Preface/Monologue2021年 4月


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稚児落としの岩壁の上に岩殿山

ここまでのCover Photo:稚児落としの岩壁の上に岩殿山

1 Apr 2021

送別会の季節は終わり、これからは歓迎会とか新年度会とか。

ものみな浮かれる春は続く。(ひとによっては浮かれすぎ)

2 Apr 2021

少し長い休みが取れたので、一泊二日で秩父に山歩き。


初日は琴平ハイキングコース。
西武秩父駅から羊山公園を通り抜け、山中の投げ入り堂である岩井堂、白亜の巨大仏像護国観音を経て札所の大淵寺まで。

羊山公園は桜が満開。木曜なのに人出多し。自分もその一人だけど。
芝桜の丘はまだ花期でなさそうなので寄るのは割愛。

公園散策者たちと別れてハイキングコースに入るとうってかわって静寂そのもの。
閉鎖された登山ルートの入り口を示す”武甲山入り口”石碑を見ると、道のりは山道に。
全体に短く、獲得標高も少ないとはいえ、山歩きは山歩き。

陽光回るタンス岩で久しぶりに湯を沸かしてコーヒー。
岩井堂で手を合わせ、護国観音の足下で秩父市街を眺め渡す。
納経所の閉まる時刻に下り着いた大淵寺もまた花盛り。


花盛りなのは翌日登った城峰山に至る道筋も同じ。
西武秩父駅から吉田元気村行きバスで万年橋バス停下車。
ここからの車道歩きが長いのだけど、その長さを補って余りある花の多さ。
桜はもとよりハナモモの林まであって息を呑む。

男衾登山口から山道。周囲は植林に終始。
登り着く城峰神社は予想以上に境内が広い。
将門隠れ岩は出だしの鎖が重すぎて取り付きで挫折。
かなり危険なクライミングになる模様。

山頂はレーダー設備がほとんどを占めていて、展望台があり、上がると周囲の眺望が素晴らしい。
あいにく本日は雲が多くて両神山を始め奥秩父はすべて雲隠れ。
御荷鉾山がすぐ近くに眺められたのは収穫。

曇りがちの天候かつ平日だったせいか、山中では3組にしか会わず。
そのうち1組はレーダー装置の点検チームだったような。
町中の事務所で着用する制服のような揃いの上着。

3 Apr 2021

足腰が筋肉痛。


J1、川崎-大分、2-0。三笘くん奮起の2連発。
併走するダミアンに渡さず点を取るところにも貪欲さの増大を垣間見る。

GKは丹野。ソンリョンはどうした?試合後の鬼木さんの話では腰の怪我だとか。
いろいろ大事にならなければよいのだけれど。

祝、ノボリ復活。でも”火の玉小僧”モードの本領発揮は試合終盤になってからか。
不動の左SBが帰ってきたのでレオは中盤。どこでもてきる有能なヤツ。

対する大分には昨年まで川崎にいた下田が中盤の底に。
相手選手が近づいてきても涼しい顔でパスを散らし、そのまま川崎のユニに着替えてピッチに立っても違和感なしだったかと。


注文していたトミーズの”あん食”が到着。予想以上に食べであり。
賞味期限は明後日まで。家内で食べきれるかどうか(食べるけども)。

5 Apr 2021

映画二本立て。


「ノマドランド」。

やや退屈。しかしそう感じさせる大きな流れの物語なのかも。
「さよならは言わない」。”See you down the road.”。


「サンドラの小さな家」。

自らを助ける上で助けを求める者に仲間が付く。
他人を助ける者は自分自身も助ける。
(ボランティアは感謝を求めてやることではない。)

7 Apr 2021

Jリーグ、川崎-鳥栖、1-0。

鳥栖は守りが固い。とくにGKの朴一圭の反応は敵ながら見事。
退場で一人減っても最少失点で済ませるところは侮れない強度。
次回対戦時も油断できない相手。なにせ昨年唯一勝てなかった相手。

