もどる

不定期日記

まあそれが、人生というものなのかにー。

もどろうよ 以前の日記


H16. 8.30

 ごめんなさい

 アップが遅れてます。ちょっとオフが忙しいんです。
 まあ、それはそれとして。
 (今日は長いです。本気で長いので読まないヒトは逃げてね(笑))
 先日秋葉原に行って、久々にアニメイトとか回ったわけですよ(暇やないけ!)。
 いや、暇じゃないんですよ(言い訳)。
 ともかく、イベントがおひさになってる自分としては、ほとんどとらにも行かなかったんで。
 夏も冬も最近はタクシー参加(笑)だけなんだよなぁ。
 情報としては――某L学関係者から、
りみっとぶれいかーず!みたいな本があるという事から、参考文献として以前購入には来ていた。
 その時はまっすぐそれだけを目当てに行ったので、今日は落ち着いて見て回ろうかと。
 懐かしさにひかれてそう思ったわけですよ。

  東方98アレンジ

 元々音楽同人を買いあさっていた癖で、ふらりと音楽コーナーに立ち寄ったその瞬間。
 そのインパクトにとりあえず試聴機へ。
 ここで言う98は、PC-98系FM音源と言う意味らしい。
 とりあえず1曲目。
 赤より紅い夢――ギターの音というか、弦をはじく音はそれっぽい。
 即座に2曲目。ほおずきみたいに紅い魂――出だしがもう少し……。
 3曲目に入った途端、俺は購入を決意した。ドラムとスネアのFMらしさがポイントだった。
 それで変なスイッチが入ってしまったのでもうどうしようもなくなって、帰宅。
 あのまま同人屋にいたら買いあさっていたに違いない(汗)。
 で、帰宅して即連チャンで流しっぱなし。脳髄も流れっぱなし。
 まあFMっぽいってだけなので、多分MIDIだろうな。かなり近い音を選んでいるので感動ものだったが……CDに音源を明記していない……。
 と。元ネタを知らないで聞いていた(まて)ので、東方の元、上海アリスへ向かう。
 『東方紅魔郷』で一躍有名になったあのソフト制作屋だが、ここ、音楽も作成している。
 で。

  PMD

 何の事やら、判らないカモ知れない。俺も見ても判らなかった。
 実はPMD86と呼ばれている、98FM音源のデータのことで拡張子は.M。

 本家さんでもFMかよ!というか本物をおいてるぢゃんっ!

 でも聞けないしなぁ……と思っていたんですよはい。
 ソフトウェアFM音源をDLできる?!
 あのFM音源をWinで聞ける!?

なんですと!

 惜しむらくは、今手元にアンビヴァレンツとか聞きたいデータがないことか。
 でもとりあえず東方は全てDL。

  感涙。

 これだよ、このキンキン感。脳髄を刺激するような金属的電子的なこの音!
 残念なことに俺のボードでは透明な音質が出てこないのが非常に残念。
 まるで録音したFMを聞いているようなこの感触は、もどかしさはファルコムのCDを聞いているかのようで。
 判らないだろうなぁ、このFMに冒されたどうしようもない脳髄を刺激する鋭く抉るような快感は。
 古き良きFM音源、PCMが出てくるまで最高の音源として様々なゲームに搭載されていた。
 一時期のアーケードゲームも主流はこれ。PCMが出てからは衰退したが、メガドライブにはこれが乗っていた。
 メガCDをフルパワーで動かしたシルフィードではばりばり主流として使われていた音。
 Ys3ワンダラーズフロムイースもメインはこのFM音源で発声。
 音を聞くだけで、レトリックというよりもそのまま過去に遡ってしまうこの音。
 HM/HRより、俺はこの音でヘッドバンキングする。
 脳髄の隅々まで、突き刺さってくるような高音と硬質な弦擬きの音。
 ふざけたパイプオルガンに、舐めきったトランペットとトロンボーンの音。
 癖の強いスネアにドラム。
 この全てが、古いレトロな感じが、感動を誘う。もうだめだ。狂ってしまいそうだ。

 アリスソフトのOnly youとか、多分あの辺が最後か?
 好きなのはやっぱりアリスのアンビだし。アレはどれも最高だよ。
 リアルで聞けない時代が長かったせいで、この音は全て犯罪的に麻薬のようにキク。
 SSCも搭載してるから、再現できない古い音はない。
 ファミコンはこれ。FMが乗ったコンシューマはそれ以降になる。
 ゲームボーイや少し古い携帯もFMが搭載している(だから聞こうと思えば聞けるんだけどさぁ) 。
 あ、イース全曲聞きたい……。
 本当は、PCMのように本当の音を再現できる今の方がいい音なのだ。判ってる。
 でも、FM音源は忘れられない偽物の音なんだ。

 上海アリスのZUNさん!最高だ!万歳!マンセイ!これからも時代はMIDIではなく、FMだ!

