2016年(1~12月)の変遷

月日 摘要 事業者名 種別 線名 区間 営業キロ
増減
旅客キロ
増減
 01/31 廃止 阪堺電気軌道 軌道 上町 住吉~住吉公園 △0.2 △0.2 2014/03/01ダイヤ改正で平日5往復、休日4往復のみに縮小。住吉公園は平日8時24分発が最終で、「日本一終電が早い駅」といわれた。老朽化で改修費用が多額に上ることから廃止
 02/28 廃止 西日本旅客鉄道 1種 東海道本 梅小路~丹波口 (△2.3) -- 旅客列車の定期運転はないうえ、2006/04のJR貨物・貨2種(営業キロ3.3km)廃止以降は貨物列車の運転もなし。将来的に営業線として活用する予定がなく、山陰本線・京都~丹波口間の新駅設置に支障を来すことから廃止に。JR西日本の1種区間としての営業キロ設定がないため、左記の2.3kmは廃止区間の実測距離という(鉄道事業法Q&A内の「Q4 なぜJR旅客会社に旅客列車が走らない区間があるか」を参照)
 03/22 旅客列車
運転終了
北海道旅客鉄道 1種 海峡 中小国~木古内 -- △87.8 北海道新幹線開業に向けた運行システム切り替えのため、3/21限りで定期旅客列車の運転終了。ちなみに在来線臨時列車の運転再開は6/4上野発の団体列車「カシオペアクルーズ」から(海峡線通過は6/5未明か)
03/26 開業 北海道旅客鉄道 1種 北海道
新幹
新青森~新函館北斗 +148.8 +148.8 営業キロは実キロ適用。函館本線・函館~新函館北斗(渡島大野を改称)を電化し、新幹線アクセスの快速列車を運行
廃止 1種 江差 五稜郭~木古内 △37.8 △37.8 並行在来線として経営分離。準備会社「北海道道南地域並行在来線準備」として設立後、社名変更
開業 道南いさりび鉄道 1種 道南
いさりび
鉄道
五稜郭~木古内 +37.8 +37.8
名称変更 日本貨物鉄道 貨2種 道南
いさりび
鉄道
函館貨物~木古内 -- -- 並行在来線の経営移管に伴い、線名変更(江差→道南いさりび鉄道)
再開 東海旅客鉄道 1種 名松 家城~伊勢奥津 -- +17.7 2009/10/08から運休。台風被害が大きく、JR東海は当初、バスに切り替えた上で「現行の運賃等の考え方は維持していく」と提案したが、三重県と津市が治水・治山工事の実施を表明、列車運転再開に転じた
改キロ 九州旅客鉄道 1種 指宿枕崎 宇宿~谷山 +0.1 +0.1 谷山~慈眼寺の高架化に伴い谷山駅を移設(2.5km+1.8km→2.6km+1.7km)
谷山~慈眼寺 △0.1 △0.1
03/27 (開業) 福井鉄道 軌道 福武 (旧)福井駅前~福井駅 +0.1 +0.1 福井駅西口交通広場整備にあわせて福武線を延伸し、福井駅前停留場を移設・改称。正式には市役所前~福井駅の改キロ(0.5km→0.6km)
04/01 廃止 日本貨物鉄道 貨2種 紀勢 亀山~鵜殿 (△176.6) --
伊勢鉄道 河原田~津 (△22.3) --
休止 1種 北陸 敦賀~敦賀港 (△2.7) --
吸収分割 京阪電気鉄道
分割準備
-- -- -- -- -- 吸収分割した京阪電気鉄道分割準備会社が鉄道事業を承継したうえで、新・京阪電気鉄道に社名変更。京阪電気鉄道→京阪電気鉄道+(吸収分割)京阪電気鉄道分割準備→(商号変更)京阪ホールディングス+(商号変更)京阪電気鉄道
名称変更 京阪電気鉄道
04/14 運休 九州旅客鉄道 1種 豊肥本 肥後大津~阿蘇 -- △27.3 熊本地震の前震(M6.5)発生で運休、04/16の本震(M7.3)で被害が拡大した。不通区間は徐々に縮小したが、左記は長期運休に
