5/28
      今月の「JAFMATE」の特集に、クルマでトラブルを起こした人の言い訳集がありました。
        面白おかしく書いてはいますが、いかにも実際に使われそうな言い訳もありなんだかあまり笑えませんでした。
        
        例えば、上り坂で前車に続いて停止した際、そのクルマが少しずつずり下がってきてぶつかって、その時のドライバーのせりふが「ちゃんと車間距離とってよ」。
        
        なんかありそうですよね。「あなたがもっとちゃんと車間距離をとっていればぶつかる前に私は気付いたはずよ」とか「それよりどうして私が下がってきたのにクラクションちゃんと鳴らさないのよ。こういう時の為にクラクションてあるんじゃないの」とか言う人は絶対いそうな気がします。
        なんか一瞬「そうかな」と思ってしまいそうなところが怖いです。
        
        
        実は私、以前これと同じ状況になったことがあります。
        ごつんとぶつかってクルマを降りてきた50過ぎぐらいのおばさん。自分と私のクルマのバンパーをちらっと見て、そのまま気まずそうに笑ったまま私の方を見ながら一言も発しません。
        その表情を見て、私はすぐに彼女が何を考えているのかが分かりました。彼女は心の中で確かにこう言っていました(ほんとかよ)。
        「お互いのバンパーにキズもつかなかったようだし、これぐらいの事でいちいち騒がないで今日のところは見逃して」。
        
        笑ったままのおばさんと私とのあいだで見つめ合ったまま沈黙の時間が続き、その後私の方が根負けした形で「いいよ、もう」とだけ言いました。
        その言葉を聞いたおばさん、私に対して「ごめんなさい」の一言も発することなく自分のクルマに乗り込んで、そのまま発進したのです。
        
        あとから考えて、もう少し何かしら言いようがあっただろうと、自分の情けなさが悔やまれる出来事でした。
        
        
        あぁ、カッコワリィ。書かなきゃよかった。
        余計な事を思い出して今日もまた悔しいのでR。
      
       5/24
      ちょっと悔しいのでR。
        
        「JAFMATE」の危険予知の問題、今月はずしました。
        届いてから結構日にちがたつのでネタばれで書きますが、中央分離帯の暗がりから歩行者が飛び出してくるなんて予想できませんでした。
        
        回答に、写真をよく見れば人の姿があるとか書いてましたけど、確かによーく見ればなんとなくそれらしきものが・・・。
        
        問題の写真の中に「コンビニ」「歩道橋」「路上駐車しているクルマ」の3つが写っている事に気付いた時点で歩行者の登場を予測できなくちゃダメなのよ、という天の声が今確かに私の斜め上の方から聞こえてきています。
        
        全くその通りですね。自分の頭の中の「危険予知パターン」にしっかりと付け加えて今後の運転に役立てたいと思います、ハイ。
        
        
        ところで今月号の中で一番怖かった写真はなんでしょう。私が一番怖かったのは、「出番」を待つ人体ダミーがソファーに一列に並んで座っている写真でした。
        
        本当に怖かったのでR。 
      5/22
      ブックマークしていた柳原三佳さん(ジャーナリスト。交通事故関連の著書多数。)のサイトを何気なく見ていた時、そこの掲示板の中に「今回の詐欺事件に関しては〜」という柳原さんご本人の書き込みを見つけました。
        
        何事かと思い読んでみたところ、「交通事故科学分析の専門家」として事故の被害者の側に立っていくつもの裁判に関わっていたある人が、経歴を偽ったうえで実際にかかった何倍もの分析費用を請求するなどして、複数の被害者から多額の「報酬」を受け取っていたという事件があったのだそうです。
        
        柳原さんご自身がこの人を信用して複数の交通事故被害者に「専門家」として紹介していたという事実もあり、とても大きな責任を感じておられるようです。
        
        
        「週刊朝日」の 5/25 号に柳原さん執筆の記事が載っているということでさっそく買って読んでみましたが、警察の捜査や保険会社の判定に納得できずに最後に頼ってきた被害者から更に追い討ちをかけるようにしてお金を騙し取るなど本当に許せない行為です。
        