 とか宣ってるのは俺ぐらいだろう。Amen。


H16. 8.29

 街を出歩くと

 休日というのは良い物だ。
 デパートとかで歩いていると必ずといって良いほど、子供が居る。
 ちょこちょこ走り回っていたりするんだ。
 ああいうのを平和に見ていると、時々思うことがある。
 アホ毛とか、縦ロールの存在を。
 これが実在するから、とんでもない。
 確かにみてみたかったりしたんだけどさ。
 縦ロールって、ただのスプリングなのね。
 アホ毛って、根本をくくってあるんだよね。本物は。
 だから本物は存在しないんだけど。

 ともかく、子供ってのを注視してると面白い。
 意外と業界でいう『ロリ』『ショタ』は、リアルとは違う。
 どの辺があんなロリキャラになったんだか……逆に思う。
 でも見てて、ぱたぱたと走る子供は嬉しそうで、なんだか羨ましい。
 結構身体の動きもままなってないというか、これから成長するからか、不器用に動くのよね。
 
 
 
 
 
 
 
 


H16. 8.26

 その時

 名も無き男が死んだ。
 死因は窒息。首吊り自殺だった。
 彼の身元ははっきりしなかった。
 死体は桜の木にぶらさがっていた。
 桜は風に揺れて花弁を散らせた。
 彼は桜にぶらさがっていた。
 だらりと全身の力を抜いて。
 ロープは麻でできていた。
 彼は絹の服を着込んでいた。
 彼は誰だか判らない。
 彼の身元は分からない。
 ただそこにぶらさがっていた。


H16. 8.23

 どれだけ嫌われてもいい

 そう思える程人を好きになれれば。

 あの時君と出会い
 あり得ない日常的な非日常が繰り返される。

「……おにいちゃん?」
                              宇津呂 円(うつろ まどか)
 そんなもの信じない。だって、おかしいじゃないの。

「判ったわ。私は――だったら、私は『妻』、あなたの姉になるわ」
                              昭島 圭子(あきしま けいこ)
 不自然でしっくりとなじむ日常、それが現実の崩壊。
 一度音を立てた生活に、今更戻れるはずはない。
 そんな簡単な事に気がつくこともなかったなんて。

「まどか――どこだっ」

 訪れるその日まで。

 彼は――神岡竜一は夢を見る。
 現実という日常の夢を。

「だからって、だからってどういう事なんだよ、俺は、俺は――っ」

 ウソ デモ イイカラ ソバニイテ
    ――家族 偽装――

 久々にこの手の予告を作ってみました。
 前ににゃるらと作った時以来だから、半年ぶりぐらいかな?
 でもにゃるに比べると、これは簡単に書けそうなのでやってみたかったり。
 とりあえず暇なしな日常を、こなしてからだけどね。


H16. 8.19

 

 死とは停止
 生命という一つの自然現象が停止すること

 記号が失われて
 生命から――ぬけがらにかわるだけのこと
 生命とは死へ繋がる階段を登り続けること
 老化とはただひたすらの生命の現象のこと

 意志とは生命に生まれる一つの道標のこと
 意思とは生命が刻み込む身体の躍動のこと
 精神とは、言葉という論理で武装すること

 それが世界なら
 意味とは生命に与えられる小さな世界のこと
 価値とは生命が刻み込む世界への傷跡のこと
 存在とは生命がこの世界に与える影響のこと

 では停止は何か
 停止とは消失、何もかもを失ってしまうこと

 停まることはできない 赦されない
 たとえそれがどれだけ――無意味なことでも
 たとえばそれがいかにも無価値な存在でも
 一度動き始めた物を停止させることは
 世界の変容をひとつ又失う事になるのだから

