Preface/Monologue2020年 7月


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鎌倉・獅子舞
ここまでのCover Photo:鎌倉・獅子舞
1 Jul 2020

大菩薩登山口から上日川峠に向かう途中、山道に入った先の千石茶屋。いまはだいぶ新しくなった模様。

川縁にあった大木は伐られてしまったのだろうか。

甘味は美味いらしい。いつか寄ってみよう。
8 Jul 2020

自分の山行は再開してないけれど、Jリーグはすでに再開。

わが川崎は、前節、鹿島相手に文字通りの逃げ切り勝利。
(終盤、クリアしているボールがことごとく相手に渡ってしまって)

今節はどうなることかと思っていたら、FC東京相手の"多摩川クラシコ"で4-0勝利。
大島、ダミアン、長谷川が得点したとあって、前線が躍動した模様。しかも無失点。これまた嬉しい。
(試合は見てない・・・)

今季はショートパス主体だけでなく、戦術の幅を広げているとか。
今まで同様、見て楽しいサッカーに期待大。
11 Jul 2020

新型コロナ、東京では連日200人超えの感染者。
もはや夜の歓楽街の枠を越えて広がりだしている模様。

梅雨も明けてないので遠出はせず、例によって地元を歩く。
木々が茂って人目のない場所でラジオ体操。
振り回す手に夏草が当たる。再び歩き出した先で雨が降ってくる。
予報では曇りだったけど、まぁ梅雨なので。傘さして歩く。


夜はJリーグ、川崎-柏戦をNHK BSで観る。副音声では会場内の音のみとできるので解説を切ってみると、ほんとうに会場にいるかのように。音声の有無とは関係なく、カメラも無駄な選手のアップなどせずにピッチを広く画面に収めている。ボールのないところの動きまで見られて面白い。NHK、サッカーについてはよい仕事をしていますね。

川崎は前半はほぼ柏にサッカーをさせず。得点こそ終了近くでだったものの、守備が固い。今節は家長が2度も得点も決めて、これを見られただけで大満足。なんか今年はいいところに行けそうな気が。特筆ものは、3試合連続得点こそなかったものの、攻守に大活躍の長谷川。自陣でスライディングタックルしてボールを奪うわ、敵陣前でドリブルで3人抜きするわ、アベちゃんが名古屋に行ってしまって寂しくなるかと思ったけれど、その穴を埋めて余りあり。

ハーフタイムで一気に3人の選手交代を敢行した柏、息を吹き返したものの、それでも我が方の守備を崩したのは一度きり。とはいえ前半から後半の調子だと川崎も苦労したかも。今後のネルシーニョ監督の巻き返しに要注目。


その後、録画していたブラタモリを観る。本日は三浦半島の葉山が舞台。
京急逗子線の終点だった新逗子駅は、今年になって逗子・葉山駅に駅名が変わったのだとか。
知らなかった。

この逗子線、遙か昔に葉山町内まで延伸する計画があったらしい。
けど、恐ろしく硬い葉山の山にトンネルを穿つことができず、断念したそうな。
おかげで今の葉山の雰囲気が残っているのだとか。
18 Jul 2020

久しぶりに映画館で映画を。『パブリック 図書館の奇跡』。

大寒波が来た夜、シェルターが満員で行き場のないホームレスの人たち。
寒さを逃れるため図書館を占拠して夜を過ごそうとする、という話。

原題は「The public」のみで、"図書館の・・・"は邦題での付け足し。
図書館の話だとはわかるものの、内容からすると、この副題は邪魔。
理解を妨げる気が。

"the"がついている原題は、一般人、という意味になるらしい。
場所とか空間とかではなく、人々。
この映画は、ホームレスであるということ以外は違いのないふつうの人たちが、ないがしろにされることに抗議して声を上げた物語。
尊厳の物語。

出演者がみないい味出していて。
ホームレスの人たちも、占拠された図書館の関係者も。


山に行けないので毎週サッカーの話ばかり。

J1の川崎、横浜FCとアウェイ戦。5-1で勝ったものの、後半開始からしばらくは妙に押されっぱなしだった気が(その結果失点)。
とくにホームチームのFW斉藤光毅にはさかんに引っかき回されていた印象。
なかなか大したヤツだと敵ながら脱帽。

本日のわが方は小林が実戦復帰。復帰していきなり2ゴール(1PK)。
ペナルティアーク付近で反転してゴール右隅に沈めたシュートはストライカーの一撃そのもの。
祝復活。
19 Jul 2020

