べじたりあんふと思う


ベジについて



F 2007. 6. 1 fri.   ベジ化は現実に変革をもたらす
E 2007. 4.13 fri.   ハッピーをゲットする為のツール
D 2007. 1. 2 tues.   『わたし、ヴィーガンと出会う』@
C 2006. 9.22 fri.   子猫殺し2
B 2006. 9.19 tues.   吉野家ギュー・アンド・ベー不信
A 2005. 9. 9 sat.   日本向け馬肉輸出
@ 2006. 9. 7 thur.   子猫殺し




F 2007. 6. 1 fri.   ベジ化は現実に変革をもたらす


いいですか。
大いなる希望を抱いてベジタリアンへいらっしゃい。

ありったけの期待を持ってベジタリアンへいらっしゃい。

ベジタリアン化に乗っけてくる願いは、実際に自分が変化を起こすことで増強されて確信となり、
それは現実になる。

ベジタリアン化は現実変革ツールでもある。
ブレサリアン化も然りであるし、変革の内容はわたし次第である。




E 2007. 4.13 fri.   ハッピーをゲットする為のツール


ようするに菜食ってのは、ベジタリアンっていうのは、
ハッピーをゲットする為のツールなんよ。

食に制限をかけることで苦しんで幸せの度合いが下がるなら、
まったく意味ないとおもう。

お肉食べるほうがいいとおもう。

でも、ベジタリアンってのは、
幸せになるための手段としては、相当に優れているとおもう。

根拠?
んー、根拠はねーけど、
ただ、まる4年ベジやってきて、
ものすごく強くそういうふうに感じるというだけ。




D 2007. 1. 2 tues.   『わたし、ヴィーガンと出会う』@


もう時効なので言います。100冊買いました。

ちびりちびりと買っていただいたりプレゼントしたりしております。

10冊しかなければ、積極性はまあそこそこですが、
100冊あるので、とても積極的に展開していくことができて良い気分です。
年末カットを担当してくれた美容室の兄ちゃんにも半ば強引に売り込み中です。

なみなさま。載っている本人はそれをダシにがんばりますよ。




C 2006. 9.22 fri.   子猫殺し2


波紋広がる「子猫殺し」告白  坂東さんが本紙に寄稿「真意語りたい」  直木賞作家の坂東眞砂子さん(48)=フランス領タヒチ在住=が、日本経済新聞に寄稿したエッセーで告白した「子猫殺し」。このエッセーの内容をめぐって、余波が続いている。タヒチを管轄するポリネシア政府は、坂東さんの行為は動物虐待にあたるとして、裁判所に告発する構えを見せている。20日から26日は「動物愛護週間」。坂東さんが「真意を語りたい」と毎日新聞に寄稿した。

「性の管理」避妊手術はできない
 私は人が苦手だ。人を前にすると緊張する。人を愛するのが難しい。だから猫を飼っている。そうして人に向かうべき愛情を猫に注ぎ、わずかばかりの愛情世界をなんとか保持している。飼い猫がいるからこそ、自分の中にある「愛情の泉」を枯渇させずに済んでいる。だから私が猫を飼うのは、まったく自分勝手な傲慢(ごうまん)さからだ。
 さらに、私は猫を通して自分を見ている。猫を愛撫(あいぶ)するのは、自分を愛撫すること。だから生まれたばかりの子猫を殺す時、私は自分も殺している。それはつらくてたまらない。
 しかし、子猫を殺さないとすぐに成長して、また子猫を産む。家は猫だらけとなり、えさに困り、近所の台所も荒らす。でも、私は子猫全部を育てることもできない。
 「だったらなぜ避妊手術を施さないのだ」と言うだろう。現代社会でトラブルなく生き物を飼うには、避妊手術が必要だという考え方は、もっともだと思う。
 しかし、私にはできない。陰のうと子宮は、新たな命を生みだす源だ。それを断つことは、その生き物の持つ生命力、生きる意欲を断つことにもつながる。もし私が、他人から不妊手術をされたらどうだろう。経済力や能力に欠如しているからと言われ、納得するかもしれない。それでも、魂の底で「私は絶対に嫌だ」と絶叫するだろう。
 もうひとつ、避妊手術には、高等な生物が、下等な生物の性を管理するという考え方がある。ナチスドイツは「同性愛者は劣っている」とみなして断種手術を行った。日本でもかつてハンセン病患者がその対象だった。
 他者による断種、不妊手術の強制を当然とみなす態度は、人による人への断種、不妊手術へと通じる。ペットに避妊手術を施して「これこそ正義」と、晴れ晴れした顔をしている人に私は疑問を呈する。
 エッセーは、タヒチでも誤解されて伝わっている。ポリネシア政府が告発する姿勢を見せているが、虐待にあたるか精査してほしい。事実関係を知らないままの告発なら、言論弾圧になる。

 子猫殺し 坂東さんが日経新聞8月18日夕刊でエッセー「子猫殺し」を掲載。飼っている雌猫に避妊手術をせず、子猫が生まれるとがけ下に投げていることを明らかにした。日経にはメールと電話で延べ1497件(今月19日現在)の意見が寄せられた。「残酷で不快」「避妊手術と子猫を殺すことを同列に論じるのはおかしい」など大多数が批判。少数だが「これからも生と死について書き続けて」との賛意もあった。
(毎日新聞9月22日夕刊12面)