南阿蘇鉄道 1種 高森 立野~中松 -- △10.5
07/12 再開 東日本旅客鉄道 1種 常磐 小高~原ノ町 -- +9.4 2011/03/11から運休(2年後から休止扱いに)。南相馬市の避難指示が帰還困難区域を除き解除されたのあわせて運転再開
07/15 廃止 水島臨海鉄道 1種 西埠頭 三菱自工前~西埠頭 △0.8 -- 貨物線。2015/07/25から休止中
08/21 臨時運転 相模鉄道 1種 厚木 相模国分(信)~厚木 -- (+2.2) 前年に続き「相鉄厚木線乗車体験会2016」として、かしわ台~厚木に旅客列車3往復を1日限り運行
08/31 運休 北海道旅客鉄道 1種 根室本 東鹿越~新得 -- △41.5 台風10号による多くの被害で根室本線・富良野~新得~芽室のほか、複数線区が運休。他線区は順次復旧し、10/17には富良野~東鹿越の運転も再開した。上落合(信)~新得24.1kmを共用する石勝線・トマム~新得は、12/22から新得~芽室とともに運転を再開した
09/30 改キロ 東日本旅客鉄道 1種 東海道本 浜松町~東京貨物ターミナル △0.6 -- 1998/01/30から休止中。『2017要覧』によると、「浜松駅構内縮小」のため改キロ(7.7kn→7.1km)
10/01 廃止 日本貨物鉄道 1種 日豊 小波瀬西工大前~苅田港 △2.8 -- 貨物線。2008/10/01から休止中
10/22 臨時
旅客営業
鹿島臨海鉄道 1種 鹿島臨港 鹿島サッカースタジアム~神栖 -- (+10.1) 「鹿嶋まつり」にあわせて運転
12/03 改キロ 阪堺電軌軌道 軌道 上町 松虫~東天下茶屋 △0.1 △0.1 阿倍野筋拡幅整備に伴う天王寺駅前~阿倍野間の軌道移設(芝生軌道化も実施)と新ホーム供用開始にあわせて上町線の営業キロを見直し(それぞれ0.4km→0.3km、0.4km→0.5km、0.4km→0.3km。トータルでは△0.1km)
姫松~帝塚山三丁目 +0.1 +0.1
帝塚山四丁目~神ノ木 △0.1 △0.1
12/05 廃止 北海道旅客鉄道 1種 留萌本 留萌~増毛 △16.7 △16.7 相次ぐ事故などによる経営悪化の深刻化を受け、第三者委員会が利用の少ない路線の廃止を提言、第一弾として04/28に届け出た。地元意見聴取を踏まえ、廃止日は繰り上げ
12/10 再開 東日本旅客鉄道 1種 常磐 相馬~駒ヶ嶺 -- +4.4 2011/03/11から運休(2年後から休止扱いに)。津波被害が大きかった駒ヶ嶺~浜吉田は内陸部にルート変更して3駅を移設。改キロは磐越西線郡山富田駅開業に併せて17/04/01に実施されたが、新運賃が安くなる区間のみ、16/12/10から前倒し適用
付替・
再開
駒ヶ嶺~(旧)新地~(旧)坂元~(旧)山下~浜吉田 △18.2 --
駒ヶ嶺~(新)新地~(新)坂元~(新)山下~浜吉田 +18.2 +18.2
 付替 日本貨物鉄道  貨2種 常磐 駒ヶ嶺~(旧)新地~(旧)坂元~(旧)山下~浜吉田 (△18.2) --
駒ヶ嶺~(新)新地~~(新)坂元~(新)山下~浜吉田 (+18.2) --
12/15 休止 神奈川臨海鉄道 1種 水江 川崎貨物起点1.040km~同2.577km (△1.5) -- 貨物線。休止区間は川崎貨物~水江町2.6kmの一部で、表記は『2017要覧』による
合計 +127.7 +14.5

(2019年07月07日最終更新)

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