主催 中央線サイエンスカフェの会
第9回「サイエンスカフェon中央線」
1.日時 2011年12月3日(土)
14時~15時30分
2.場所 かふぇ LANVIN(らんばん) TEL(042)323-9910
国分寺駅下車2分 北口商店街 保科理容店2F(外階段)
3.テーマ 遺伝子組換え作物をもう一度考える
日本においては、未だに遺伝子組換え作物(GMO)は市民に受れ
入れられているとはいえない。その一方で、日本の輸入穀類の半
量は既にGMOとなっている。その結果、GMOなしでは日本の
畜産や食用油の供給は成り立たない状況にある。
国際的にはGMOは急激にその作付面積を増やしている。しかし、日本ではGMOに対する根強い不信感がある一方で多くの市民は有機食品やいわゆる「自然食品」に対して安心感を持っている。ヨーロッパで、有機栽培によるスプラウトが原因と考えられている腸管出血性大腸菌O104によって死者を含む罹患者が出たように、本当に有機食品は安心なのだろうか。
このサイエンスカフェでは、GMOの基本的な作製法と代表的なGMOの特性と共に、その安全性と安心について議論したい。また、その際、GMOとの比較で無農薬栽培や有機栽培やいわゆる「自然栽培」による食品が本当に安全であるのか、環境にとって本当に負荷が少ないのか、忌憚のない意見交換をしてみたい。
4.講師 東京農工大大学大学院准教授 農学博士 川合伸也氏
5.コーディネーター 読売新聞東京本社科学部次長 保坂直紀氏
6.参加者 ・一般市民 20名程度(申込先着順)
7.参加費 300円(外に喫茶代500円)
8.申込・お問合せ メール gb5y-ntt@jcom.home.ne.jp(新田恭隆)
サイエンスカフェon中央線は講演会ではありません。
中央線沿いの大学や研究機関の科学者と普通の市民が気楽な雰囲気の中で
先端科学について話し合う場です。
科学に関心をお持ちの方ならどなたでも(理系でも文系でも)大歓迎!です。