 意志も意思も精神も
 意味も価値も存在も

 ぽん、と。
 初めからなかったことになるのだから


H16. 8.18

 久々のげーむれびう。

 最近駄文ばかりで、トップに項目増やしてなかったんだけど。
 今回は、暇もないのに『forest』をプレイ。
 ライアーソフトですな。相変わらず。
 今回も星空めておさんの脚本ということで(総監督も)、想像通りの出来。
 システムは既に作り込まれたライアーのいつもの奴で、短く切り刻んだチャプターを用意しており、それを選択肢という形で繋いでいく。
 キャノンボールのような一部ランダム発生を含む、膨大な物ではなくてむしろ腐り姫以下。
 カレンダーの一週間おきにイベントが並んでいて、すっ飛ばせば二度と見れない。
 ん、そう言う意味ではラブネゴに似てる。
 曲。今回はイメージからか、少し落ち着いた感じのアコースティックな曲が多い。
 On the bridgeやバッグバイパーみたいに少し早い奴でも、受ける印象は『閑か』。
 現代劇調というか、オペラというか、物語世界中でも普通に話すのではなくてリズミカルに切った部分もある。
 結構これが耳に残るので、私としては好印象。
 他にも、初めて見たんだが、表示されている文字と声が『別』。
 場合によっては聞こえる声に対する掛け合いが文字だったり、クリックすると文字で答えが返ってきたり。
 他にも、歌を歌ってたり。これはむしろBGMの印象を受けるか?
 なので、システム的に惜しいのは『自動送り』モードがないことかなぁ。
 クリックすると声は切れるし、文字なら切れ目が判るが……声だけで聞こえてくるとどうしようもないしな。
 シナリオ。
 これは好き嫌いを激しく選ぶタイプで、一言で言えばファンタジー。装飾するならエブリデイマジックに巻き込まれるタイプのファンタジー。
 いきなり核心に触れたようで、さらにその先に進むというちょっと新たな展開?
 他にも、ラストでの主人公の語りなどはちょっとぞくぞくしたけど。
 選択肢が結構厄介で、シナリオの前後に脈絡がなかったり。
 見てる人間を混乱させることで、選択肢を誤魔化しているというか……慣れないと結構きついし諄い。
 黛のシナリオも……なぁ。ちょっと気にはなるんだが、まあいいや。
 まあ、プレイ時間は短めで、20時間コンプでした。
 絵柄も癖があるものの、ライアーらしくポップだと思います。
 後は声。んー。……どっかで聞いたことがあるんだけどなぁ………


H16. 8.17

 今更ながら、牛丼戦争

 ひとりぼっちの牛丼戦争。まて。
 ※国産牛肉が使えなくなったので、現在では豚肉をつかうところもちらほら。
 経営のやばい吉野屋とか、すきやとか、あれ。
 で、今まで色々回って調べた結論を少し語ろうかと思う。
 と言うのも、今日行ったSUKIYA(すきや新店舗版)を見て少々感じるとこがあったからだ。
 吉野屋。無理矢理味付けたぶたどんは、まあさほど悪くはないと思う。
 結構不評だが……牛丼と比べちゃ駄目でしょ。他新メニューは不評でも仕方がないかも。
 安くないしね。
 松屋。謎の牛丼復活事件とか、牛丼以外のメニューの豊富さで今のところ経営を維持しているのか?
 確かに牛丼よりも他のメニューの方が旨い。俺はハンバーグシチュー定食が好きだった。
 らんぷ亭。そもそもオーストラリアビーフが安定供給され、未だに変わらぬ経営を続ける唯一の店舗。
 まあ店が少ないしなぁ。秋葉で行ったことがあるが、良くも悪くもない。
 すきや。ここはとんどんと発音するが、結局は豚。
 これが意外と味の変化のない、というか牛で有る必要があるのか?と思ったぐらい違和感がなかった。
 とどめが、ごまだれ。
 この期に及んでさらに新メニューを追加という攻勢に出ている姿勢が気に入った。
 まあ、牛丼はメインでありながら色んなメニューで支えてきてる松屋・すきや系列っていうのはしぶといね。
 で、すきやでごまだれハーブチーズ豚丼を戴いたわけだ。試しにな。
 豚丼に、チーズとかハーブとかかかっている上にさらにごまだれだ。
 こってり甘いぞ。はっきり言って、口の中でもたれる甘さだと思っていた。
 チーズのこってり感に、ごまだれの甘みが意外と合うんだが、普通には濃い味付け。
 そこで、取りあえず定番の紅生姜と七味をぶっかけてみた。
 意外とさっぱりと、合うのだこれが。
 今だからこそ、なのか。それともそう言う社訓なのか。
 俺はすきやに注目したい。


H16. 8.15

 結局ね

 今日、帰ってきました。
 コミケが終わってから、うちの奴を拾いにいって。
 今日はもうつかれたからアップだけして寝ます。はい。


H16. 8.11

 何だかね。

 結局。一週間肉体労働で今日はお休み(笑)。
 つか。

  本日は再び高速道路ではっぴーはっぴー(泣)。

 やすんでないぢゃん!

