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日付内容
2003/1/3(金)  忙しさにかまけて更新を怠っていましたが、久しぶりにこのセクションに手をつける気がしますね。

 とにかく忙しくてゆっくり自分の形振りを考えている余裕がなかったのですが、ここへきてようやく現状と先のことを考えはじめています。

 2002シーズンは、リハビリを兼ねて神奈川県シリーズをメインにスポット参戦を繰り返してきました。そんな中で、腕は確実に落ちていることを認識させられました。道具的にも満足のいく状態ではなかったことも確かです。特に明確に結果を追い求めているわけでもありませんでた。しかし、それ以前の問題で勝負になっていなかったことも確かです。もう無理して戦わないほうが楽なのかもしれない。そう思うこともありました。
 しかし、正直な気持ち、このままでは引けません。確かに今は県戦で勝てないのが現状かもしれない。でもここで引いたらと思うと、無性に悔しいんです。

 幸いにして、今年からはジムカーナの規定が大きく変わります。これを否定する意見も多く出ているようですが、私の場合はこの規定変更のおかげで2003年度も走る決意ができたとも言えます。

 ということで、生活環境も変わり、昔走っていたようなレベルまでは戻れないかもしれませんが、もう少しだけ、少なくとも今年1年は、がんばってみようかと思っています。
2003/1/4(土)  本年度は、車両乗り換えなしにN4クラスでの参戦を予定しています。1年間の熟成のためか、今となってはA4車両としても見劣りする改造レベルとなってしまった私のエボ6ですが、定期オーバーホールのついでにNクラスに戻ってしまうほどあっけないレベルなんです。こうなると、エンジンも開けなくて良かったし、クラッチもシングル、軽量化部品も使ってない、過給もあげていない、といったほんとはお金がなくてできなかったことが功を奏しているようです。
 ま、それなりにN車両化に伴って出費もありますが、割と痛みの少ない方じゃないかと思っています。それほど違和感なくN車両化できるというのがNクラス参戦理由の一つですね。
2003/1/6(月)  A車両規定に合わせて目一杯車を作ってしまった人ほど、Nクラス移行が難しいようですね。そういう現役ドライバーらの救済のために関東のJMRC戦ではBクラスが設定されるそうな。
 Bクラスの規定を正確に理解していないのですが、陸自の車検に通るレベルの車であればおおよそ走れるらしいですね。即ち、現行のA車両でそのまま走れことになるというわけ。これはなかなかおいしそうな話ではある。ハイパワー四駆と言えば、暴力的なパワーで豪快に振り回すことが楽しみの極みとも言えますからね。

 一方で、N車両化を施すと言うことは、いくら現行A車両のスペックと比べて見劣りするという私のエボ6でさえ、パワーダウンを余儀なくされることになるのです。タイヤも細いサイズのものしか履けなくなるし、ポテンシャルダウンのために出費を伴うことも事実だし。これはちょっとさみしいぞ。
 だったら、自分も、今のエボ6にコンピューターくらい変えて、Bクラスで戦うのも手じゃないかと一時期考えたのも事実でした。少なくとも今のままお金をかけなくても走れますしね。

 でも、それじゃストリートを走っているのと変わらないんじゃないか?というのが一番の疑問。イコールコンディションで腕を競えることがジムカーナの魅力だと思うのですが、どうでしょう、Bクラスはそれが期待できるのだろうか?と考えました。その結果、私には無理だという結論に至ったわけです。ライバルと同等レベルの車を作れるか、それを乗り越える強靭なモチベーションが維持できるならばアリだとも思うのですが、私にはどちらも無理でしょう。たとえそれらをクリアできたとしても、車の差が大きい中で勝っても負けても面白くないし。

 腕を競いたくてジムカーナをやってるわけですから、イコールコンディションで戦えることが私にとって最も重要なわけです。その一方で、運転する喜びとか刺激を味わえることももちろん重要。B車だと、片手落ちに感じるんです。でも、N車の場合、両方を満たしてくれそうだと期待しています。確かに、今ほどの速さや刺激は無いでしょうが、エボ3時代のA車に比べりゃ雲泥の差ですよ。

 上のドライバーは大変ですね、という声を聞きますが、僕らみたいに腕が無いドライバーほどNに行くべきじゃないかと思うんだけどなぁ。県戦レベルでBで走っても技術向上にはなかなか結びつかないよ。だって、腕が悪いんだか車が悪いんだか、わからないでしょ?

