Preface/Monologue2013年 2月


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児島湾越しに怒塚山
ここまでのCover Photo:児島湾越しに怒塚山
1 Feb 2013
この金曜日は先日の日曜出勤の振替休日。
一日のんびりしていて疲れもないはずが、
夕飯を食べたら眠くなり、だいぶ長いことうたた寝してしまった。
やはりどうも疲労が抜けていないらしい。
どこにも出かけずのんびりしていたのは正しかったようだ・・・
3 Feb 2013
好天の日曜でしたが、
山はおいて、六本木ヒルズへ、
今をときめく会田誠の美術を観に。



展示は人を食ったような内容が目白押し。
広大な金箔画面の片隅にゴキブリ一匹とか、
松の木の盆栽がところどころ女の子の頭になっているとか、
ギリシャのパルテノン神殿の上に広島原爆ドームが載っているとか、
ドーハと題された重厚なレリーフをよく見ると手前にラモスが座り込んでいるとか。

題材も表現方法も多岐に渡り、鑑賞者を消化不良気味にまでさせるものでした。
本質ではなく形式からみたいなことを本人が言っている通り、
とくに日本画の形式を用いたものは、随分と巧緻です。
もっとも、描かれているのは、カラスが人の目玉を
掴まえていたり、山椒魚と裸の女の子が
並んで横たわっていたり、ですが。

つまるところエログロナンセンスかな。
内臓が飛び出している絵とかもそこここにあったし。
小学生低学年くらいの子供を連れてきた親子連れは、
しまった、事前によく調べてくるんだった、と思ったのでは?
7 Feb 2013
中国の大気汚染、話に聞く19世紀のロンドンのようで。
その悪影響は遠く本邦の八幡平にまで及び、
八幡沼で、毒性の金属が沈殿しているのが発見されたとか。

あまり考えられないですが、
山中にあってやむをえず溜まり水を飲ましかない場合、
煮沸しても無駄というわけで・・・

いやそんな矮小な話ではなく。
まったくいい迷惑。
10 Feb 2013
三連休の中日、連れと鎌倉へ。
北鎌倉で降りて、まずは花を求めて東慶寺に。
予想外に彩りなし。梅は一分咲きとすら呼べず。
ただマンサクが板塀に黄色く映えていたくらい。

ウメ

境内のロウバイも花弁が萎びていて、今年は見損なったかと寺を出て、
建長寺方向に向かっていくと、どこからともなく芳香が。
浄智寺入口の角で、ふと見上げれば、こちらは満開の見事なロウバイ。
よかった今年もこの香りを堪能できたと連れと二人で大喜び。

 ロウバイ

さて、本日は葛原岡(大仏)ハイキングコースを。
季節柄か、銭洗弁天の分岐から先は、
人影少なめでした。

今回はこのコースに発見あり。
高徳院に続く車道に下るところで、
「大仏切り通しへ」とする階段道が新たに付けられていて。

ためしに入ったところ、尾根を越えた先はよく踏まれた道で、
終端近くには、話に聞くばかりで訪れたことのない光景が。

 大仏切り通し

名越の切り通しに劣らぬ雰囲気でした。
11 Feb 2013
三連休最終日は美術鑑賞。
混んでいるところはイヤだったので、
この期間は収蔵品展の東京国立近代美術館へ。

国立近代美術館、彩色されているのはイサム・ノグチ『門』

リニューアルしたとかで内装はキレイなものに。
とはいえ前がどうだったか、そもそも以前に来たことがあったかさえ
忘れているので、違いはわからず。

館内は、撮影可能なものとそうでないものと。
作品を傷めるのでフラッシュはだめ。
シャッター音が気になるので、あまり撮さず。

菊池芳文『小雨ふる吉野』

これいいですね。
花の山中にいる気分に。
16 Feb 2013
風の強い日。

快晴で空が高く、眺望もよさげだが、
まっすぐ歩けないのはどうも。とくに山では。

そういやとうの昔に立春を迎えていたんだった。
次の月曜は”雨水”。氷の融け始めるころとか。
17 Feb 2013
日曜日は西丹沢の不老山へ。

国府津からの御殿場線は、曽我梅林に行く人たちでかなりの混雑。
湯河原梅林や小田原梅林もきっと賑わっていたことでしょう。

不老山は、週末の悪天候で、
雪が積もっているのではと懸念してましたが、
雪があるのはごく一部。それもせいぜい足首ほど。

あちこちで杉の木が橙色に染まってました。
もう花粉は飛んでいるのかな?
21 Feb 2013
マダニが媒介するらしいウイルスで、死者が出ているとか。
そんな記事があったので読んでみると、
じっさいには原因は特定できていないようで。

ところでウイルスとは、細胞でできていないので、
生物学上は生物とはみなされないとか。
ではなんなのか。機械?

いまだに自然科学は生物・生命の定義ができていないらしい。
『砂漠の惑星』が脳裏に浮かぶ・・・
”デューン”でなくて、レムのほう。
24 Feb 2013
たまには山のない小旅行もよいかなと、
塩山温泉に一泊して、恵林寺とか見てきたのでした。

山のない旅行、とか言いながら、温泉街裏に塩ノ山があるものだから、
登り20分強とはいえ、けっきょく上がっているのでしたが。

予報の通り、好天の一日。ただし風強し。
標高1,000m以上あたりは白くなっているようでしたが、
平地は雪なしでした。塩ノ山も。
27 Feb 2013
学生時代の友人とひさしぶりに会って飲んだ。
話題のひとつに、My Best Movieとして何を上げるか、というのが出た。

友人は、5本上げるとしたら、そのなかに、
『ブレードランナー』と『風と共に去りぬ』は入る、と言っていた。
前者については、ルトガー・ハウガー演じるレプリカントが、
雨中に頭を垂れて絶命するシーンが、焼き付いて離れないと。

自分は、そうさな、とりあえず続・夕陽のガンマンかな。
裏切りと、友情と、戦争の悲惨と非情。
橋の爆破のエピソードが、とくに印象深い・・・

けど、その他が思いつかない。
よい映画、印象に残った映画は、両手両足の指では足らないけど。
2001年宇宙の旅とか。でも無人島に持っていきたいかと問われれば、
うーーん、どうかな。

My Best Songとかは考えたことはあるけど、映画はなかったな。
他にも、絵画や、小説など、あらためて考えてみるのも面白そうだな。
風呂入っているときとか、満員電車のなかでとかね。

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