Preface/Monologue1998年10月


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11 Oct 1998
今年の10月はいろいろあってなかなか山に行けそうにない。
すでに10日を過ぎているが、予定のない来週の日曜は天気が悪そうだし、
その後の休みの日は約束がはいっていたりで一日空くことがない。
週間天気予報を見ながら年休を取ることを考えない限り、
今年は山の紅葉に出会えないかも、と危惧している。
14 Oct 1998
最近インドアでのフリークライミングを始めた。
ホールドを取り付けた人工壁を登るというものだ。
巧い人のを見ていると簡単そうに思えるが、
もちろん初心者がそう簡単にできるものではない。
ゆくゆくは、できれば、最低でも、5.10aくらい
リードクライミングできればいいなぁと思う。
いつになるかはわからないけど。
19 Oct 1998
「超大型で猛烈な勢力」の台風10号は昨日北海道方面に抜けていったようだ。
関東も昼ごろから晴れて、夕方には雲の少ないすっきりとした空が広がっていた。

この日夕方行ったクライミングジムは、恐ろしいほどの混雑だった。
恐れをなして、そのまま回れ右をして帰ってしまった。
うーん、これではいけない。
20 Oct 1998
一昨日の日曜、クライミングジムに行ったら大盛況で、恐れをなして
(というか施設使用料2,000円を出しても何もできないまま終わりそうだったのが嫌なので)
中にも入らずに帰ったのだが、もちろん不満が残ったので、昨日19日(月)の夜、
仕事帰りに家の近くの別なジムに行ってみた。

月曜だというのにおおぜい来ている。こんな日に来る人たちはやはり上手だ。
端っこの初心者用ボルダリングスペースでこそこそと登っていたが、
一時間もしないうちに左前腕に寿命が来て、あえなく「本日終了」。
腕に力が入らなくてボルダーの3aも登れない状態になったので、しかたなく撤退する。

帰りしなに経営者のご夫婦の奥さんの方から「もう帰るんですか、早いですね」と言われてしまうが、
「初心者なんでうまくいきません。出直してきます」と言うと、
「確かに最初は足がうまくホールドに置けなくて必要以上に腕に力が入っちゃうんですよね。
でもあまり空けると忘れちゃいますよ」と言われ,まったくその通りだと思う。
これで敗退していたんでは何にもならない、と思いながら腕をストレッチしつつ家路を辿る。

まだまだ道は遠そうだ。でももう少しがんばってみなくては。
なんと言っても自分が楽しむのが主なんだから、見た目を気にしていたのでは何もできない。
というわけで、常連のみなさん、へたっぴが来ても静かに見守ってやって下さいね。お願いします。
24 Oct 1998
「逍遥の山」とタイトルを打ちながら、ここのところクライミングの話題ばかりだが、
今回もクライミングの話。

10月21日(水)の夜、職場でクライミングをしていた人と一緒に
東京区内にある唯一の本格的ジム、というのに行ってみた。
ボルダリングの壁が8面もあり、幅広のスラブ壁や垂壁も一面ずつあって
初級課題(ルート)も豊富という、初心者には嬉しいジムだった。

もちろんその他は前傾壁で、斜度の緩いのきついの、途中でハングしているものもある。
見ているとハングしているのも直上するくらいは簡単にできそうに思えたのだが、
取り付いてみるとぜんぜん身体が上がらない。ただぶら下がるのがせい一杯。
一緒に行った巧い人のを見ていると、前傾壁は腹筋とか使って、
身体を捻って反動で上方のホールドを取るものらしいが、私はまるでできない。
うーん、くやしい。ここまでできないとは....

でも初級課題でもそれなりの数をこなしたので達成感十分。
こんなわけで、この欄でのクライミングの話題は当面続きそうだ。
25 Oct 1998
今日の日曜日は関東では天気も良く、山歩きには最適の日だったようだ。
でも私は前から友人とクライミングの約束をしていたので、せっかくの好天だがジムに行く。

今日行ったのは川崎にあるスポーツクラブと併設のジムで、これでなんと四軒目にあたる。
あまり、というか、全然上達していないのに、行ったジムの数だけ増えていくのもおかしいものだ。

今日いっしょに行った友人二名はクライミングが初めてなので、
一時間程度のインストラクションをジムのコーチから受けるところから始まったが、
案内のビデオをみせられたあと、いきなりすぐ「さあこれを登ってみましょう」
と何メートルもある壁の前に連れて行かれて目が点になったそうだ。
それでも登ってしまったというから、自信はついたんじゃなかろうか。

二人とも面白がっていて、またいっしょに行くことを約束。
こうしてだんだんまわりにクライミングの輪が出来つつある。
始めたばかりでぜんぜんうまくない人ばかりだけど、楽しいのが一番。
28 Oct 1998
何と北海道の渡島駒ヶ岳が噴火したとのニュースを一昨日の新聞で見た。
それだけでも驚きだが、二年半前だったかにも噴火していたとのこと。
そんなときにも火を噴いていたのか。これまた驚き。
この山は1942年の噴火以来、沈黙を守っていたものとばかり思っていたのだった。

渡島駒ヶ岳は、激烈な爆発型噴火が特徴だそうで、要するに危険な山なのだ。
だが山麓には別荘地が造成されている。何も知らない人が買っているのだろう。
今回の噴火で被害に遭ったとしたら、気の毒ではあるが、
国定公園内の別荘を買ったのがそもそもの間違い、と考えていただきたいと思う。

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