渡り鳥の山歩き 三段峡 Sandankyou / 帝釈峡 Taishakukyou

[広島] 三段峡
2006年5月13日(土)

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三段峡は、広島市の水源・太田川の上流部の柴木川にある長さ約16kmの峡谷だ。遊歩道が整備され、数々の滝や岩壁が織りなす景観を散策することができる。
三段峡には、新緑の5月、同僚のnaaさんの車で、niiさん、yooさんと4人で訪れた。三段峡への交通手段は、つい数年前にJR可部線・三段峡駅が廃止されたので、中国自動車道・戸河内ICを経由して車で行くことが主流になる。広島から1時間余のドライブの後、午前8時半、三段峡入口に車を止め、土産物屋が軒を連ねる前を通るが、観光客の姿がまばらだった。
ここから遊歩道に入り、滝や淵を見ながら歩く。三段滝という、落差30mにもなる滝が有名だ。猿飛は、高さ20mにもなる垂直の岩壁が幅数mの間隔でそびえ立っている所で、その隙間を渡船で抜けると奥に二段滝がある。昼食を含めおよそ5時間散策した後、出会橋から2時発の小型バスはほぼ満員で、途中深入山を経由して三段峡入口まで戻った。

三段峡入口 三段峡
三段峡入口 人もまばら 淵の様子
三段滝 猿飛 二段滝
三段滝 やや水量が少ない 猿飛 渡船で 二段滝で お疲れ気味?

(行程)
8:35三段峡入口→10:55葭ガ原11:40→12:05三段滝→12:40渡船で猿飛・二段滝13:10→13:35出会橋=14:00バス乗車⇒14:30三段峡入口


[広島] 帝釈峡
2006年11月4日(土)

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帝釈峡は、広島県北東部、帝釈川にある長さ約18kmの峡谷だ。中間部を県道が横切り、その上流部に遊歩道が整備され、下流部はダムにより神竜湖となって遊覧船が運行している。
帝釈峡には、紅葉の11月、同僚のnaaさん、yooさんと3人で訪れた。中国自動車道・東城ICで下り、地元に住む同僚のtaaさんと合流し、帝釈川のダムより下流部の、洞窟や垂直の河岸などの見所を案内してもらった。その後、naaさんの車を今日のゴール地点に置き、taaさんの車でスタート地点である上流部の遊歩道の起点まで運んでもらい、10時半頃、歩き始めた。紅葉シーズンということもあって、遊歩道はかなりの人出だ。白雲洞という鍾乳洞や、雄橋(おんばし)という、川の浸食でできたアーチ状の橋など、見所が多い。県道の赤い橋まで来ると観光客で大賑わいだ。ここから遊覧船が出るのだが、我々は2時にここを発ち、神竜湖の右岸の道を行き、ダムを目指す。
この区間は下帝釈峡と言い、上流部とは打って変わって静かなたたずまいだ。火の首とか、城後さんとか、謂われのありそうな地名が続き、民家が点在し、遙か下の湖面に遊覧船が小さく見える絶景ポイントもある。実はこのコースは、naaさんがWebで見つけてきたJL4GZDさんのホームページの解説(http://www.urban.ne.jp/home/jl4gzd/shimotaishakukyou.htm)どおりに歩いた。なお、この方のホームページは、広島県ほかの山を紹介し、沢山の写真のほか動画やメロディーもあり大変楽しいが、2002年で更新が止まっている。その後も元気でおられるのだろうか。やがてダムに着くと、ダムは最近改修され新しくなっている。両岸を高い山で囲まれ、ダムより下は白い垂直の絶壁だ。静かな湖面上を遊覧船が近づきUターンして行った。ここから少し道に迷いながら、4時半頃、ゴールのnaaさんの車にたどり着いた。

雄橋 上下で合成 県道と紅葉橋
雄橋 県道と紅葉橋の賑わい
神竜湖 神竜湖
神竜湖を見下ろす 地名の表示もしっかりと
神竜湖 下帝釈峡 帝釈峡
ダムの近くまで来て旋回する遊覧船 民家と紅葉

(行程)
10:40帝釈天永明寺→11:05白雲洞→11:35雄橋→11:50断魚渓→12:00マス養魚場12:50→13:50紅葉橋→下帝釈峡→15:10帝釈ダム→16:30八谷休憩地(駐車場所)

09/11/21 整理

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