        「社会的正義感」など殆ど持ち合わせていない私ですが、この事件はとても他人事とは思えませんでした。
        警視庁が詐欺の疑いで告訴したという事ですので、今後の展開を見守りたいと思います。 
      5/19
      今日は朝から雨がしとしと降り続いてどんよりした空模様でしたが、昨日まではけっこう好天が続いていたんです。
        
        運転しながら「まだ夏でもないのにエアコンなんかつけてたまるか」とか、訳わかんない意地を張って窓を全開にしていたら、いきなり小さな虫が飛び込んできて私の頬にバチッとぶつかったんです。
        
        「わっ!」と声が出て、おもわずハンドルをほんの僅かですけど右だか左だかどっちかにきってしまい、危険と言う程ではなかったですが、一瞬ヒヤリとしました。
        
        
        で、これで思い出した事があります。
        数年前、私の元上司の娘さんが免許を取ってまだ間もない頃に交通事故を起こしたのですが、その原因になったのが、窓から入ってきた蜂だったんです。
        
        その蜂がよりによって彼女のスカートの中に入ってしまい、その瞬間彼女はパニックになって夢中でその蜂を追い払おうとして数秒間運転を忘れ、そのままガードレールに激突したのだそうです。
        
        ケガ自体はそうたいしたことはなかったそうですが、彼女が体験した恐怖は相当なものだったと思います。
        
        
        新聞等の交通事故欄で、その原因として「○○さんがハンドル操作を誤ったため」とだけ書かれているものをよく目にしますが、その話しを聞いてからというもの、この言葉の中に、それこそ事故の数だけいろいろな事情があったのだろうなぁと、なんだかしみじみ思うようになったのでした。
        
        
        窓から蜂が。その時、あなたならどうする(どうなる)??? 
      5/16
      某総合ショッピングセンター正面入り口前に設置してある障害者用駐車スペースに一台のワゴン車がスーッと滑り込むようにして停まりました。
        
        あー、またいつもの光景と思っていたら、助手席側のドアと左のスライドドアから小学生から幼稚園児ぐらいまでの3人の子供がバラバラと降りてきて、それに続いてお父さんとお母さんがそれぞれしっかり自分の足で降り立ち、家族5人仲良く揃って店の中に入っていきました。
        
        自分の子供を乗せていても気にせずこういう停め方ができるのだから、もとより後ろめたさのかけらもないのでしょう(お父さんだけでなくお母さんも)。
        
        或いはまだ子供が小さいからどうせ何も分からないという気持ちなのかもしれませんが、やはり私は何かしらの形で子供の心に残る(蓄積される)物はあるような気がします。
        
        正直、自分のではなく他人の子供がどんな風に育とうが知ったこっちゃないのですが、やはり見ていてあまり気持ちの良いものではありませんでした。
        
        
        
        かくして「モラルの劣性遺伝」は途切れることなく親から子へ脈々と続いていくのでありました(なんじゃそりゃ)。 
      5/13
      好天の日の夕方。
        進行方向正面に丁度沈みかけの太陽があり、眩しくて前方がとても見にくくなってしまう事があります。
        数日前もそんな感じになって、目をしぱしぱさせながら信号の色を確認したりしていたのですが、そんな中、対向車の一台がヘッドライトを点けて走って来ました。
        
        夕方と言っても実質ほとんど昼間と変わらない明るさで、スモールランプを点けているクルマさえ一台もいなかったのでとても目立ちました。
        単なる消し忘れでない事は容易に想像がつきます。そのドライバーは、自分の姿が太陽の明るさにかき消されて見づらくなる事を考慮して意識的に点灯していたのでしょう。
        被視認性という観点から非常に有効な手段だと言えます。
        
