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2003/2/12(水)  実際のところ、どのくらいNクラスにエントラントが集まるのかなってのが一番の心配事ですね。

 何かあるたびにNクラスに参加する人が居るかどうか聞いてますが、昨年終盤にはお世辞にも多いとは言えない感じでしたが、次第にNクラス参加の声を聞く様になり、関東レベルのN4に関しては、私の知る範囲でも15名〜20名は居るので、実は案外集まるのかな、という気もしています。

どうせ出るなら、それなりに台数が集まってくれないと面白くないですからねぇ。
2003/2/19(水)  さて、今年はどのシリーズをメインに追うかが問題です。
 勝てる勝てないはおいといて、さすがに県シリーズは自主規制ということで参加はやめようと思います。となると関東レベルのシリーズがターゲットとなります。今年はJAF関東戦、JMRCチャンピオン戦、JMRCミドル戦、の3つのタイトルがあるようですが、よくその意味を理解できていません。何がどう違ってなんのためにあるのかが分かりませんが、スケジュールを見ると、JAF関東戦とJMRCチャンピオン戦は各2戦づつを除き同一イベントとなっています。ということは、大別するとJAF関東か、JMRCミドルに分けられる感じですね。

 参加するシリーズを決めるには、自分に合ったレベルかどうかというのが一番なのですが、今年に限っては台数が集まるのかどうかや、Nスペックとなった場合の自分の車の戦闘力などがかなり大きな判断材料でもあります。

 さすがに自分のレベルから考えてJAF関東戦は無謀でしょう。やはりJMRCミドルあたりがチャレンジングな目標としては適当なレベルにある気がします。
 ここで問題となるのが、レギュレーションの大幅な変更によりクラス設定が大きく変わることによる影響です。私の参戦予定クラスはN4クラスとなります。では、果たしてミドル戦のN4クラスは台数が集まるのだろうか?何しろ、JMRC戦では現行のA車両がそのまま走れるBクラスに台数が集まるとの大方の予想ですからね。確かJMRC戦は2台以上の参加でクラスが成立すると記憶していますが、さすがに5台以下とかで争っても面白くないでしょう。
 となるとSAクラスが設定されるとは言え、恐らくNクラスがメインとなるであろうJAF関東戦の方がN4クラス参加を考えた場合、台数が集まって楽しいかもしれない。でも、今の腕でJAF関東で勝負ができるとは思えないですからねぇ。いやぁ、弱りました。
 また、今年からはエボ8や新型インプレッサが実戦投入される点も見逃せません。果たしてデビューから5年目になろうというエボ6のNスペックで勝負になるのか。これまた全く勝負にならないとなると、それこそJAF関東なんてもってのほかだし、その一方で軽さを生かしてそこそこ勝負になるようなら修行の意味でJAF関東ってのも面白い選択になるかもしれない。

 ま、いろいろ考えどころはありますが、考えてもしょうがない事ですし、いろいろ多くの点が変わってどうせ見えないことが多いなら当たって砕けても気が楽なJAF関東をメインに考えてみようかと思っています。
2003/3/4(火)  あたふたしている間に、2003JMRC神奈川ジムカーナシリーズ第1戦が終了しました。気になっていたエントリー台数は、なんと108台。昨年後半のエントリー台数が50台前後だったことを考えると、まずは昨年の活動が実を結んだと判断できる数字じゃないかと思っています。注目を集めつつあることは確かなようですので、エントラントが定着してくれるようにみんなでがんばらないといけませんね。

 その神奈川シリーズ第1戦ですが、僭越ながら試走という形でお手伝いをさせてもらいました。実は私にとっては試走というのは初めての経験で、正直な話、かなーり嬉しかったりしています。ありがとうございました。
 とは言うものの、受けるからにはそれなりの走りをしなくてはいけません。エントラントが大騒ぎの神奈川じゃなおさらです(笑)。しかし、今年のシーズンインは3月以降と考えてのんびりしていたため、車の方がまだきちんとした体制になっていないのが事実だったりします。今の体制で試走らしい走りができるのか?真剣に考えましたが、少し前に走った浅間台の感触やタイム比較などから、現状のセットでもドライであればそれなりに走れるという目算のもと、試走を受けることにしました。
 ところが、週間予報では日曜は雨。おまけに私は超がつくほどの雨男(涙)。どうしてくれようか散々悩んでしまいました。しかし、どうしたことでしょう、神奈川のエントラントの願いが通じたのか、なんとか日曜日はドライで走れることに。しかし、気をよくして迎えた当日の路面温度は終日10〜12℃という極寒状態。果たしてこの路面で、なんとかできるのだろうか・・・。

