笠ヶ岳(2898m)
・・・2日目・・・
岐阜県

2010/9/19 晴れ 【歩行時間 6時間55分】 MAP
わさび平小屋(10分)笠新道登山口(225分)杓子平(65分)弓折岳分岐(85分)笠ヶ岳山荘(15分)笠ヶ岳
笠ヶ岳(10分)笠ヶ岳山荘(5分)笠ヶ岳幕営地
GPSデータ/9.9km/累積標高+1791m -438m (総距離 34.7km/総累積標高+.-2774m)
【行程】
1日目 新穂高温泉〜わさび平小屋(テント泊)
2日目 わさび平小屋〜笠新道登山口〜笠ヶ岳〜笠ヶ岳幕営地(テント泊)
3日目 笠ヶ岳幕営地〜弓折岳〜鏡平〜わさび平小屋〜新穂高温泉
朝、5時前に起床し軽く朝食を摂りテントを撤収、6時にわさび平小屋を出発。
当初の予定は双六小屋までだったが天候の都合で、笠ヶ岳に登ることに変更していた。

笠新道登山口

笠新道
笠新道登山口からはいきなり急登となる。
急登とは知っていたが、延々と登りそうで先が思いやられる。

展望が良くなった

槍ヶ岳
時折、樹間から見える穂高連峰に元気づけてもらいながら杓子平までの半分ほどを登った頃、しだいに展望が良くなってきた。
笠新道からの展望は期待していなかったが、槍穂高連峰、乗鞍、御嶽などの素晴らしい展望である。

突然の笠ヶ岳

杓子平
かなり登ったがなかなか笠ヶ岳は見えない。
小休憩を入れながらやっとのこと目の前に笠ヶ岳が飛び込んできた。笠ヶ岳の絶好の展望地だ。なんとか杓子平まで登ってきた。

杓子平から望む笠ヶ岳 

杓子平にて背後は穂高連峰

稜線
笠ヶ岳を眺めながら歩き、広くなった場所は杓子平。休憩に良さそうな場所で、夏にはお花畑となりそうだ。杓子平で地図を見ると稜線まであと一登りのようだが、これがかなりの登りで稜線になかなか着かなかった。

稜線からの望む笠ヶ岳

稜線から望む黒部五郎岳、薬師岳、剱岳、立山、水晶岳
標識が見えてきてやっと稜線に出ると、笠ヶ岳はもちろんのこと黒部源流の山々を望むことができた。ここで行動食を食べながら山座同定を楽しんだ。

抜戸岩

近づく笠ヶ岳 
笠ヶ岳まであと1時間余りの稜線歩き。
左に槍穂高、右に黒部源流の山々など展望の良い稜線である。

笠ヶ岳山荘へ

笠ヶ岳山荘 
広くて開けた場所まで登ると幕営地だ。まだ1張りくらいしかない。
好きな場所にテントを設営し、ザックを置いて笠ヶ岳山荘までガレ場を10分ほど登る。山荘でテントの受付を済ませ、目の前の槍穂高連峰を眺めながらビールと持参したオツマミで一息ついた。

頂上へ

笠ヶ岳
少し暗い空になりつつあるが頂上へ向かう。
頂上には祠があり、三角点は祠から少し歩いたところだ。

笠ヶ岳からの展望

笠ヶ岳からの展望

笠ヶ岳からの展望
笠ヶ岳からは360度の大展望。遠くには加賀白山まで望むことができた。
特に黒部源流の山々を眺めるのが楽しかった。

笠ヶ岳山荘へ下山 

テン場より望む笠ヶ岳 
頂上は団体などで非常に混雑してきたので山荘まで下りることにする。
山荘は登山者で賑わっており山荘泊まりは大混雑となっていた。しばらく休憩し肌寒くなってきたのでトイレを済ませ、明日の分まで水を補給して、多くのテントでカラフルになっているテン場まで下りた。

テン場から夕暮れの槍穂高連峰
山荘であれこれ食べて下りたので夕食が入らず、明日の準備をして18時頃シュラフにもぐり込む。夜はかなり冷え込むと思ったが、カイロなど防寒対策のせいかそれほど寒くはなかった。だが・・深夜テントをたたく雨音がし始める。

笠ヶ岳山荘
幕営料一人500円
トイレ(山荘の外で100円、ペーパー有り)
水場は山荘の外に水道(無料)
テン場は小屋から(登り10分下り5分ほど)トイレと水場は無い


HOME