スタメンで出たノボリ、まだ本調子でない気が。
以前の、どこにでも顔を出す運動量が感じられず。祈完全復活。

9 Apr 2021

掃除したら、空のガス缶がごろごろ出てきた。
念のためもう一度使ってみてから、穴開けて捨てないと。

昔は販売店で回収してくれたのだけど、いまはそういうサービスをしてくれるところが身近にない。
自分でやらないと。

穴開け道具は準備済み。

10 Apr 2021

一泊二日で秩父へ。


初日、長瀞アルプスから宝登山へ。

晴天下、秩父鉄道野上駅から見渡す周囲の山々は新緑のさなか。
長瀞アルプスはアルプスと言いながら穏やかな道のり。
宝登山にかかると階段道の連続で息が上がる。

バーナー使用禁止の山頂は大展望。秩父盆地が広い。
向かい合う箕山がこれまた新緑。山頂部がピンクなのは、八重桜?
宝登山神社が大きな神社であることを初めて認識。


二日目、皆野アルプスから破風山、さらに進んで古峯山まで。

大淵登山口から稜線に乗る。
破風山に至る途中の”皆野アルプス”は、ちょっとした岩稜帯。
「山くつの道」という標識も。山靴でないとダメですよという意味らしい。

昨冬に札所巡りで登ったときとは異なり、本日の破風山山頂は大賑わい。
この日は空気も澄んで、昨日の宝登山以上の大展望。
10数人の団体も登ってきて、立ったまま休憩している。
札立峠を過ぎると随分と静か。古峯山に至っては誰も来ない。
(暖かいものをつくって飲みながらしばらく休憩していたけれども)

下山後、秩父華厳滝を見物してバス停近くの茶屋で甘酒を注文。
宝登山山頂の茶屋のとは異なり、じつに濃厚。
甘酒好きは飲まれることをお勧め。

11 Apr 2021

日差しがあれば暑いものの、風は冷たい日々。


サッカーJ1、東京-川崎、2-4。

家長×2、三笘、ダミアンと、前線の3人が得点そろい踏み。
左SBのシンタロウ、5試合ぶりの先発とは思えないプレーぶり。
シミッチも縦パスが目立つようになって。
ジェジエウの攻め上がり、いつものようにアオの神出鬼没の奮闘など、見所多し。

しかし後半、東京にサイドの裏を使われるようになるとややばたつき気味。
2失点は反省材料。
交代選手が得点した東京、長谷川監督の采配が的中した形。
次回の多摩川クラシコはさらに気を引き締めてかからないと。

13 Apr 2021

「飲んでも大丈夫だそうだから」。

では貴方が率先して飲んでみたらいかがですか。
そう考えた人はかなりいるのではと。


誰がどういう根拠で大丈夫と言ったのか、知りたいところ。

14 Apr 2021

雨模様の関東。こうして緑はさらに濃く。


J1、川崎-福岡、3-1。福岡の覇気侮れず。

先制点のゴールと2点目のアシストは昨年福岡にいた遠野。
喋らせるとかわいい話し方の青年はピッチではよく走る。

本日の先発はブラジルトリオが休み。
それでも終盤にジェジエウ登場。彼がいるとやはり安心する。
同じく終盤登場のダミアン、3点目のアシストの足捌きは秀逸。
シミッチの代わりのアンカーはアオ。前節に続いて神出鬼没。

福岡のサロモンソンはFKの名手。下手にファウルできない。
・・・わかっているのだけれど、失点。福岡にはよい助っ人が多数。

元川崎のDF奈良、元気そうで何より。
同じくGK杉山、元気すぎ。こちらのシュートを片端から止めてくれて。
衰えてないようでなにより。

18 Apr 2021

J1、川崎-広島、1-1。二度目の引き分け。

先制点のアシストの前のアシスト、ミキの斜め走りから。
全体に、そういう速攻の連動性が少ない気が。

20 Apr 2021

板東札所巡りを開始。
一番札所の鎌倉は杉本寺にて発願、衣張山を越えて逗子に出て、二番札所の岩殿寺までを巡る。

杉本寺は本堂前の敷石張り替えの工事中。参道脇にはシャガも咲いていて初夏の風情。
衣張山へは杉本寺から20分かからず山頂へ。
途中の展望点では見渡す景色が新緑の山しかなく、ここは鎌倉か?と思えるほど。
山頂からは霞みつつも箱根連山と丹沢山塊の稜線を識別。矢倉岳も檜岳山稜も眺められて満足。

岩殿寺は納経所横にこぎれいな休憩所ができていて一息つくによし。
本堂の上、寺域最高点にあった手造りの東屋は一昨年の台風十五号で壊れてしまい、危ないので引き倒したとのこと。