思いっきり猫を飼っているということもあって、ひとごとではない。
母猫が4匹の子猫を産んだ。基本的に家で飼うが、ちょいちょい出てって妊娠した。
母猫は子育てがそこそこ済んだころに子宮をとった。
オス1メス3。メスの一匹はもらってくれた人が子宮をとった。
オスを真っ先に虚勢し、あとのメス2匹はぼちぼち順番に連れて行った。
といってもメスの1匹は病院に連れて行くとき既におなかが大きくなってた。
中絶というか、子宮ごと、赤ちゃんごと子宮を切除。
9匹もおなかにいた。
この体型で初めての妊娠で9匹はすごいです、いままでで最高です、って医者が驚いてた。
手術が手間ということで2万円だった。そこの普通の避妊手術は1万5千円。相場は知らない。

たしかに。
たしかに、いい気持ちはしないな。
でもしかたがない、というやつでしょうか。
オスの抜き取られた金玉の部分には、ちいさく縮こまった袋がいちおうあるのが見える。




B 2006. 9.19 tues.   吉野家ギュー・アンド・ベー不信


2年半ぶり「つゆだく!」 吉野家牛丼復活
 吉野家ディー・アンド・シーは18日、04年2月から販売を中止していた米国産牛肉を使った牛丼の販売を再開した。輸入量がまだ少ないため、1日限りの100万食限定販売。 10、11月は月初めの5日間のみの販売とし、12月以降に時間限定で毎日販売する予定。
 午前11時から全国約1000店で販売を開始。価格は並盛380円と輸入停止前と比べて100円高くなったが、大阪市西区の吉野家阿波座店では時間前から十数人が列をつくった。
(毎日新聞9月19日朝刊1面)
アメリカかどっかのおっさんが登場して牛丼に食らいつき、
どっかのチーズステーキかなにかに味が似ててうまいとか言ってた。

そのおっさんの意味はわからないけど、たくさんのひとが
アメリカの肉を食ってるところを見せつけることによって安心させようとしてる。

吉野家必死だな。
おやぶんアメリカ必死だな。
このなんともいえない必死さが、不安を余計に増幅させる。

つうかもう、食ってる所を見せられたところで、突如として不安が安心に変ったりせんだろ。
つうか、アメリカ牛肉に対する不安とかより、アメリカに対する不信のほうがデカい。

ヨシギューとアメリカに対する不信は増すばかりだ。




A 2006. 9. 9 sat.   日本向け馬肉輸出


馬の食肉処理禁止法案可決 米下院
 【ワシントン時事】米下院は7日の本会議で、馬の食肉処理を禁止する法案を賛成多数で可決した。動物愛護団体の支持をうけた議員が畜産団体の反対を押し切った。上院での審議は早くても秋以降とみられるが、法案が成立すれば、日本向け馬肉輸出にも影響をあたえそうだ。
 法案は食肉用としての馬の売買、譲渡、出荷などを禁止する内容で、成立すれば輸出はできなくなる。
 米国では馬はペットの一種とみなされており、国民の間には食肉処理への抵抗が強い。国内需要がなく、動物愛護団体「米国の人道社会」によると、全米で毎年約10万頭の馬が食肉処理され、「珍味」として、主にフランスやベルギー、日本に輸出されているという。03年の日本の米国産馬肉輸入は372トンで、輸入全体の約5%を占める。
(毎日新聞9月9日朝刊6面)

日本人は、馬も、たくさん食べてるんだね。

全米で毎年約10万頭の馬が食肉処理され、「珍味」として・・・




@ 2006. 9. 7 thur.   子猫殺し


みんなの広場 “猫には心も感情もある”  【主婦42】
 直木賞作家の坂東真砂子さんがエッセーで、「飼い猫が産んだ子猫をがけから投げて殺している」と告白したとの記事に大変なショックを受けた。野良猫対策で子猫を殺すのも避妊手術も同じこと、と主張しているが、私にはどうにも理解できない。
 猫が飼い主に甘える根源は、餌をもらえるからとエッセーに書かれてあるが、私の家の3匹の猫を見ていると、そんなふうだけには見えない。もちろん、餌もあるだろうけど、それだけでなく心だって感情だってあるし、大切なことをたくさん私たちに教えてくれる。猫が避妊手術なんかされたくないと思っているとの考えは同じだが、だからといって、産んだ子を殺されるのは望んでいないだろう。私の家では幼いうちに避妊手術をしている。無責任に子猫を捨てたり、殺すよりまだいいとの判断からだ。
 子猫殺しの現実を知った母猫はどんなに悲しむだろう。猫たちの命を奪う権利など飼い主にも無い。どうか、人間本位の考えを改めてほしい。
(毎日新聞9月6日朝刊4面)
数日前か、だいぶ前か、毎日新聞に子猫殺しについての記事があった。
それを見ての投稿かと思われる。

わたしは動物愛護というかアニマルライツな要素が強めのベジタリアンですが、
子猫殺しの記事を読んだとき特にどうも思いませんでした。
それだけの情報では判断をくだすに至らなかった。
賛も否もないままほったらかしにしていたら、この投書が飛び込んできた。

ネットで調べてみたら、否定的な意見が多く、坂東さんに対する中傷も多々あった。
でも、よくよくみると、肯定的な意見もある。で、そっちのほうが思慮深かったりする。

どっちにしても、ちょっとした情報で、その表面だけをみて、さっさと判断くだして、
下品な言葉で罵ったりするのは、早とちりと思う。

どんな意見でもいいと思う。
賛否両論、いろんな意見がでているということは、
少なからず、多くの人が動物の命について省みることを促したわけで、

ということは、坂東さんのこの捨て身の発言は、功を奏したといえると思う。

坂東真砂子さんのエッセー全文を読もう!  (←参考程度に)







とっぷぺーじ