Preface/Monologue2018年 3月


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子ノ権現下か天覚山(奥)と大高山(左)
ここまでのCover Photo:子ノ権現の下から天覚山(奥)と大高山(左)
1 Mar 2018

暖かくなれば腕や肩の痛みも和らぐかと期待する昨日今日。


とりあえずやっと諦めたか裁量労働制。
得意の強行採決も今回は見送ったか。
4 Mar 2018

山は休業状態。(ザックが背負えなくて)


休日は録り溜めていた映画とかを。
今年のアカデミー賞はどういう結果になるかな。
6 Mar 2018

今年のアカデミー賞も、観たい映画、
観たかった映画が受賞したみたいで。
しかし映画館に行って観られるのはせいぜい1本、よくて2本。
ほかにいろいろ用事があって。


霧島連山の新燃岳が7年振りに噴火したとか。
噴火する噴火すると言われて噴火したのだから、
まだよいほうか。

草津白根山のような水蒸気爆発が、
予測がつかないとして、もっとも恐ろしい。
3年半前の御岳山もそうだったらしい。

3月11日も近い。
被害を最小限にできるのであれば、
それに越したことはない。
(それを言い訳にした無駄な散財は論外だけども。)
10 Mar 2018

神経痛を押して映画館へ。
近ごろのアカデミー賞受賞結果とは全く関係なく、
観るのはアニメ。



この荒唐無稽さが堪りません。
中也君大活躍。ビルディング一棟を丸ごと振り回す。
鏡花ちゃん凛々しく可愛い。車の運転までしてしまう。

客席は推定95%が10代から20代初めの女性。
映画が始まってしまえば気にならなかったが、
なかなか壮観。終映後はとりあえず保護者面を決め込む。


勢いのまま久しぶりに上野へ。



何代にもわたったブリューゲル家の絵画を通観するもの。
農民絵については、当時、人気が高かったらしい。
いうなれば17世紀のフランドル地域(およびその周辺)での、
日本の川合玉堂のような位置づけか。
(玉堂のほうが風流だけど)

地味な絵が並んでいるので会場はさほど混雑せず、
小さな絵が多かったもののストレスなく見て回れた。

しかし映画を観ている間は気にならなかった神経痛が、
美術館では耐えがたいほどに。痛み止めが切れたせいかも。
美術館でこれなら、山はしばらく無理っぽい。

音声ガイドの語り手はエヴァのカヲル君だった。
いましがた観たばかりの映画のフョードル・Dでもあった。
14 Mar 2018

会報誌となった『新ハイキングクラブ』の4月号が送られてきた。
山行計画と山行報告が主だけれども、
行程に添付されている短文に山行意欲を刺激される。

Webでも目にできる情報かもしれないが、そこは誌面の与える暖かさ、
表面が真っ平らではない(湾曲する)紙の柔らかさに、
変わらない安心感を感じる。
こんなことを書いているから神経痛になるのかも。


世の若者はスマホが全てでPCは持っておらず、
キーボードさえ打ったことがない人もいるとか。
いろいろ隔世の感あり。

IT業界の若手、WYSIWYGという言葉は知らないと聞いて驚いた。
当たり前すぎて今さらなのだろう。
22 Mar 2018

奥多摩の三頭山で遭難事故。
命に別状はないものの、骨盤骨折をした人もいるそうな。

夜の8時前に、積雪の三頭山と、
奥多摩湖側にあるヌカザス山との途中から、
救助依頼。

この日は関東南部は平地でも昼間は降雪。
詳しい事情はわからないが、13人ものパーティーが、
なぜその時刻にそこにいたのか、は、気になるところ。

子供もいたという。なぜ都民の森側に下らなかったのだろう・・・
(はるかに楽なのに。)
奥多摩湖畔に車を駐めていたとか?
24 Mar 2018

腕の痛みに耐え、陽光煌めく葉山へ、堀文子の長い画業を通観しに。



かつて、一面に色彩豊かな花を描いた絵を見てから、
まとまった作品に接してみたいと思っていた画家。
昨年の晩秋から開催されていたものの、
例によって会期終了ぎりぎりになっての観賞。

おおよそ半世紀にわたる画業。
ひとりの画家は、これほどに表現方法を編み出すものなのか、と感嘆。

一時、絵本の絵も描いていて、
幼児期に堀文子の絵本に出会えた子供たちは幸せだなと。
『くるみ割り人形』の挿絵など、
ページを繰るごとに異なる色調の、かつ上品な世界が展開して、
きっと驚きの連続。

堀文子は色彩感がすばらしい。
モノトーン気味の作品でも、色が溢れそうになるのを抑えている、
という感触がぬぐえない。
春先に見に行ったのはある意味ちょうどよかったかもしれない。

ずいぶんと人気のある展覧会だったらしい。
長期だったせいかもしれないが、カタログは完売、
絵はがきも欠品が多かった。
県立葉山で、入場券売り場に誘導路が設けられていたのを初めて見た。
29 Mar 2018

気づけば3月ももう終わり。来週からは新年度。

街中は桜が盛りで、木々の若葉も出はじめ、すっかり春一色。
にもかかわらず自分の体調に好転の兆しなし。

ま、山がダメで、美術館巡りもキツいのなら、
映画でも観にいくさ(座ってればいいんだから)、
とか思うものの、運動はできないし、
でも新緑の山は見てみたいし、
できれば温泉にも行きたいし、
とか思いつつ、改訂された山の地図など広げてみるのだった。

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