        「太陽を背負ったら即点灯」。私自身なかなかタイミングを逸して実行できずにいるのですが、今度この状況になったら迷うことなく点灯したいと思います。 
      
      5/10 早朝
      「プロジェクトX」は毎回扱うテーマは違っても、いつも感動的な人間ドラマを見せてくれます。
        
        今回の「スバル360」の開発物語は、当時の町なかを実際に走っている映像が見れただけでワタクシ的にはほぼ満足だったのですが、開発責任者が完成までずっと苦労をかけた自分の家族をスバル360に乗せて旅行に出かけるラストシーンは本当に胸を打つものがありました。
        
        
        その開発責任者であった百瀬さんという方の現在の消息について番組内では触れられていなかったので番組終了後にネット上で調べてみたところ、平成9年に77歳でお亡くなりになっていたのですね。
        
        クルマ好きの人達の間では伝説的な人物だそうで、特に「スバリスト」の中で百瀬さんの名前を知らないともぐりとさえ言われる存在の方なのだそうです。
        心よりご冥福をお祈りいたします。
      
       5/6
      横浜 長岡 札幌 岩手 庄内 栃木 八戸 多摩 習志野 山形 宮城 相模 浜松 神戸 水戸 川崎 静岡 青森 大阪 長野 山梨 旭川
        
        5月4日の夕方、ふと思い立ってすれ違うクルマのナンバープレートの地名を書きとめてみたのですが、短時間(20〜30分ぐらい)でこれだけの地名を読み取る事ができました。
        
        東京あたりでは、様々な地域のクルマが入り乱れて走っているのは多分当たり前の事なのかもしれませんが、「田舎」の方で一度にこれだけの地域のナンバーを見れるのはやっぱりGWならではの特別な光景と言えます。
        
        せっかく書きとめたので、載せてみました。別に深い意味はないんです。
        
        大阪からだと片道何時間かかるのでしょう。本当にお疲れ様です。 
      5/5
      夜のニュース番組を見ていたら、Uターンラッシュで渋滞している高速道路を路肩走行しているクルマの、ヘリコプターを使った大掛かりな取締りの映像が流れていました。
        
        そのニュース映像の中で捕まっていたクルマは(放送局側の意図的な編集があったのかどうかは分かりませんが)本当に見事なぐらい、いわゆる「高級外車」ばかりでした。
        クルマがどんなに高級でも、乗っている人がこんな低級では、これはもう本当に可哀想です。クルマが。
        
        
        こうして警察に捕まったドライバーは「次の出口で降りるつもりだったので、今しがた路肩に出たところ」だと言い張るでしょう。
        しかし、何キロも前からずっと路肩を走り続けていた彼らの姿はしっかりヘリコプターによって確認されており、そんな言い逃れは通用しません。 
        
        
        急いでいるのは皆同じ。疲れているのもまた皆同じ。
        路肩を悠々と走り抜けていくクルマの後ろ姿をだまって見送るドライバーの気持ちなど、おそらく一生わかるまい。 
      5/3
      GWらしい光景と言えるのでしょう。
        今日は、交差点を直進しようとしていたクルマが、交差点のすぐ手前まで来てしまってから自分の今走っているレーンが左折専用レーンだという事に気付いて慌てて右ウィンカーを出したまま立ち往生してしまうという場面に3度ほど遭遇しました。
        
        立ち往生したクルマに進路を塞がれ、いつもだったらイラつくところなのに今日は全くそんな気持ちにはならず、むしろ直進車線を走っているクルマの方に対して「今日ぐらい譲ってやれよ」と言ってやりたい気持ちでした。
        
        お父さん、長距離運転ご苦労様です。 
      5/1
      GWいかがお過ごしでしょうか。
        例年の事ですが、道がよく分からないせいなのか変にのろのろと走り続けるクルマがいつも以上に多く見られます。
        ふらついたりもしてるので脇から追い抜く事もできず、しかたなくしばらくの間だまって後ろをついて行く事になって、なんだか変に疲れちゃうのでした。