この札所巡り、関東一円に札所があるので、いつ結願となるか未定。
秩父の時のようにすべて歩いて繋ぐのはせず、車も使おうかと思案中。

21 Apr 2021

板東札所巡り、十四番札所の弘明寺に。
早々に番号通りの巡礼は計画外。

京浜急行の弘明寺駅を下りて坂を下ると寺の脇に出る。駐車場を経て境内に入ると予想以上に大きな本堂。
本堂の中もそれなりに広く、往時は有力な寺であったのだろうと。
お寺は門前商店街から見上げる先にあり、駅を出て坂を下るだけ下って仁王門から正しく上っていくべきだったかと。

商店街は活況を呈している模様。仁王門すぐ前の店がパチンコ屋。
”テラ銭”と言う言葉の謂われを思い出させてくれもしたり。

23 Apr 2021

土休日の混雑を避けるため、鎌倉に残った板東札所巡りをこの日に。
三番安養院と四番長谷寺。

安養院はツツジの盛り。境内はそれは華やか。
3メートルから4メートルはあろうかという木々が濃いピンクの花を全身にまとう。
昼頃なのに参拝客は少なめで静かなもの。平日だからかも。

鎌倉市街地を歩いて横断した先の長谷寺、さすがにこちらはやや賑やか。
とはいえ紅葉時の土日よりはだいぶ落ち着いたもの。
久しぶりに9メートルを超す背丈の観音像を見上げ改めて驚く。

展望台からは逗子の二子山や葉山の山々が見渡せて爽快。
胎内巡りの帰りがけに目にした和み地蔵には大きなマスク。
早くこれが取れる日が来ればなと。

24 Apr 2021

板東札所巡り、6番飯上山長谷寺と8番妙法山星谷寺に。

先に、座間市にある星谷寺に。
小田急座間駅から徒歩。清潔感のある境内。

ここの七不思議で有名なのが撞座が一つしか無い鐘。
ほかに、昼でも星が見えたという井戸もあり。
現存するこれが、覗きこんでみると驚くほど深い。
落とし物をしたら回収はまず無理と思える。


座間駅から本厚木駅へ。
宮ヶ瀬行きバスに乗り、丹沢の白山中腹にある長谷寺、別名飯山観音へ。
停留所から車道を辿り、その先に断続的に続く階段を上っていく。
灯籠がいくつも立ち並ぶ境内は清浄な雰囲気。古めかしい本堂に入れば懐かしい気分に。

ここまで来て引き返すのもと、予定通り白山に登り出す。
のっけから「ヤマビル注意」の看板。やれやれここもかと。
幸いにたかられはしなかったけれど、足下が湿っているときは要注意かと。

白山山頂、物見峠からは相模平野が広々と(むじな峠も物見峠も撓みではなくピーク。”峠”は”トッケ”、突起からの転意ではという説を思い出す)。
二カ所ばかりの急階段を除けば道のりは穏やか。
しかし七沢森林公園に下るまで気の休まるときはなし。
ヒルへの警戒で。

26 Apr 2021

東京で買い物や飲食ができないから近隣県へと都民が向かうのだとか。
なんのための緊急事態宣言。

個人にのみ我慢を強いる性格が時を追うに連れ明白に。
ワクチンの電話予約はつながらず、つながったらすでに一杯。
そもそも絶対量が少ないので早い者勝ちに。
やってる感を出しているだけ。
「必ず」なのは五輪のみ。

近ごろではリモートワーク推進が聞こえてこない。
だから通勤客は増えたまま、ほとんど減らない。

先進国なのかこの姿はと思い始めるこの頃。

29 Apr 2021

「晴れ一時雨」で降水確率10%と、「曇り時々晴れ」で降水確率40%。
”雨”という文字が入っている分、前者の降雨確率も低くないと思えて仕方なし。


J1、名古屋-川崎戦、0-4。12試合で3失点しかしていないチームから大量得点。

開始3分で先制点。前半飲水タイムまでに3点を取り、後半に追加点を加えて失点0で勝利。
勝敗に関わらず堅守名古屋から1点取れれば第一目標達成、と控えめに考えていたので、この結果は言うことなし。

それぞれのゴールシーンは美しいものだったけど、ほかにも見所多数。
前半15分あたり、家長と山根のコンビが敵面前でボールを受け渡しながら小気味よく右サイドを攻略していくところとか、じつに痛快。

30 Apr 2021

GW期間中の平日、国や都は首都圏列車の減便を要請したとか。
結果、朝の駅は混雑増加。かえって密に。

かつての布マスク配布と同じ浅慮を感じる。


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