Preface/Monologue2002年 10月


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栗駒山・新湯沢にて
ここまでのCover Photo:栗駒山・新湯沢にて
3 Oct 2002
世の中は悲惨な出来事に満ちている。

この怒りをどこにもっていけばいいんだ、といまだに思うことが何度もある。

6 Oct 2002
一週おいて連続で奥多摩へ。大岳山から続く鋸尾根の色づきは、始まったばかり、というところ。

次の三連休の後半二日かけて「山岳耐久レース」なるものが奥多摩三山や御嶽を中心に行われるようなので、騒がしいのが嫌いな人は注意した方がよいかと。
7 Oct 2002
本日、連れがうちの近所に銭湯があることを思い出し、ふたりで手足を伸ばしに行ったのでした。

今年の二月以来で、歩いて五分の距離を考えればずいぶんと久しぶり。「あまり忙しくて、こういう気分転換の方法があることを忘れてた」とのこと。わたしにしても「そういえば最近行ってないなぁ」と思い始めたところでした。

行きつけのところは幸か不幸かたいていすいていて、のびのびできるのはいいのですが、経営状態が心配にもなるのでした。「大丈夫、黒字ですよ」と番台のおばぁさんが言ってくれれば安心するのですが、まさかそんなこと訊くわけにもいかないし。連れとちがってリラックスしきれてないかも。
11 Oct 2002
あっという間に三連休が目の前に。なんの計画も立てていません。

こういうときはふらっと電車で二時間の高崎あたり、肩の凝らない榛名山にでも。
12 Oct 2002
さいきん我が家では”なまけたろう”が増殖中。人科ナマケモノがすでに四人。
わたしが増やしているんですけどね。とくにお手玉がお気に入り。
14 Oct 2002
日・月と吾妻線沿線の山へ。駅から登って駅に降りた小野子山〜十二ヶ岳は、アプローチと下山の車道歩きに大閉口。登りはガイドマップ表記時間より長く、下りは短いものの急傾斜の舗装道が延々と・・・。山道の両脇には自然林も多く十二ヶ岳からの展望は推奨ものなだけに残念。

千メートル前後の山々はようやく紅葉が始まったところ。来月上旬あたりが見頃なのでしょう。
17 Oct 2002
『ヤマケイ 登山地図帳』は絶版になったのかな。書店にもないし、そもそもヤマケイのサイトで検索しても引っかからないし。

合成紙が当たり前の登山地図の世界に、たしか紙製地図で挑戦したような....。記憶違いでなければ、さらに加えて片面印刷だったような気も。

まぁ無謀というものだったと。『YAMAP』シリーズも、どんなものでしょうか。
20 Oct 2002
槍ヶ岳の北鎌尾根にベタベタと勝手に赤ペンキマークを付けまくった非常識なお節介者がいるらしいですね。「登山者のためを思ってのことだ」とか言っているそうですが、そのマークに従って登ると危険地帯に導かれるそうです。地名表記も場所が違う。文字通り余計なお世話というものです。

警察で注意されると「北アルプスがだめならほかでやる」と言ったとか。しまいには署内で暴れ出したとも。山にはこういうとんでもない人も来るようです。「いろいろなひとがいる」というレベルの話ではない気がします。
24 Oct 2002
昨日、ひさしぶりに地元のサッカーJ2の試合を観戦しに行きまして。内容はともかく、派手な試合でした。

先制したもののすぐに追いつかれ、瞬時に逆転されてしまう。それまで攻め込まれる時間帯が多いだけに「どうなるんだー」と思っていたら、ハーフタイム前に同点に追いつく。よしよし、しかも後半に勝ち越して「このまま逃げ切りー」と思っていると、終盤になってまた追いつかれる。とんでもない展開で心臓に悪いことわるいこと。

あーもうあと5分くらいしかない、前の試合で負けて今日は引き分けかー、との懸念が強まるころ、炎のセンタリングに炎のボレーシュートで勝ち越しゴール。ホームのスタジアムじゅう大歓声。まわりほとんど総立ち。

わたしも跳び上がって喜んだのですが、なにか右手に当たった感触が...「あれ、メガネがないよ」。いったいどういう身振りをしたものか、かけていたのを自分の手でどこかへふっとばしていたのでした。

しかし興奮のさなかで考えたのは、あと残り数分の試合を貧弱な視力で見なきゃならないのかー、というものでした。メガネどころではない試合だ試合ー状態になっていまして、人間心理というのは面白いものですねぇ。幸いに近くのかたの足下か膝あたりに飛んだようで、拾って渡してもらえました。割れも踏みつぶされも済んだのは大の幸運。すぐにみつかってよかったよかった。試合も残り時間をなんとかこなして逃げ切り勝ち。めでたしめでたし。
26 Oct 2002
岩山、というと、岩だらけの山という意味に思えるのですが、「岩山」という名の山がじっさいにあると知ってちょっと驚きました。

場所は栃木県。低山ですが名の通りの岩の山のようで、機会があったら行ってみたいものです。

(本日、東京は上井草の「いわさきちひろ美術館」を初めて訪問。改築開館記念とかで「さとうきび畑コンサート」なるものがあり、久しぶりにライブのピアノとソプラノボーカルなどを聞いてきたのでした。)
27 Oct 2002
本日は午前中に連れが北鎌倉の寺で無料座禅体験を。朝から鼻炎気味のわたしはパス。

終わったころに出向き、駅前で落ち合い雑踏を避けてなじみの喫茶店へ。結果を聞いてみると、要は呼吸法であり、十五分ずつ二度ばかりの時間帯があっという間だったと。気持ちのよい体験だったので、また行きたいらしいです。

参加者が五十人くらいいて、慣れた人も多く、終わった後はみなで雑巾掛けをしたそうな。体調を整えて、そのうち付き合おうかとも。

喫茶店を出たあとは、天園に比べて人通りの少ない大仏ハイキングコースを歩き、江ノ電で鎌倉に戻ってきたのでした。
29 Oct 2002
(こんなことをいうと地元のかたに怒られそうですが)栃木県って、那須塩原日光足尾だけが山ではないんですね。よく見ると楽しそうな低山がそこここにあって。

秋から春にかけての対象山域に含めようと思い始めています。


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