朝日岳(2418m)〜雪倉岳(2611m)〜白馬岳(2932m)
・・・2日目・・・
長野県・富山県・新潟県

2009/8/4 晴れのち曇り 【歩行時間 7時間45分】 MAP
朝日小屋(240分)雪倉岳(35分)雪倉岳避難小屋(115分)三国境(50分)白馬岳(25分)村営頂上宿舎
【行程】
1日目 蓮華温泉〜朝日岳〜朝日小屋(テント泊)
2日目 朝日小屋〜雪倉岳〜三国境〜白馬岳〜村営頂上宿舎(テント泊)
3日目 村営頂上宿舎〜白馬岳〜白馬大池〜蓮華温泉
今回の山行で見つけた花
朝、4時頃起床しテント内を片付け始める。朝日小屋で頼んでおいたお弁当を半分食べて出発。今日は天気が良くなるのか白馬岳がくっきりと見えている。

朝日平を出発

水平道
朝日小屋テン場を後にして少し下り、朝日岳分岐で山頂を巻くように水平道へ入る。水平道といっても小さなアップダウンがある。クルマユリ、ニッコウキスゲ、キヌガサソウ、コバイケイソウなどが咲いており、前方には白馬岳や剱岳を望むことができた。

左に大きく雪倉岳・その右に白馬岳・中央は旭岳

朝日岳を背に・小桜ヶ原にて
体調は回復したようで今のところ順調。だが今日の行程は長く不安もあった。
水平道が終わり朝日岳分岐を過ぎて小桜ヶ原で減った分だけ水を補給し、おやつを食べた。木道を歩き始めると名前のとおりハクサンコザクラが沢山咲き、水芭蕉まで咲いていた。

タカネシオガマ

雪倉岳へ
燕岩と呼ばれる岩の下を通ってから、雪倉岳への登りが続く。
ジグザグの急登をミネウスユキソウ、タカネシオガマなどに励まされ、小休止しながら登り山腹を巻いて再び急登を登りきる。

雪倉岳にて

雪倉岳からの下り
雪倉岳に到着。
360度の展望らしいがガスのため景色はいまひとつ。15分ほど休憩して雪倉岳避難小屋まで下っていったが水が不足しそうで不安だった。

雪倉岳避難小屋

鉢ヶ岳を巻いていく
避難小屋まで下ってトイレを借りてゆっくりと休憩。この小屋は緊急時以外は泊まらないようにと書いてあった。管理がし難いのだろうか。

ハクサンイチゲ・シナノキンバイのお花畑

チングルマのお花畑

三国境へ
避難小屋からは緩やかな道となりハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ハクサンコザクラなどのお花畑が続く。途中に雪渓があり水が流れていて冷たく美味しかったので水を補給した。やれやれ一安心だ。
三国境手前はゴロゴロした岩ばかり。コマクサが咲いている。
歩き難い急坂を登っていると雨がポツポツと・・・それ以上、降ることはなくて良かった。ここまで出会った人は20名ほどで静かな花の山旅だった。

三国境

ミヤマキンバイの急登を白馬岳へ
三国境に着くと小蓮華山方面から登ってくる登山者が多い。
あと1kmほどで白馬岳、白馬大池までは5kmとある。

振り返ると雪倉岳
白馬岳への登りで滑らないように注意し登っていくが、前回登った時はもっとガスっており、どんなところを登ったのかは殆ど分からなかった。
今日は少しだけ周囲が見えていた。

チシマギキョウ

白馬岳へ

白馬岳にて

イワギキョウ
白馬岳に到着。
オバサン軍団が占領しており下山されるまで待って記念撮影。ガスで展望ができないのですく白馬山荘へ下っていった。

眼下に村営頂上宿舎

テン場
テン場は白馬山荘から10分ほど下った村営頂上宿舎にある。この10分が何故かとても疲れた。頂上宿舎でテントの受付(一人500円)を済ませテント設営し生ビールで乾杯。この時にあれこれ食べたので夕食が入らなかった。
テントに戻って就寝の準備し、ほろ酔い気分で寝てしまった。


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