べじたりあんふと思う


ベジ以外のこと




S 2005.12.23 fri.   喜びと希望のコーラス
R 2005.12.22 thur.   価格か 有機か 国産か
Q 2005.12.22 thur.   愛煙 < 嫌煙
P 2005.12. 7 wed.   咳と痰による浄化作用
O 2005.11.24 thur.   たばこひと箱500円?
N 2005.11.13 sun.   疾風に勁草を知る
M 2005.11.13 sun.   インフル薬「タミフル」の副作用
L 2005.11.13 sun.   良心とがめた?鉢植え窃盗犯
K 2005.11. 5 sat.   地球は愛にあふれる星になる
J 2005.11. 5 sat.   あっちいって好きなだけ吸ってくれ
I 2005.11. 3 thur.   たばこ自販機に「成人カード」導入
H 2005.10.18 tues.   電車内で水を飲む姿に違和感
G 2005.10.18 tues.   たばこのデザインどうでもいい
F 2005.10.16 sun.   「たばこ大国」中国試練
E 2005.10.16 sun.   半分は動物 半分は植物
D 2005.10.16 sun.   再びタバコの自販機の話
C 2005.10.14 fri   ビールをかける必要性ゼロ
B 2005.10.14 fri.   自動販売機について
A 2005.10.14 fri.   ヒグマは山の神
@ 2005.10.11 tues.   七転び八起き




S 2005.12.23 fri.   喜びと希望のコーラス


余録
 青い鳥を探すチルチルとミチルはこれから生まれる子供たちが誕生をまつ「未来の王国」を訪れた。おなじみのメーテルリンクの「青い鳥」である。そこには生まれる予定の子供たちを地上へと運ぶ船に乗せる「時」という名の背の高い老人が登場する▲老人は長いひげをのばし、カマと砂時計を手にしながら未来の子供たちを呼びに来る。新しい生命を地上に送り込む役割なのに、何か死に神を連想させる姿が気になる。人の生死を仕分けていく「時間」というものに作者が抱いたイメージなのだろうか▲子供らをこの世に運んでくる老人の予定表には、もうずっと前から書き込まれていたことかもしれない。だが人間の予定表ではまだ2年先のはずだった。今年、日本の出生率が死亡数を下回る見通しが明らかになったのだ。人口減少時代への突入である▲人口の自然減≠ヘ1899年に統計が始まって以来初めてという。実際には人口増は江戸時代末期から始まったと見られ、日本社会は2世紀近くに及ぶ人口増加時代の峠の頂点を越えたことになる。これを文明史的な転換点とみて、社会の活力衰退を懸念する声があるのも分からなくはない▲だが上って来た坂道を振り返れば、人口が今の半分だった戦前、日本人は狭い列島での過剰人口の危機感に悩んでいたではないか。平和な通商によって同じ国土に1億人以上が豊かに暮らせることを証明したのが戦後だ。だが、それにもおのずと限度というものがあるだろう▲むしろ人口減少は文明の新たな飛躍のチャンスと思えばいい。「青い鳥」で子供たちを乗せた船は、地上の親たちの喜びと希望のコーラスで迎えられる。どんな時代でも文明の最優先の課題は、そのコーラスを地上から絶やさぬことだ。
(毎日新聞12月23日朝刊1面)
お金のない世界。その次元から見ると、今の地球の現実は、かなり低いのかもしれない。
日本社会も、多くの問題を抱えている。

でも、少し視点を変えて見てみると、
ここまで成長してきた人類に、よく頑張ったねって思う。
お金に飲み込まれて死んでいった人もたくさんいるけれど、
全体的には、お金というものを利用することによって、
この細長い国でこれだけの人々が幸せに暮らせるようになったんだからね。