 まあそれはともかく。
 実はですね。北九州は大分県国東郡に長崎鼻というキャンプ場が存在します。
 その周辺に『ストーンサークル』があるという情報を道路上で発見して、探しに行きました。

 途中で案内の看板が消えやがった。

 こ、これはストーンサークルの罠か!
 いや、逆に向かうとありました(笑)。
 猪群山山頂です。判るヒトはさがしにいってみまう。
 かなり大きいもので、人為的な物と言っても遺跡に近い雰囲気があります。
 中央の巨石には注連縄とかがあって、それらしい感じが。
 夏だったので草だらけかというとそうではなく、結構綺麗に刈り倒されていました。

 まるで英国のストーンヘンジのようで!

 NWネタはともかく。
 人為的に岩を運んだんだろうけど、標高450m近くある、急な山の頂上です。
 祭祀遺跡だと言われて(まあ注連縄もあるしね)いるが。
 一体どうしてわざわざこんな位置にこんなものを作ったのかは総てが謎に包まれています。
 俺、初めてこういった(本格的なオカルト系遺跡)のを見たと感激していたんだが。

 ↑小学生の授業でつかわれてるのかよ!
 興ざめしました(笑)
 でも最近の子供って、友里奈とか亜里砂とか、祐衣とか名前が凝ってるなぁ。
 脳内でぎゃーぎゃー騒いでる子供の姿が見えましたよ。ええ。


H16. 8. 6

 一路田舎へ。

 いなかですよいなか。
 昔住んでた関西も、きんきのおまけと呼ばわれるようなところなので田舎にはあれるぎぃはないんですが。

 H゛が通らない。

 ゲゲェー!孔明!
 ようするに既に携帯で接続するすべを捨てた私にとっては厳しい環境でして(笑)。
 ネット環境から隔離されてるんですよこの時期は。
 隣町の隣町まで行ってつなぎましたよアナタ(大笑)。

 今回北九州には、誰もいなくなった母方の祖母の家を修繕と、法事と法律関係諸々のため。
 夜は暇なんだけど……。
 大惨事になった山陽道を使って、車で帰ってきた訳ですが。まあ一人では厳しいッス。
 で、コパイロットにうちの父親を起用(笑)した訳で御座います。
 私のページをひいきにしている方々なら、私の乗っている車の正体を良くご存じかと。
 以前に
父親の正体については語ったんだが。
「馬鹿みたいにトルク有るし、充分乗りやすいっしょ?」
「……いや、これは普通乗りにくいだろ」
 エンジンについて音だけで理解する彼は、乗りながら逐一確認している。
 御陰で何も言っていないのに、大改造車である事がばればれである。
 それはいい。んだが。
「シフトアップが遅い。フライホイルから駆動系が軽いから、エンジン回転数が完全に落ち込んでる!」
「……普通の車はこんなに早くないぞ」
「アクセルふかしすぎ!ブレーキも踏むな!あくまでペダルから帰ってくる反力を元に押すだけなの!」
「普通の車はクラッチだって奥で切れるぞ。アクセルも、しっかり踏まないと反応が鈍いし」
 はたと気づいた。
「…………やっぱり乗りにくいか」
「そりゃそうだろ」
 チューニングを極めていくと、細かいペダルの反力までを車の挙動に捉えられるようにしてしまう。
 シフトチェンジは早ければ早いほうが良いし、そうできるようにしてしまう。
 気がつくとレースマシン並の性能を手に入れると同時に、『改造』内容を知らないととんでもないことになるのだ。
 普通の車は鈍い。その代わりそのマージンを、万人向けの操作にできるように合わせているのだ。
 その点、改造車というのは鋭さと脆さを兼ね備え、下手な人間が改造車に乗るということは「壊す」に匹敵することなんだと思った。
 なんだか、チューニングカーってのは『扱いの難しい美人』のような繊細さが有るんだなぁと(笑)