Preface/Monologue2013年 5月


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御陵山付近から夕照の御座山
ここまでのCover Photo:御陵山付近から夕照の御座山
1 May 2013
二日間ほど、少々寒めな日々でした。
花が早かった春のわりには、5月を迎えても初夏の気分にならず。
町のツツジは盛りを迎え、萎びているのさえありますが・・・

先日の丹沢行は効きました、とくに脚に。
そのせいかどうか、ここ二三日、夜、寝付きが良くて。

ラクな山ばかり行っていてはいけないですね。
4 May 2013
救済措置を聞いて始めた2012年度の丹沢大山やまなみスタンプラリー、
28日の東丹沢周遊で完了してスタンプ台帳を秦野市観光協会に送っていたところ、
達成記念の手ぬぐいが届いた。


(台帳を二枚送っているので二枚。)
夏柄が涼しげでよいですねー

GW後半の連休は徹夜仕事があるので山はナシ。
もう土曜夕方、さてこれから出勤だ・・・
5 May 2013
GW、あちこちから山の事故のニュースが。
下界と高山とで季節に差異がありすぎることの故か・・・

少しは寝られるかと思った徹夜作業、
まったく休むことなく朝まで完徹。
帰宅して布団に入って目覚めれば夕方。
連休最終日は朝に眼がさめるかどうか、
いやそもそも今晩何時に寝付けるか・・・
6 May 2013
連休最終日、好天に家で過ごすのももったいないので、
連れと鎌倉へ、名越切り通しを越えに。

行路中途の安養院は、名のあるツツジの大木群が盛りに。

樹下に潜って撮影していたひとが注意を受けていました。
根を傷めかねないので当然でしょうね、注意喚起の札も出てましたし。

切り通しの道で盛りなのは新緑。

山ガールスタイルの連れは気合い充分。

この日は山上にある”まんだら堂"の公開期間にあたっており、
先日このあたりを歩いたときに告知看板を見て、
その際にはぜひと思いながらすっかり忘れてましたが、
結果的に中を見ることができてこれ幸い。

中世の墓地である”やぐら"が重なりあって弧を描き、
ちょっとしたコロッセウムのよう。
珍しいものを見られて満足。

今年度初夏のまんだら堂特別公開は、
5月26日までの土日祝日のみ、
10時から16時までの時間帯でとのこと。
9 May 2013
この木曜は、先日の休日出勤の振替で休み。
しかし山に行く元気は先月末の東丹沢周遊と、
GW後半の徹夜作業で底をついたので、
前から再訪したいと思っていた箱根彫刻の森美術館へ。


(ブールデルの手になる彫像群。背景は明神ヶ岳。)

さすがに平日なのでそこそこ空いていましたが、
それでも学生のカップルやら年配の方やら、
小学校のクラス遠足やらで人影はあります。
外国からのかたが目立ちましたね。

野外彫刻のほとんどを撮影しながら歩いたので、
午に入園して、出たのが閉園の半時前。

美ヶ原にある姉妹館に比べれば半分以下(1/3以下?)の広さですが、
丹念に見て回るとだいぶ時間がかかります。

園内には足湯やら子供のための施設やら、
だいぶだいぶ昔にはきっとなかったものができていて、
初訪時にあったはずの作品はなくなっていて。

なくなったのは、どうなったのでしょう。
気になるところ。
11 May 2013
各自治体の観光協会などで出している案内パンフレット、
ウォーキングコースが紹介されているのはよいのですが、
町中ならともかく山野をゆくもので、コース時間がなかったり、
高低差がなかったり、方位すら不明な概要図だったりのものがあります。

Web上で存在を知り、
詳細をさらに調査して現地に赴くという手順を踏めればよいのですが、
現地でこれだけ渡されても困るでしょう・・・。
(困らない人は、まわりが困ることになる人ではとも。)

あと、もっと観光パンフレットは電子データ化してWeb公開してほしいですね。
頼めば無料で送ってくれるところもあって重宝しますが、
ここまでIT化が進んだ状態では、即応性と保存性に欠ける気が。

などということをここだけでぶつぶつ言ってないで、
そこここに依頼していくことで国内観光業全体の底上げに繋がるかな。
英語表記も増やしましょう、とか。
国内需要が冷え込むなか、
観光立国を目指そうという流れに寄与できるというものかも。
12 May 2013
連れとまたまた鎌倉へ。しかもまた名越切り通しへ。
とはいえ先日とルートは変えて、衣張山を越えて行く。
山頂からは稲村ヶ崎と相模灘がよく見えて気分良し。


切り通しの先、まだ山の高みにある場所にうどん屋あり、
暖簾を分けて入ってみると、そこはただの民家。

元気な高齢の女性が一人で切り盛りする讃岐うどんの店。
すべて自然食、酸化しないごま油で食べるコシの強いうどんは、
それは歯ごたえあって美味。
セット料理にして供された天ぷらがまたうまい。
(もちろん塩で食べる)


店は、築50年だかの別荘を借り受け、改装されたとか。
求めればビールも出るので、暑い午後など寄ってみるのも一興。
人生の大先輩の話を伺うのも有益です。

つるの恩返し 天空の讃岐うどん
できれば来店前に電話してもらえると嬉しいそうです。
(なにせ一人でやっているので不定休になるらしく、
来店四回目にようやく入店できたひともいるのだとか。)
15 May 2013
先日にNHK BS1で放送された
「実践! にっぽん百名山」を録画で見た。
お題は甲斐駒ヶ岳。ルートは黒戸尾根。
30分番組なので、高度差2,200メートルを15分ほどで登ってしまう。