 だからやっぱりN車両。Nクラスでないとジムカーナをやる意味がないと思う点がNクラス参戦理由の二つ目。というか、これが最大の理由ですね
2003/1/7(火)  改造範囲が狭いNクラス。これはありがたいです。昨年までのAクラスはかなりの範囲まで手を入れられました。今年もAクラスが継続するなら、私はエボ6を降りていたかもしれません。それなりに戦える車を作るには、軽自動車が新車で買える金額じゃ済まないくらいの投資が必要になりそうな感じでしたから。さすがに所帯持ちのサラリーマンにはきついです。
 一方N車両ならば、圧倒的に車両製作のコストはかからない。タイヤに関するコストはほとんと変わらない点が痛いですが、だいぶマシでしょう。
 そんなわけで、戦うための車作りにお金がかからないこともNクラスを選んだ大きな理由です。
2003/1/9(木)  実は、1年間のブランクを機に、このシーズンオフに車を乗り換えようかと思ったのも事実でした。
 やっぱFRだよなぁ。だとしたら、FDか?S2000か?なーんて真剣に考えたりもしたのですが、こういうことを考えるとどうもエボ6を降りるのが惜しい。最大の理由は、エボ6を降りてしまったら2度と最前線で戦うことはできないだろうから。大体、四駆以外でジムカーナやったことありませんからね。別に最前線でカリカリやりたいという思いがある訳ではないのですが、もうちょっと勝負したいという気持ちがあるのも確か。世間ではFRに乗り換える人が目に付いてちょっとうらやましかったりするのですが、まだ戦えるであろうエボ6を何も今降りる必要は無いかな、と考えたのでした。

 だからと言って、以前のようなスタンスでやるつもりはありませんけどね。そこそこに走ってもそこそこのタイムが出る点は非常においしいわけで。
2003/1/10(金)  そんなことならいっそのこと、エボ8にでも乗り換えたらどうだろうかとも考えました。
 おおよそエボ6が取引されている程度の金額で売れたとして、エボ8を買って、N車両として製作したら、どんなもんだろうと。何度も何度も計算してみました。でも出てくる数字は一緒。30分で考えるのをやめました。
 ま、それだけのリスクを負っても、エボ8に圧倒的なアドバンテージがあるかどうかすら分かりませんからね。というより、あんまり速い車出さないで、三菱さんに富士重工さん(願)。
2003/1/11(土)  それと、競技規定が変わるために、A車両が売りづらくなるだろうという予想があったのもエボ6売却を躊躇した理由のひとつ。そりゃそうですよね、買う側にしてみれば何もこの先不透明なA車両を高値で買う理由はありませんからね。私だってもし購入するならN車両ベースとなる車を選びますから。となると、A車両の買い手は激減するだろうし、価格が落ちるのも明らかでしょう。
 幸いにして私の車はN車両に戻すことが出来ますから、だったらN車両に戻して、少し乗ってから売るかどうかを考えても遅くは無いと思ったのでした。