 そんなわけで、あわただしく走った完熟走行前の試走タイムは、46'7くらい。えー、N4クラスに負けてます(やば)。冷えた路面に消極的になってミスしたセクションがあるので、そのあたりを考慮して第1ヒート前の試走ではなんとか45'8とタイムアップ。N4、B3にはぎりぎり負けていませんが、第二ヒートはやばい感じ。お昼の完熟歩行もほとんど時間が取れませんでしたが、気になるセクションの攻略を決め、かなり真剣に第二ヒート前の試走にトライ。その結果、もう少しタイムアップして45'5と、結果的にN4、B3に負けずに済みました。ほっ。
 不思議なのは、B3にも負けなかったことかな。相模湖ならではの結果でしょうが、これは自分にとってかなり自信になりました。今年N車両化とともに足回りの変更を行いましたが、パワーダウン分を新しい足回りが補って、実質的なタイムは昨年までの自分のA車より上がっているとも判断できるような結果でした。3速まで入るようなコースではまた違うとは思いますが、これで048を履いたら、そこそこ走れる気がしますね。
 いやぁ、それにしても、試走って緊張しますねぇ。特に相模湖は上からコースを見下ろせるようになっていて、観客が見やすい会場ってこともありますが、走っているときにエントラントが目に入って余計力が入ってしまいました(笑)。メンタル面を鍛える良い練習になりますです、はい。
2003/3/8(土)  メインで追うのはとりあえずJAF関東ジムカーナ選手権、いわゆる地区戦にするってことで気持ちは固まったのですが、折角の機会ですからトップイベントを見ておくのもいいかなと思っています。そう、いわゆる全日本選手権ってやつですね。
 地区戦参戦ですら身の程知らずであることは分かっていますので、ましてや全日本選手権なんて身分不相応極まりないイベントであることは重々承知の上です。

 こんなことを考えた発端は、折角無理して戻したN車両のメリットは全日本選手権に出られることじゃないかと思ったから。それなりの痛みを被ってN車両に戻したわけですから、多少面白いことがあってもいいかなってわけ。
 単にそれだけじゃ出ようとは思わないんだけど、N車両という規定では、これまでのA車両規定に比べて車の差が小さくなると思えることも大きいです。どれだけ違ってたのかは分からないけど、A車両規定では全日本レベルの車だと自分の車とは雲泥の差でもあったわけ。もちろんN車両になったって、ワークス体制の車や本気の車と比べりゃ差が無いとは言えないでしょうが、その差は確実に小さくなることが期待できますよね。
 さらに、某モータースポーツ誌に書かれていましたが、某タイヤメーカーのサポートドライバーが市販タイヤで出ることをほのめかす発言をしていたことも見逃せません。明確には書かれていませんが、行間から推測するに、おそらくそういう動きがあると容易に想像ができます。もちろん、全メーカーが足並みを揃えるかとか、実際ふたを開けてみたらどうなっているかは分かりませんが、実現すればこれは大きいですよね。
 車両規定と使用タイヤの動きで、道具の差が大幅に狭まったことが、全日本戦参戦を決断した理由ですね。もちろん、腕が違いますから上位に入れる可能性など微塵もありませんが、全日本との純粋な腕の差を測る良いチャンスになると思うわけです。
2003/3/10(月)  1月中に頼んでおいた全日本選手権第1戦の特別規則書とエントリー用紙が1月末に届きました。

 そうそう、全日本選手権第1戦のエントリーを決めるもう一つの判断材料がありました。エントリー費用です。
 通常、全日本選手権のエントリー費用は、3.5〜5.0万円くらいでしょうか?それに土曜日の練習走行が含まれていたり別料金だったりします。当然遠征になる場合は宿泊費とそれなりの交通費がかかります。こう考えると、宿泊費とエントリーだけで、5〜6万円はかかってしまうわけです。お高いですねぇ。
 ですが、事前情報で、今回の第1戦は随分とお得な設定になっていると聞いていたのです。

 早速封書を開封してみると、事前情報通り、なかなかにしてお得なようです。
 具体的には、エントリーフィーと土曜日の公開練習がセットで4万円。これには土曜の晩のウェルカムパーティー2名分が含まれています。宿泊費は土曜のみあのツインリンク内のホテルツインリンクがツインで5250円と破格の値段。となると、45,250円で土曜練習、宿泊、本番エントリーフィーがまかなえるわけです。
 通常宿泊に1万円くらい、前日練習に1万円くらいかかるものですから、実質25,000円で全日本戦にエントリーできる計算になるわけ。本来あのホテルは1泊20000円ほどですから、15,000円で参加できると考えることもできたりして。宿泊があのホテルツインリンクとなりゃ、監督の懐も緩むに違いありません(笑)。

 ってなわけで、このお買い得感がエントリーを決断させたのも事実だったりします。
2003/3/11(火)  N車両化に必要な最後の手続きとなる、構造変更検査を受けてきました。車検はあと11ヶ月残ってるんですけどね、仕方ありません。重量税11ヶ月分を捨て、自賠責保険に多少割高で入り、トータル2万円程のロスで車検を取り直してきました。
 2名乗車から5名乗車への構造変更だったのですが、これと言って難しいところは無かったかな。検査表の書式が違うのと、申請書の書式が異なるので、書き方で悩むところはあったり、軽いトラブルはあったけど・・・。

