Preface/Monologue2008年 6月


前月へ 翌月へ 以前のPreface/Monologue(index)に戻る ホームページに戻る 頁末尾へ 


戸隠スキー場より雪を残す高妻山
ここまでのCover Photo:戸隠スキー場より雪を残す高妻山
1 Jun 2008
好天の日曜、けっきょく近場の公園めぐりに。
山行復活の日はいつになることやら。
4 Jun 2008
関東は梅雨入り。仕事は多忙。
しかも今月はEURO2008。
土日に録画で見るので、いよいよ山が遠い・・・。
7 Jun 2008
坐禅仲間で海外から来たかたが別な国に行かれるとのことで、
本日は連れとともにお別れパーティーに。
立食で、日本人や外国人が入り交じる様は華やかなもの。
京都から駆けつけた雲水さんもいらして、
主役ご夫婦の交友の広さに驚くコトしきり。
愉しいひとときを過ごさせていただいたのでした。


ワールドカップ3次予選、オマーンvs日本戦、1-1の引き分け。
アウェーでドローなら良しとすべきかなと。

唯一の得点は遠藤のPK。
そのPKの安定感たるや常と同じく国宝級。
あまりに落ち着き払って決めるので、
GKが道化に見えるほど。
8 Jun 2008
一昔、いやもっと前のガイドブックをいくつか古本で入手。
意外な山が紹介されていたりして、読んで愉しい。
頁がモノクロなのも落ち着いた雰囲気。
いまやガイドもカラー全盛ですからね・・・
12 Jun 2008
仕事で多忙なゆえ、当分、山はお休み。
ガイドブックを開いたり地図を引っ張り出したりして、
机上登山するのが関の山。
あー今年もテント山行は無理そうだ。
カラダをつくるヒマがない。

録画しているEURO2008も溜まる一方。
それでもオランダ−イタリア戦だけは見た。
カウンターでの2点目がじつに美しい。
世間では1点目がオフサイドか否かで議論が白熱していたようですが。

…とか言いつつクロアチア−ドイツ戦も前半だけライブで。
クロアチアの監督のビリッチ、選手だったフランスW杯のときと変わらず、
顔が怖いw
15 Jun 2008
好天の土日、土曜は参禅、日曜は散歩。
山は遠いまま。

土曜、疲労の蓄積が解消されていないため坐禅が坐禅にならず、
寝てしまうことしばし。
疲れているときは参禅も控え、
休息に専念するべきと体得。

日曜は日曜で遠出をする気にならず、
歩いてすぐの丘陵部を昼前に2時間かけてウォーキング。
「よく考えてみればこれも稜線歩きだ」とか思いながら、
眺めのよい車道をたどることしばし。

地元探索という意味では面白いものがあり。
ここをこう歩くとここに出るのかと。
登っては下るを繰り返すコース取りにしたので、
いくらかは鍛錬にもなったかと。
21 Jun 2008
例年のこの季節、山の雑誌は売れるのが早い。
買いそびれたのを入手しようと本屋に行くと、一冊も無し。
大きな店に行くか、通販で手に入れるか。

岩手・宮城内陸地震で駒ノ湯が被害を受けたのは連日報道されているが、
湯ノ倉温泉も土砂崩れダムでできた堰止め湖に呑み込まれつつある。
あの赤屋根だけ残して建物はほとんど水の中。
泊まったことのある宿なので余計に痛ましく思う。
22 Jun 2008
昼から雨の日曜日、久しぶりに映画館へ。
ナルニア国物語の『カスピアン王子の角笛』。

原作は読んだものの詳細は忘れていたし、
脚本はかなり映画向けにされていたようなので、
先の展開が読めないストーリーに緊張のしっぱなし。

前作と異なり今作の闘いの相手は人間。
主役の少年少女がその敵を無造作に殺すのにはやや違和感。
自らの失策により味方の大勢が落命したのに落ち込み方が半端なのも。
しかしそれもこれも全てナルニアにおいては王であり女王であるがゆえであろうと。

あわや壊滅寸前のところに加わった戦力には両手を叩きたくもなり。
自然を敵に回すものに未来はないとのメタファーにも。

エントよ目覚めて行進せよ。
現代のアイゼンガルドへ。
23 Jun 2008
日本の鉄道 車窓絶景100選』なる新書を読んだ。
4人の”鉄道乗り”が語り合って標題の100を選ぶというもの。
本文全て座談会の記録というのは新書では珍しいのでは。

抜海からの利尻山の眺め、
間近に見渡す釧路湿原、
姨捨駅付近からの善光寺平、
餘部鉄橋など、定番は間違いなく押さえられているので安心して読める。

とはいえ、たとえば上信電鉄からの眺めはない。
南蛇井から下仁田の区間が話題に上ってはいるものの。
だがあの西上州の山々が迫る光景は山屋には忘れがたいのでは。

あくまで100は参考。「異論歓迎」と言われている通り。
思い入れのある眺めは当然ながら個々人のもの、
自分の評価こそ代え難く貴重。
見聞の広さに依るものの。

前月へ 翌月へ 以前のPreface/Monologue(index)に戻る ホームページに戻る 頁先頭へ


Author:i.inoue All Rights Reserved