 さらに、であれば時間がたてばたつほどA車両は売りづらくなると予想されるわけです。だからこそ、残された道はNに戻すしかない、ということでもあります。
2003/1/14(火)  エボ6を売ることを考えたとかなんとか言ってますが、実はエボ6はとても気に入っています。なんつっても乗ってて楽しいし、きちんと作ってあげればタイムを出せる車にもなるし、荷物はたんまり載るし(笑)。普段乗らないから、競技に使っている割には状態は良い気もしますしね、私のエボ6って。今シーズンが始まって、N車両としてそこそこ戦えることがわかれば、しばらく乗り続けたいなとも思っています。
 意外かもしれませんが、一度作っちゃえばメンテ費用も2駆と変わらないしね。
2003/1/18(土)  でもね、JAFの規定変更に振り回されるのは嫌です。今回は、自分にとって好都合な変更でもあったわけで、まんまとそれに乗ることにしましたが、もう一度1998年のような変更があったら、いや、そこまで大きくなくても負担のかかる変更があったら、たぶん公認ジムカーナは休業せざるを得ないでしょう。いっぱいいっぱいのところでなんとかやりくりしているのが現状ですから。
 ルールを作る人も、イベントを主催する人も、現役で走ってくれていればギャップは生まれないと思うんですけどね。机上で物事を決めるからおかしなことになるんじゃないのかなぁ。
2003/1/23(木)  そんなわけで、N車両化へ向けたスペック変更を12月中旬に行ないました。
 私のエボ6においてN車両化に向けて必要な項目は、
1)ピロアッパーマウントのゴムアッパー化
2)サクション&インタークーラーパイプとフロントパイプ、マフラーのノーマル化
3)フロントストラットタワーバーのノーマル化
4)5名乗車化
5)フロントホイール&フロントタイヤサイズのダウン
 の5点になります。
 その一方で、長いことオーバーホールしていなかった各機能パーツの交換やオーバーホールを施すことになりました。メンテナンスショップへの依頼内容は、
a)サスペンション仕様変更
b)フロントデフ仕様変更
c)リアデフ仕様変更
d)クラッチオーバーホール
e)リアスタビ仕様変更
 の5点。見ての通り、足回りと駆動系は完全リニューアルです。その結果、オーバーホール作業の一環で上記1)〜3)の作業もやってもらえるため、余分な経費はかかりませんでした。従って、N車両化を施すというより、通常のオーバーホール作業を行なったに過ぎない印象ですね。
 果たしてどうなるのか・・・。
2003/1/27(月)  1週間後に車両の引き取り。
 エンジンルームを見ると、かなり泣けます(完全純正)。
 この時点で室内は2名乗車の内装レスのままですので、車内に乗った印象は変わりません。エンジンを掛けた感じも、実は私の社外マフラーはかなり静か目でしたので、あまり静かになったという印象はありませんでした。っていうか、言われても分からないくらい。
 動き出すと、クラッチのフィーリングがむちゃくちゃいい。実は、3万キロ使い続けたシングルクラッチを同じものに交換したに過ぎませんが、やはり新品は違うんですね。かなり乗りやすいです。
 そして、足の感触ですが、驚くほど乗り心地がいいです(感動)。アッパーマウントがゴム製になったことも大きいのでしょうが、やはり3年間交換しなかった足に比べると雲泥の差です。スペックも最新スペックになりましたしね。バネレートはフロントリアとも上がったため、ストローク時にバネの硬さを感じますが、段差を越える際に感じる初期の不快さは全くありません。
 今回は足に加え前後のデフのスペックも変えたのですが、町乗りで違和感を感じるほど別物の動きをします。一言で言えば、曲がらない。勝手に車が真っ直ぐ前へ前へと進んでいく感じです。うーん、こりゃ期待できそうだけど、ほんとにこんな車曲げられるのだろうかと、不安になるほど。ま、エボ8や新型インプを相手にするなら、このくらいじゃないとだめなんでしょうね。
 そして一番の心配どころ加速感ですが、例によって首都高料金所の立ち上がりで3速途中まで全開加速をしてみますが、やはり上が回らない感じです。4000rpmを超えて7000rpmまでは一気に回っていた暴力的なフィーリングが消え、ちょっとふんづまった様な吹け上がり方になりました。一方で、相対的な感覚からかもしれませんが4000rpm以下はむしろトルクアップしたような印象。加速性能が落ちているのは確かでしょうが、心配していたほど悪くはないかも、というのが正直な印象です。
 また、ちょっと感動したのは、エンジンフィールの素直さでしょうか。競技中もそうですが、アクセルを全閉にせずちょっとだけ戻すシーンが多くあると思うのですが、そういう時のエンジンの動きがスムースなんですね、ノーマルって。今まで、息つきとまではいかないまでも、ほんの少しラグがあったことに、ノーマルに戻して初めて気づきました。これはかなり気持ちいいですよ。

 そんなわけで、機能パーツのノーマル化を終えた時点で、悪くなった点はやはり加速感。これがどれだけタイムに効くか分かりませんが、刺激がなくなった点も寂しいところですね。
 一方で、良くなった点は乗り心地。そして、足とデフのスペック変更による動きはうまく使いこなせればタイムアップできる武器になりそうな予感。また、低速トルク感が出たのはかなり良いかも。そして、エンジンフィールの素直さも、タイムに影響しないかもしれませんが、ちょっとうれしい点ですね。
2003/2/2(日)  年内に一度感触をつかみたい思いがあって、週末を利用して内装やらシート、シートベルト等の取り付けを行いました。きちんと元に戻るのか不安ではありましたが、取り外したまんま保管しておいた純正部品類を引っ張り出して、取り付け作業にかかります。
 まずは後部座席のシートベルトから。部品をあてがいながら取り付け状態を思い出しながら、30分ほどで取り付けを完了。意外と簡単でした。
 引き続き、内装の取り付け。フロントシートを2脚とも外し、紛失していたパッキンなどは予め発注してあったのでそれをとりつけ、カーペットを敷いてみます。丸めてあったので、変な形になっていますが、ボディ形状に合わせて伸ばすに従いカーペットらしくなってきました。取り付けには意外といろんなところを外す必要があったりして、手間取りましたが、フロントシートの取り付けまで含めて、おおよそ1時間強で作業を終了。
 あとはリアのシート取り付けです。これは簡単。背もたれと座面部の取り付けで約15分。
 まだ車検を取っていないのでリアシートに人を乗せることはできませんが、恐ろしいくらい普通の車になってしまいました。