感染者数増加の状況下、"Go To Travel" 開始目前。

観光業界(および地方経済)を救済したいのであれば、感染拡大を抑える方策も含めるようにして、今からでも別な方法を考えたほうがよいのでは。道府県内の移動に限定するとか。

しかし東京都民は除外しつつも強行の構え。"Go To"推進者は融通が利かない、という印象。
22 Jul 2020

明日から4連休。しかし天気も悪そうだし感染者数も増えてるしで遠出の予定なし。映画を観に行こうかなと。


J1、仙台-川崎戦、2-0から2-3の逆転勝利。昨年に比べて粘りはついたかと。いままでは先行された時点でこりゃ今日はダメかなと思えてしまったものだけど、現在は「なんとかできるのではないか」と。(しかし最初から2点差にならないでほしいなぁと)

前半はいわば持たされてる状態。あらためてボール保持率は勝率とはあまり関係がないことを認識。相手はマンマーク気味に来ていて、こういうときはダミアンのポストプレーも有効に働かない気が。

1失点目は自陣での横パスをかっさらわれたところからで、再発防止策を強く望みたいところ。2失点目仙台MF道淵の目の覚めるようなミドルシュートで、敵ながら感嘆。ありゃGKがソンリョンでもキツいでしょう・・・。

やはり今日の主役は後半からはいった小林悠かと。2G1Aというとんでもない結果。とくに決勝点となった自身2点目は、大島からのクロスをジャンピングボレー。まさに美技。迫力は道淵選手のシュートに勝るとも劣らず。逆転までの気迫の表情といい、すごいものを見せてもらいました。(三笘くんのドリブルも魅力的)


おまけ。”Jリーグタイム”でたまたま見たG大阪-広島戦での広島MFハイネルの86分のシュート、自分の左から飛んでくるCKを右足アウトサイドでという達人芸。G大阪のGK東口が好セーブして入らなかったけど、いや今なにしたのこの人、と驚くことしきり。ネットのハイライトで再確認。


ワールドカップでもEUROでもないのにサッカーのサイトのように・・・そういえば本当なら一ヶ月前はEUROで寝不足の毎日を送っていたはずだった。すべてはコロナのせい。
24 Jul 2020

連休二日目。
しばらく前からあちこちで上映しているジブリ映画のうち、『千と千尋の神隠し』を。

観よう観ようと思いつつ観ないまま今日まで。どうせ初めて観るなら大きな画面でと映画館に。異世界に迷い込んだ10歳の少女が異形の者たちのさなかで生きるために働き、両親を救って元の世界に戻るまでの物語。

2001年の作なので、もう20年か・・・。表現も古びてなければ話も新鮮。すごいものを作ったものだなと。調べてみたらアカデミー賞長編アニメ賞を受賞している。さもありなん。高品質のHighFantasy。

好奇心につられて足を踏み込む両親に引きずられて嫌々ながら入り込んでしまう場所はどことなくつげ義春の世界のようで、何がでてくるのかという期待と不安は山を歩いているときに感じるものと同じ。

それは夜の帳が下りて現れる異形の者たちを見ても、山の陰の部分のように思えて。この異世界感はここしばらくの「山」不足の気分を解消させてくれた。そんな意味でも見応えのある作品。


湯屋の釜焚き老人の声優が、菅原文太だった。文太さん、芸域が広い・・・。あらためて冥福を。
26 Jul 2020

本日、昼頃に青空が広がり、地元ウォーキングに出てみれば東京湾側には入道雲がいくつか。まさに夏空。いよいよ梅雨明けか、と思ったのも束の間、相変わらずの降ったり止んだり。明けるのは8月なのかも。


J1、川崎-湘南戦。

3-1で勝利したものの、前節に続いて先行される展開。2節連続で逆転できるようになったのは、打つ手に幅が広がり、精神的に余裕もできたということかと。これで昨年と異なり先行されても期待をもって試合終了まで観られるように。

前半は湘南にサッカーをさせず、試合通して打ったシュートが30本という、それだけ見れば5,6点くらいは取れていてもおかしくない試合。決定力はともかく、多様な攻撃と守備を見られたのは楽しかった。湘南にはときおり痛い目に遭わされてきたけれど、今回は慌てず油断せず。(失点0が望ましいけど、湘南のFWタリクのバイシクルシュートは見事の一言。)
30 Jul 2020

蝉は鳴き出したものの、夏という気がしない今年の七月。
梅雨が長引いているせいもあるだろうけど。


奥多摩の御前山を間近で見たいとふと思う。
あの端正な姿を近隣の山の上からまた見たいと。

ただ見るのではなく、落ち着いた気分で。
淹れたてのコーヒーを飲みながら。

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