Preface/Monologue2003年 8月


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3 Aug 2003
梅雨の最後の瞬間に山歩きをしてきました。雲がかかって日差しがなく、開けた場所では風もあって涼しかったものの、やはり紫外線は強い。山行終了後に温泉に入ってみると、かなり日焼けしていました。
10 Aug 2003
台風一過、関東南部は快晴、涼しい風あり。

にもかかわらず山に行けず。地元を散歩し、喫茶店でストレートコーヒーを飲みながら読書。帰宅して、ロケを多用した二昔前の時代劇のDVDを引っ張り出し、日本の里の風景に浸る。

…自分自身を引きずり上げなくてはならない今日この頃です。
15 Aug 2003
世間はお盆休み。朝の電車が空いています。

早朝、関東はけっこうな雨が降っています。ここ数日というもの梅雨が戻ってきたのではと思えるほどの空模様が続いていて、渇水の心配はないものの、農作物の出来が思いやられます。

天気の悪いときに沢筋の登山道は避けなくてはいけませんね。幌尻岳の山中で足止めされた人たちはどうなったことでしょうか…
17 Aug 2003
この土曜日、久しぶりに上野へ絵を見に行ってきました。

雨のなか、国立西洋美術館の前を通ると、「ドイツ・ロマン主義の風景素描」とあってフリードリヒの作も出品されていると宣伝しています。フリードリヒで思い起こす絵柄といえば、こちらに背を向けた人物が冷ややかな自然に向き合っているというものです。楽しさとか辛さとかとは無縁の、「それがそこにある」という"存在の厳しさ"を感じさせる絵。

この感覚は山の単独行者の心象に通ずるものがあり、いちどは実物を見てみたいものだと思っていたのでしたが、それがすぐそこにある。これにはかなり心動くものがあり、よほど入ろうかと思ったのですが、すでに3時をまわっていたのでこのときはやめにして、予定通り「東京芸術大学 大学美術館」での展覧会に向かったのでした。
21 Aug 2003
「明後日には晴れる」を繰り返して八月下旬というところでしょうか、今年の関東地方は。

この夏は仕事で多忙のため長期に出かけられないのでそれはそれで構わないのですが(しかしおかげで文章が書けない)、農家のかたがたが心配です。稲は大丈夫なのでしょうか。
24 Aug 2003
本日、たった3時間山を歩いただけでかなりくたびれました。山行が終わる前から脚が筋肉痛になったのは久しぶりです。体調不良ではあったのでしたが、それを差し引いても運動不足を痛切に感じたのでした。
25 Aug 2003
6万年振りという大接近を2日後に控え、話題に上ってから初めて火星を見てみました…といっても帰宅途中に思い出して夜空を見上げただけなのですが。もちろん肉眼で。

気のせいか、かつてただの光点にしか見えなかったのが、丸く見える気がしました。大気の関係でか小振りの傘までかかっています。町の灯りのない山中で双眼鏡でも使って眺めたかったなぁ、と思ったものです。
29 Aug 2003
今年の夏は、少なくとも関東地方は典型的な冷夏というものですね。暑くなくていいのですが、天気がよくない土日が多いのがなんともかんとも。

遅めの夏休みと称して昨年行けなかった戸隠高原に明日から出かけるのですが、長野県北部は雨のようで山登りはどうなることやら。久しぶりに飯縄山に登りたいとは思うものの、雨宿りと称して高原の喫茶店めぐりをしているかもしれません(笑)。


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