Preface/Monologue2016年 1月


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夕暮れの神奈川県立三ツ池公園
ここまでのCover Photo:夕暮れの神奈川県立三ツ池公園
3 Jan 2016

迎春

年末年始は連れの実家近くの低山歩きと、
シネコンで映画。

登り初めの山は短時間なものの、手も使うもの。
同行した連れも充実感ありと。

映画はスターウォーズと007。どちらも佳し。
SWは”Chewie, we're home."で感涙。
007は仲間に恵まれて。
6 Jan 2016

東日本は暖冬が継続。
コートを着ないで出勤する人多し。
山の雪はどうなっていることやら・・・
9 Jan 2016

東京駅近くの三菱一号館美術館へ、プラド美術館展に。
 メングス『マリア・ルイサ・デ・パルマ』

一番の見応えはムリリョの『ロザリオの聖母』。
スペインのラファエロと呼ばれるのも納得の一枚。

 ムリリョ『ロザリオの聖母』

浅学ゆえ名を聞いたことのない画家が多数。
とはいえ惹かれる絵は多々。

そのなかの一枚、エルスハイマーの『ヘカベの家のケレス』、
レンブラントにも影響を与えたと言われる画家の真骨頂。
劇的な光と闇の表現。


ここからはちょっとした丸の内周辺散策。

美術館を出て、すぐ近くの東京国際フォーラムへ、
ガラス製アトリウムを観に行く。中に入るのは初めて。
一つの巨大な彫刻のような、絵になる空間。
 アトリウム内部

ひとけのない空中回廊を経巡る。
意外と揺れて、高くなると少々怖い。


皇居側へ戻る。目当ては・・・
日本における歴史主義建築の最高傑作という、明治生命館。
 お堀端から正面

外観だけ見るつもりだったのが、
なんと内部を見学可能。しかも無料。
一時間かけて、警備員の方と会話もしつつ、
それ自体が美術品と言ってよい館内をゆっくりまわる。
 応接室の一つ

ひじょうにくたびれた、しかしよいものを見られた一日。
10 Jan 2016

三連休中日、飯能に出て、天覧山、多峯主山など。

山を歩きに来たのに、午前中はほぼ、
『ヤマノススメ』の聖地巡りのような結果に。

 タイムズマート飯能店で

飯能駅から天覧山山頂まで40分のところ、2時間40分。
4人がこの町のどこかを歩いている気がしてきた・・・
11 Jan 2016

デビッド・ボウイ、癌で死去。69歳。
つい3日前に新譜が出たばかりだというのに。
ショックだ。

18ヶ月も闘病生活を続けていたとは。
新譜のジャケットは黒い星。黒地に黒字の歌詞。
こういうことだったのか・・・

"and the stars look very different today."
R.I.P.
13 Jan 2016

飯能に行った影響で、『ヤマノススメ』のマンガを大人買い。
(とは言っても4巻まで。既刊10巻。大人でなくて中高生?)

アニメは見ていたものの、原作も手にしてみようかなと。
面白いです。和めます。
(娘の成長を見ているような気分?)
14 Jan 2016

つい3日前に、デビッド・ボウイが亡くなったばかりなのに、
この日、俳優のアラン・リックマンが逝去。
69歳。ボウイと同い年だ。

ダイ・ハードの悪役はカッコよかった。
スネイプ先生の美声が聞けないのが残念だ・・・
冥福を祈ります。
17 Jan 2016

先週に引き続き、奥武蔵へ。
天覚山から大高山を縦走。

意外とアップダウンがあり、岩も出ている。
どことなく丹沢に似ている・・・
(ガレた沢はなさそうだけれども)

先週の天覧山・多峯主山に比べて人が少ない。
標高は相変わらず低いものの、体力を使い、眺望も少なく、
家族向けとは言い難し。
23 Jan 2016

寒い日々が続く。

加えて、天気もすぐれない日は、
今後の山の予定など考える。
(家事とかもしますが)

GW、どうしようか、とか。
(今年は戸隠は無理そう。)

考えられるうちが華。
24 Jan 2016

相変わらず寒い日曜日、午前中は仕事。
終わってから、鎌倉に直行。

次の日曜を最後に、もう二度と入れなくなる、
神奈川県立近代美術館鎌倉へ。



昼に着いた美術館は、チケット売り場が行列。
館内も人で溢れ、喫茶室もテーブルの空き待ち。

展示は初期収集品が主らしい。

昨今の世相を鑑みて、松本竣介や麻生三郎の作品が心に響く。
松本の『立てる像』に描かれた眼差し。
いま、このときも、同じように描かれてしまうことだろうかと。

麻生三郎の『死者』は、初見、何が描いてあるのかわからなかったが、
じっと見ているうちに、まさに表題の通りのものが立ち現れてきた。

作者は、表現すること以上に、
よく見てくれ、という思いがあったのではなかろうか。

絵と同じく、世に隠されている、”死者”のことを、と。
ないがしろにされ、ずたずたにされたものたちのことを、と。
27 Jan 2016

休みを取って、渋谷のBunkamuraへ絵を観に。
『ラファエル前派展』。



タイトルはラファエル前派展だが、実際には19世紀イギリス絵画展、
というところか。唯美主義者たちの絵も多かったので・・・

お馴染みの画家がたくさん出品されている中、
精神性を感じるジョージ・フレデリック・ワッツの絵を、
複数見られたのが一番の収穫。

憂愁の美人を描いた、
フレデリック・レイトンの”エレジー”も、久しぶりに。
美は最大の癒しなり、かも。
31 Jan 2016

昼から好天になった日曜日、
用事があって山には行けず。

代わりに今後の計画など書き出してみる。
ガイドブック記載のではないコース設定。
プランニングはやはり楽しい。

気になるもの・・・奥武蔵、奥多摩、丹沢のものだけで、
カンタンに夏までかかりそう。
天候とか、仕事とか、家事とか、休息とか、
割り込みがかかって、実際にはもっとかかるはず・・・

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