 検査ラインは、最近どこの陸事にもあるであろうユーザー車検用の最新型ラインではなくて、新規登録用の古めのラインに並ばされました。10年近く前初めて受けたユーザー車検の頃を思い出させられました。ちょっとラインがアナログチックでわかりづらいのと、このラインに並ぶのはプロばかりのためかラインを通している人の動きがやたらテキパキしてるのと、ライン上に係員が居ないのが心配だったのもあり、ラインに入る前の外観検査の時点で素人具合をアピールするような発言をしたりして助けを求めるそぶりを見せましたが、一向にお構いもせず「はい、じゃ、ライン通して」と係員は去っていきました。ま、落ち着いて通せば大丈夫でしょう。半クラッチワークを駆使して(?)サイドスリップを極微低速で通過し、今度はブレーキングテクニックを駆使して(どんな?)前後のブレーキテストをクリア。そして、今度はアクセルワークの見せ所(おい)スピードメーターチェックでボタンをもってクラッチをつないで見ると、何か感触がおかしい???一瞬「おやっ?」と思ったけど、「ま、いっか」ってことで、そろそろと加速を始めると、車がうにょうにょうにょ、と左にずれ始め、ローラーから落っこちてしまいました(焦)。その一瞬の間に、デフが片効きしてるのか?なんて、いろんなことを考えて、状況を確認しようとしたら、係員がすっとんできました。「あぁ、これフルタイム四駆だよねぇ、ここじゃ測れないんだよ」だって。先に言ってよねぇ。その後、一か八かで光軸チェックにパスし、排ガスもOK。そして、普段の継続検査には無い、重量測定を行って、下回り検査をして終了。無事検査を終了できました。
 検査ラインを通した後の申請書には、変更箇所だけ書けばいいらしい、すなわち乗車定員や車両重量に関する欄だけ記入すればいいらしいのですが、ご丁寧に住所から車名、車体形状まで、すべて記号まで調べて書き込んだら、受付で「あぁ、これねぇ、変更箇所だけ書けばいいから」と苦笑いされながら、ぜーんぶ消されちゃいました(笑)。それと、重量税は、検査を通して重量を確認してから払った方が良いみたいですね。構造変更によって区分が変わると値段も変わりますから。
 それ以外にも、自賠責保険の満期日について代書屋のおばちゃんとしばらく話し込んじゃいました。今まで2004年2月29日満期だったものを、13ヶ月延長したかったのですが、はて、その場合の期日は2005年の3月29日になるの?ということで。

 そんなわけで、いつもよりも少し長めに時間がかかりましたが、1時間強で手続きを終了。晴れてN車両化が終了したのでした。
2003/3/13(木)  無事、全日本第1戦の受理書が届きました。ゼッケンは58。N4クラスでは6番目の走行。うーん、全日本初参加時のファーストゼッケンから比べるとちょっと気が楽かな。エントリーリストが同封されていましたが、前半の10台近くは割となじみのある選手が多くて安心しました。お祭り気分で楽しんでこようと思います。
 さて、金曜日から会場入りすることは難しいので、本番1週間前に開催されたスポーツ走行に参加してきました。当然、全日本参戦をにらんだドライバーらが参加しており、全日本レベルの練習会となったのは言うまでもありません。N4クラス参加者もエボ8が2台、エボ6が私を含め3台エントリーしています。また、昔地区戦時代にお世話になったA4ドラが2人、そのままSC車両化して参加していました。これは参考になりますね。
 残念ながら、練習タイヤを買える程の財力はありませんので、例によっていつものタイヤで走行し、コース設定が変わった午後一発目だけ、本番で使うかもしれないタイヤを使ってみました。038じゃタイム比較してもしょうがないですから、コースの広さと距離感を確かめることに集中して走行を重ねましたが、そこそこタイムも出ていたようで、トップタイムを出していたエボ8の超有名ドライバーからは約1.2秒落ち、エボ6勢からは0.3〜0.6秒落ちで走っていた様子。午後一発目のタイムで言えば、N4トップから0.3秒落ちの2番手、B,SC,D車両を入れても6〜7番手くらいで走っていたようなので、意外と悪くないタイムが出ていたみたいです。
 それにしても、足がいい。乗ってて楽しいんです。インフィールドのセクションなんか、A車時代より確実に速い気がするほど。ま、コースの距離感も少しつかめたし、割とリズム良く元気に走れた気がするので、早めに片づけをしてもてぎを後にしました。この日の路面温度は12〜16℃くらいがメインで、午後2〜3本目は瞬間的に20℃以上まで上がっていたようです。

どうです?この強そうな車→
スタックしても安心ですね(笑)
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last modified : 13/Mar/03
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