってるわ」
「アン、君は学校で実にうまくやってるよ。子どもたちはみんなアンのことが好きだ」と、石段に座りながらギルバートが言った。