ビル・チャーラップ(Bill Charlap)

最近よく聴いているピアニストに、ビル・チャーラップがいます。
1966年、ニューヨーク生まれ。
Blue Noteと契約した関係で、日本では「New York Trio」の名義で、Venusから新録音が出ています。
(文章を書くのが面倒なので、以下要点だけ箇条書き。)

普通より、二割くらい遅いテンポで、たっぷりと曲を聞かせてくれる
どの曲も、リズムとハーモニーに工夫を加えて、飽きさせない
切れのいい、爽やかなタッチ
職人芸
トミー・フラナガン
伴奏
どのCDを買っても、失望しない(たぶん)
愛聴盤は、「去りし夏の思い出(The Things We Did Last Summer)」(Venus)
最新作は、『SJ』の読者からリクエストの多かったスタンダードを演奏するという企画盤「星へのきざはし」(未聴――こういう読者に迎合した企画そのものが私は嫌いだ。でも、チャーラップなら、そういうことに関係なくいい演奏をするだろうと思われる。)
(そのうち書きます)

→音楽の喫茶店に戻る
→村の広場に帰る