 この状態で動かしてみると、感動するほど静かです。良くなった乗り心地のせいもあり、とても競技車両だとは思えない状態。室内に入るだけで暖かみを感じるし。なんつっても内装なしの車は寒かったから。これは冬場はかなり暖かいし、夏場も期待できそうです。
 これまでの状態だと、普段乗りたいとも思いませんでしたが、Nスペックなら普段乗るのも全く苦にならない気がします。さて、これでスペック的には今年のN規定に沿った形になりました。早く走らせてみたいものです。
2003/2/6(木)  年の瀬も押し迫った12月27日。仕事納めに当たるこの日ですが、早めに車の動きを知っておきたかったもので今年度3日目となる有給休暇を取得して、極寒の浅間台スポーツランドでNスペックシェイクダウンを行うことにしました。極端に路面温度が低いのでシーズン中とはだいぶ条件が異なると思いますが、おおよその車の動きを知るには問題ではないでしょう。そのためにも走りなれた浅間台であることは重要なのです。

 天気は良さそうなので、どれだけ笑えるのか監督も同行してくれましたが、この日はとにかく風が強かった。寒くて10分も外で立ってられないくらい(涙)。路面温度は水溜りが凍ったまま溶けない程の極寒状態から始まり、13時頃は日差しがあったせいか温度を感じる程度まで上がりましたが、風のせいかすぐに冷え冷え路面へ。
 タイヤは、その辺で拾ってきたようなホイール(8J/7.5J)に前後235/45-17のA038SLコンパウンド。5部山くらいかな。まんまNクラスに参加できる状態です。え?タイヤがしょぼいって?そう思うんだけどね、今はこれしか無いのよ。昨年の経験によると、048と1.5〜2秒は差があるみたいですが、車の動きや運ちゃんの操作を素直に出してくれるタイヤですから、それはそれでよいでしょう。この日はタイムを狙いにいくわけではありませんから。

 タイヤのエアは、この路温にして高すぎるかと思いながらもいつもの通り2.5/2.7で。ショックはまずは2/2で行ってみることに。コースは2002ASLフリー走行コース兼スピマイアタックコースです。ゆるゆるとスタートして、3速へあげて、ちょっとGをかけながら軽くブレーキを入れた瞬間、車は反転し白煙とともに土手まで一直線。久しぶりに感じました、038の怖さ。いやぁ、挙動早かったなぁ。テールが流れるのを感じた瞬間車は後ろを向いて車の周りは白煙だらけ。全力でブレーキを踏むしかできなかった(怖)。気を取り直してオンコースし、一通り走ってゴール。最初のスピンは怖かったけど、その後は意外といい感じで車が動いてくれたみたい。ちょっと怖かったのが3速全開からの強めのブレーキングの時。ブレーキがスコーっと入っちゃう感じで止まれないかと思った。おそらくマスターシリンダーストッパー(付きのタワーバー)を外したせいでしょう。でも、効かないわけじゃなくて、フィーリングの問題だから、慣れちゃえば問題ない様子。2本目からは全く気にならなかったし。
 タイヤの状態が良いうちに、もう一本行ってみると、これが結構いい感じなんです。048ですらふらふらとしていたこれまでの車の動きとは打って変わってかなり安定して車が動いてくれる。ターンの立ち上がりも前に進むようになって、半クラッチやアクセルコントロールをかなり神経質に行う必要があった以前の状態と比べると、とても038で走っているとは思えないほど。街乗りで感じた低速トルク感はジムカーナ走行でも感じられ、ターンセクションで旋回に入ってからはむしろ楽になった気がします。一方の直線区間は、さすがにちょっとだるいですね。2速が吹けきるタイミングが少し遅いので、シフトアップをワンテンポ待つようなイメージです。ただ、比較すればというレベルで、そんなに遅くは感じないし、慣れちゃえば気にならないレベル。2速で踏みなおす区間とかも、それほど違和感が無い。あとは、ゴムアッパー化やリアシート、内装取り付けにより、これまでダイレクトに伝わってきた路面やタイヤの感触とか振動が無くなったため、刺激が若干薄れたところは不満かな。
 こんな感じでまず走った印象ですが、足とデフは顔がにやけるほどいいっ!!。加速感や刺激が多少薄れたのは確かですが、低速セクションはむしろ良い感じで、トータルタイムは上がっちゃうんじゃないの?というくらい違います。5名乗車化による車重増も私には全く感じられませんでした。
2003/2/7(金)  シェイクダウンの続き

