髭郁彦、川島浩一郎、渡邊淳也(編著)
安西記世子、小倉博行、酒井智宏(著)
『フランス語学小事典』 駿河台出版社

【2011年4月8日追記】 2011年4月初旬発行の予定でしたが、震災の影響で遅れ、4月13日ころにできあがる見込みになりました。おくづけの発行年月日は、実際の流通より遅めにするため、2011年5月1日としています。ご了承のほどお願いいたします。

 272ページ 1900円+消費税

ISBN : 978-4-411-02126-7

ネット書店で買うなら(アフィリエイトリンクではありません):
e-hon 本やタウン JBOOK Amazon BK1 Boople livedoor Yahoo Seven & i 紀伊国屋 楽天

 これまで皆無だった、フランス語学に関する小事典です。音声学・音韻論、形態論、統辞論、意味論・語用論のみならず、歴史言語学、文体論・修辞学、記号学、応用言語学など、多くの分野の主要概念約1000件、人名約200件を掲載しました。フランス語・フランス語学を学ぶ学生はもちろんのこと、フランス語学・言語学に関心のあるすべての人におすすめいたします。
内容:まえがき / 凡例 / 用語 / 人名 / 参考文献 / 仏和対照表 / 巻末付録
(1) フランス語学・言語学を専攻または履修する学部学生に
 論文や講義などで出てきた知らない用語を調べるのは当然ですが、専門用語はほかとの対比ではじめて意味をもつことが多いので、関連用語をあわせて参照してください。また、ゼミや卒業論文などで対象とする領域の用語を集中的に読むことにより、概念の体系を知ることもたいへん有益です。

(2) フランス語学・言語学の大学院受験を考えているひとに
 大学院入試では、フランス語学・言語学の基本概念が、直接的にせよ間接的にせよ問われます。簡潔な説明を読むことにより、効率的に受験準備ができます。本書を参考にして、自分で用語リストを作ることもよいでしょう。

(3) フランス語学・言語学を専攻または履修する大学院生に
 最近はフランス語学の研究分野も多様化・学際化しておりますし、進学とともに専攻をくら替えするひとも多いので、実質的に「大学院デビュー」のひとも少なくありません。大学院での研究の基礎固めをするには、主要な概念、用語をおさえることが必要です。

(4)フランス語学・言語学に関心をもつひとに
 他の個別言語学と同様、フランス語学にも独特の概念化、用語法があります。関連、隣接領域をおもに研究しているひとが、フランス語学に興味をもち、その独自性を知ることは、あらたな着想を得るたすけになります。

はじめのページにもどる   業績目録にもどる