しかし七丈小屋の上に出てくる岩場の険しさには、
改めて恐れ入った。
かつて登ったことがあるが、
あんなだったんだと思えるほどの難所。
まるで覚えていない。

きっと登っている最中は無我夢中で、
とにかく越えることしか念頭にないのだろう。
うむまた挑戦してみたいぞ黒戸尾根。
麓での前泊も含めて最低でも二泊三日は必要だけど・・・
それだと今の自分には余裕がなさすぎるのがなぁ。

ところで番組の司会は釈由美子。
「山ガールをめざす」と番組宣伝にあるので、
ひょっとして登ったのかすごいなと思ったけど、
スタジオから一歩も出てませんでした・・・
18 May 2013
天候が下り坂になるのは、
週明けにずれ込んだ模様。

土曜は仕事なのでさておいて、
日曜は雨のようだったので絵でも見に行くかとしていたものの、
山に行きたくなる・・・

でも本日の帰宅予定は深夜。
当初予定通りの見込み濃厚。
19 May 2013
土曜日は遅くまで仕事だったので、
日曜は予定通り絵を見に行くことに。
東京は丸の内の三菱一号館美術館へ、
「クラーク・コレクション」を。


じつはGWにも足を運んだのですが、
昼過ぎに行ったものだからか、入口の長い行列の最後尾に、
「入館待ち40分」という看板が掲げられていたので、
恐れをなして引き返したのでした。

本日は昼ちょうどに行ったのですが、「入館待ち15分」。
まぁしかたない、と、列に並ぶことを選択。

(階段を登るとちょっとだけ行列でした)

絵は良かったです。宣伝通りで、ルノワールは充実していますね。
一部屋みなルノワール、というのもあって、気分は@オルセー、とか。


コロー、ピサロ、シスレーの風景画もよく、
全体に趣味の良いコレクションですね・・・

しかしこの美術館の部屋は狭いのが多いですね。
入口通路に立たざるを得ないところもあって、
混雑度に閉口することも。
架ける絵の枚数を減らさないと。

混雑を避けるには、10時前に来るか、週末の20時まで開館している日の、
18時以降に来るのがよいと、係員のひとが言っていました。


入口前の中庭ではバラの花が盛りで、
みな、口々によい香りだと言いながら、
盛んに写真を撮ってました。
20 May 2013
月曜夜、BSジャパン『千の川物語』で、
多摩川が取り上げられていました。
途中からしか見られなかったのですが、
番組終盤、笠取山付近の多摩川源流「水干」が画面に。

横穴風に開いたちょっとした岩の窪み。
その奥、明るく艶やかな岩天井、
薄く張ったものがゆっくりとたわみ、
多摩川最初の一滴となって滴り落ちる。

見ていてなんだか嬉しくなりましたね。
かつて訪れたときは水神社の前で周囲を見回し、
「なんだ乾いてるじゃないか」とか見当違いを思ったものですが、
見るべきところを間違えていたようです。

奥秩父東半、また行きたくなってきました・・・
(いつになるかわからないけど)
25 May 2013
テレビ東京で、
高尾山から御嶽山まで5日間で行くという番組が。
ふだん運動をあまりしていなさそうなリポーター役のかたがた、
だいぶたいへんそう・・・

さて、
昨夜は飲み会、明日は行楽なので、
本日はまたまた絵を見に行く。
(最近美術づいている。)

上野の国立西洋美術館へラファエロ展。
 

この一枚、「大公の聖母」は、言うことナシでした。
背景が黒いのは後世の仕業だそうですが、
とにかく見ていて落ち着く絵です。

今年前半は、これと、先のエル・グレコの「無原罪のお宿り」が、
”この一枚”(二枚だけど)。静と動が対照的。

館内は、まぁ混んでいたですよ。
絵に近づけなくて、小さい絵は作者がラファエロなのか違うのか
わからなかったですよ。

その勢いを駆ってか、常設展でさえ人が多かったです。
フュースリ「グイド・カヴァルカンティの亡霊に出会うテオドーレ」が
展示復活していました。

午に行ったら入口は入場20分待ちだったのが、
会場を出てみたらチケット売り場の行列が美術館の壁に沿って伸びていて、
買うだけで30分はかかりそうな状態でした。
昼過ぎに来ちゃダメです。
26 May 2013
そこそこ好天の日曜日、
友人知人一同で、箱根周遊の旅。
箱根湯本から登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、遊覧船、バスと乗り継いで、
箱根湯本に戻るというもの。

記憶にある限り、初めて芦ノ湖遊覧船に乗ったので、
それはそれで新鮮。
見上げる神山と駒ヶ岳が量感たっぷりでした。

大湧谷のロープウェイ発着駅は、つい先月新装なったそうで、
とにかく明るくキレイでしたよ。
日差し強いなか、遊歩道を辿って玉子茶屋まで上がり、
熱々の黒玉子を食べてきたのでした。
31 May 2013
あぁもう5月も終わってしまったなぁ。
休日出勤が何度かあったおかげで、初夏というのに、
山は遠いまま。

この金曜日は月末作業で帰宅が遅く、
土曜日は朝から晩まで出勤。
なので日曜日の雨模様との予報は、
無理せず休めという天の声と解釈しよう。

でも少しは運動したい、ので、
とりあえず土曜日に帰宅したら近所を走ってみるか・・・
元気があれば。

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