 そして、折角なのでセッティングを変えてみることに。ショックを標準となる3/3へ変えて、いざオンコース。スタートして、3速へ上げてゆるくGを掛けてブレーキした瞬間。またもや大スピン。白煙と共に土手へまっしぐら。ダメです。危なすぎます、このタイヤ(涙)。1コーナーはGをかけてなんて曲がれません。そんなこんなで2本ほど走行してみましたが、この番手だと、車が曲がらない・・・・。038というタイヤをチョイスしているためフロントタイヤが食わな過ぎるせいかもしれないけどね。あとはサイドセクションがとたんに難しくなる。きちんとGを掛けていれば問題ないのですが、島周りでうまくGを掛け返せなかった時などは全くリアがロックしてくれないくらい。腕があれば良さそうですが、ラフな運転をする人にはちょっと難しいかも。俺だよ俺。
 引き続きショックを3/2へ。こうなるとよく分からない。リアの動きはスムースだけどフロントの鼻の入りが悪いせいか、ターンセクションはやはり正確さが要求される気がする。
 もう一度2/2に戻してみると、やはりこれが一番らくちん。ロールしやすいからでしょうね。ターンもかなりラフな姿勢からでも出来てしまう。初心者向け=自分向けかも。

 この車の性能を生かすには、限界の高そうな3/3で正確に走れることが要求される気がしますね。しばらく修行を積む必要がありそうです。ま、路温が上がり、タイヤを048にした場合はまた違うでしょうが、おおよそ車の動きも感じられたし、ショックを変えた場合の動きも感じられたのでこの日は良しとしましょう。
 残念ながらスタビに関しては、あまりにも寒くていじる気力が無かったので、春になったら試すことにします。
2003/2/9(日)  シェイクダウンのさらに続き

 コースも歩いてないし、タイムアタックするつもりは無かったのですが、このコースは2002スピマイアタックのコースらしいので、ちょっとタイム計測してみました。手計りなのと、ゴールはかなりのスピードで坂に突っ込んじゃうので車を労わって最後のスラロームはブレーキングしながらゴールってな感じですが、参考にはなるでしょう。

 セッティングは、2/2、3/3で試してみましたが、路面温度が刻々と変化していたので正確な比較は出来ませんでした。が、たぶん普通の路面温度ならば3/3の方がタイムは出そうです。極寒路面やウェットでは2/2くらいがいいかも。
 ちなみに、いずれのセットでも、ベストタイムは1'05"前半くらい。何度か同じようなタイムが出てますから、ま、そこそこ信頼できるでしょう。048換算で3秒台ってとこでしょうかね。これが速いのか遅いのかは、過去に自分でこのコースを走っていませんし、比較対象が無かったのでなんとも言えません(意味無いじゃん)。

 後で聞いたところだと、A4だと県戦レベルでも2秒台に入るとか・・・。うーむ、ちと差がでかい気がするけど、N車に戻した割には大した差ではないという気もするか?なんともいえませんね。
 参考タイムをご存知の方がいらっしゃったら、是非教えてください。私が落ち込むような情報は不要です(笑)。

 ま、走った感触や監督の目から見ても、動き自体は格段に良くなったようです。2000年状態のまんま走った2002シーズンの自身のA車両と比較した場合、パワーダウン分を足回りの改善で相殺し、むしろトータル的なポテンシャルは上がったとも感じられるほどです。シェイクダウンまでは少し心配でしたが、まずは一安心というところかな。
 あとは運ちゃんの腕次第(ってそれが一番問題・・・)。
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last modified : 9/Feb/03
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