チェスの本の部屋
その2


チェスマスターブックシリーズ

1.定跡と戦い方

特定のオープニングを深く勉強しようという人には不十分ですが、オープニングの名前と形ぐらいは知っておきたいという人にお勧め。43種類のオープニングの基本形と手順が解説されています。

2.勝ち方の基本戦術

序盤の1手1手についてやさしく解説してくれます。初級者が犯してしまう過ちをクイズ形式で正していくという手法でとても読みやすい。中川さん自身もFred Reinfeldのファンだそうで翻訳にやさしさが伝わってきます。

3.チェックメイトの手筋

やさしい問題が多いですが全て実戦からの題材で直感を養うにはいいかもしれません。私はこの本を原文でも読みました。

4.チェス次の1手

オープニングからエンディングまで230題とボリュームたっぷり。東さんは初心者向けとおっしゃていますがそんな気はしません。私にちょうどいいです。

5.やさしい実戦集

1冊で25局。アンデルセンのゲームもあれば中川さんや有田さんご本人のゲームもあってとてもおもしろいです。インターネットでがんがん棋譜をダウンロードするという人もただのコレクションで終わってしまっているのでは?この本でじっくり勉強してみたらどうでしょうか。

6.チェス小百科

チェスに関する世界中のできごとについて。6冊の中では付録のような感じだが40ページにわたる世界チャンピオンの紹介はチェスファンならばやはり読んでおくべきでしょう。


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