Preface/Monologue2014年 11月


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八ヶ岳美術館にて
ここまでのCover Photo:八ヶ岳美術館にて
1 Nov 2014

夏以来、久しぶりに美術展に。



菱田春草、今生きていたら、
イラストレーターとしてもずいぶんと優秀だったのでは。
Pixivとかにありそうな絵の、高品質なのがいくつも。

黒猫が愛嬌たっぷり。
(これは重文の絵ですが、わずか数日で描き上げたのだとか。)



菱田春草は風景画もすばらしい。
「あれは西上州の立岩では」と思える絵とかもあった。


36歳で夭逝した天才画家。
長生きしてほしかった一人。
4 Nov 2014

高松沖でイノシシが海を泳いだとか。
先般、北海道でだったか、シカが海を泳ぐ映像も見た。

野生動物、やろうと思えば意外なことができるらしい。
意外と思うのは人間の視点でだけなのだろう。
6 Nov 2014

次の土日の関東近辺は雨模様。
翌週の土曜日は仕事。

週初の連休、山に行っておくべきだった・・・
8 Nov 2014

土曜の朝、起きて外を窺ってみたら小雨模様だった。
西湘方面以外は天気が保つのではという当てが外れ、
少々早めの年末掃除第一弾を開始することにした。

その一環で、昔からあるガイドマップを整理。
コースの盛衰比較のため、古いのも捨てないようにしていたが、
書籍はともかく、地図は処分するjことにした。

最近ではあっというまに日が経つせいか、
そんなに買い換えていないつもりでも、
ずいぶんと溜まっていた。
奥多摩とか大菩薩とか高尾・陣馬とか箱根とか、
同じのがいくつもあった。
9 Nov 2014

先週の金曜日は立冬だった。
昔の暦で言えばもう冬。

夕方五時になればもう暗い。
冬至はまだ一ヶ月先。まだまだ日は短くなる。

年賀はがきはもう売り出し開始。
職場の忘年会の予約も開始。
二ヶ月が一枚に載るカレンダーはめくれば壁。
13 Nov 2014

気づけば山雑誌は12月号。
グラビアが透明感あるも寒々しい景色に。

世間では、消費税増税延期をちらつかせて、この師走に選挙。
政府が結果として4年間の安泰を目論んでいるのは明白。
民意を問うのではなく、政権延命のため。
莫大な税金を費やしての戦略選挙。
16 Nov 2014

予定の土曜作業が夜までかかったので、日曜は一日休養。
好天ではあったものの・・・

疲れをおしてまで遠出する先がないということ。
山でなくても。

予定通り、連休はなにもないことを祈りたい・・・
21 Nov 2014

先日の土曜出勤の振り替えで金曜に休み、紅葉の上野公園へ。
東京都美術館にウフィツィ美術館展を。

絵はボッティッチェリ『パラスとケンタウロス』

500年前のルネサンス期フィレンツェの絵が中心。
時代柄、宗教画が多いけれども、
ギリシャ/ローマの美術再興の気運が盛り上がった時期のため、
平板なものは少なく、人間味のある絵が多い。

世俗画もあり、画家の自画像など、
最近作製されたのではと思えるような写実性を見せる。
(近頃この国で流行の精密写実など、
いったい何の意味があるのだろうかと思いもする。)

会場はわりと空いていた。
ルーブル、エルミタージュ、大英博物館ほどには知られていないのか、
または今回一押しの絵がそれほど牽引力がないのか、
まだ会期が三週間残っているせいだろうか。

または好天の金曜日の昼だからかもしれない。
宗教的な絵を押し合いへし合いしてみるのは適切ではない。
ゆっくり見て回れたのは何より。
24 Nov 2014

丹沢の世附権現山、屏風岩山へ。

かつては名うてのヤブ山だったと聞く両山、
とくに屏風岩山、下草もなく歩きやすいことしきり。
明るい林に気分はよい。
やはり葉の落ちた季節のせいか・・・と思ううち、
真実に気づく。

鹿だ。

よく見れば、
木々にしても若木はまばらにあるものの、幼木がない。
ササすらない。
植生保護として鉄条網で囲われた狭い一角でだけ生えている。

山は砂漠化が進んでいるのではないか。
夏になれば草が繁茂するのだろうか。

それでも幼木はない。
遠い将来、丹沢は植林と裸地ばかりの山地になるのではなかろうか。
29 Nov 2014

先日の丹沢も、山中でカエデの紅葉が盛りでしたが、
あちこちで見頃を迎えつつあるようで。

カエデが散れば本格的に冬。
すでに、朝、布団から出にくくなってきてはいて。
30 Nov 2014

早めの大掃除として、カーテンを洗濯し、
網戸洗い、窓ふきを。

なかなか窓の外側の汚れは取れない。
延ばしているだけな気がする。

ビルの窓ふきで使用している、
車のワイパーのようなもののほうが、
やはり合理的なのだろうか。

窓ふきの人にはクライマーが多いと聞くが、
この日曜など、岩登り日和だったのではないかな、とも。

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