そして、たくさんの人が本当に大切なものに気付きはじめてる。
地球に舞い降りる無限の可能性を秘めた新たな命を、
わたしたちは、喜びと希望のコーラスで迎えましょう。




R 2005.12.22 thur.   価格か 有機JAS認定か 国産か


みんなの広場 “安い食品への疑惑発生に不安” 【公務員54】
 不況が続く中、我が家の食生活にも悪影響が出始めています。日ごろ「安全・安心」な食べ物を食卓に並べるように妻は努力をしていますが、家計が苦しいと、やはり安い物に手が伸びるようです。しかし、その安い食品を中心に、疑惑が生まれていることに不安を感じています。
 お米などの偽称表示をはじめ、遺伝子組み換え大豆など健康に不安を与える食品です。私は特に大豆製品が好きですが、購入基準は「国産大豆」製品です。なぜなら、日本では遺伝子組み換え大豆は生産されていないからです。しかし近年、国内で遺伝子組み換え大豆とお米が試験的にせよ生産されていたことにビックリしました。(略)
(毎日新聞12月20日朝刊4面)
価格か、有機JAS認定か、国産か。
これ、豆腐買う時のテーマです。

わたしの場合、どちらかというと、
アメリカ産有機栽培大豆使用より、国産大豆100%に魅力を感じます。
しかし、本日限りのセール商品に手が伸びるのも事実です。
究極の選択です。
生きるとは選ぶことの繰り返し
何を選ぶか?で運命は決まる
まことの喜びへとめざめるように
地球は歌う
(『覚醒』詞曲神人 より)




Q 2005.12.22 thur.   愛煙 < 嫌煙


タクシー全面禁煙望ましい 受動#害訴訟で 東京地裁が意見
 国がタクシーを禁煙にしないため受動喫煙で健康被害を受けたとして、タクシーの運転手と利用者系26人が国に1360万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、東京地裁であった。柴田寛之裁判長は「法的に、国に規制する権限はない」として請求を棄却したが、「健康に及ぼす影響は見過ごし難い。タクシーの全面禁煙化が望ましい」との意見を述べた。
 柴田裁判長は「乗務員は、分煙が不可能な狭い密閉された車内で乗客の吸ったたばこの副流煙を恒常的に吸わされる」と指摘。「他の公共交通機関の禁煙化に比べ著しく遅れている。事業者の自主性に任せていては早急な改善は困難。国の適切な対応が期待される」と付言した。
 禁煙タクシーの導入に国の許認可は必要なく、個々の事業者の経営判断で可能。原告団によると、全国のタクシー約27万台のうち、禁煙車は約5400台。
(毎日新聞12月21日夕刊9面)
5400 ÷ 270000 = 2%
最近、タバコの記事多いね。
日本もそろそろ、本格的な脱タバコ時代に入りつつあるのかな。
だってね、建築職人のレベルでも、
現場において、吸うひとのほうが少ないといった逆転現象がしばしば起こるからね♪




P 2005.12. 7 wed.   咳と痰による浄化作用


仕事をはじめて、ほこりっぽくて、たまに痰となってでてくる。
そんな話じゃない。

むかしから、大昔、小学生のころから、そうだった。
一年に1回か、二年に1回か、その程度、
ある期間、のどがへんになって、痰が出まくる。
どれくらいだろう、2週間くらいつづくのかな。

ほんとう、たっくさんでるでる。
べつに汚いとは、思わない。ありがとう、と思う。
ベジになってから2年半以上、たぶん、この現象はなかったので、
あぁ、肉とか、牛乳とかが関与してたのか、なんて思ってた。

でも、今回、ここ一週間くらい、のどがおかしくて、
咳とともに痰が溢れ出す。不思議だ。こんなのおかしい。
のどに来る風邪をひいたから、痰がでてるんじゃなくて、
だいぶ溜まったから、のどを刺激して出してくれてる。
そんなふうに感じる。からだってすごいなぁと思う。

それがさ、実は親父も、いまその時期なんだ。
親父のほうが先にはじまったけどね。
全くおなじ現象が起こってるんだ。
その時期がおとずれる間隔は親父のほうが短いけれど。

風邪っぽくて、しんどいか?というと、全くしんどくない。
ただ、のどがイガイガするだけ。痰が集まってくるだけ。
そもそも、痰って、なに?どこに溜まってるの?
気管のほうから出てくるのかな?


でね、思ったんだ。これは、良くない想念や荒い波動や良くないエネルギーを吸収したものが溜まってるんじゃないかってね。ただたんに物質的なゴミが溜まってでてきてるのではないような気がする。

わたしはストレスというものを感じたことがありません。
それは、もしかしたら、人との関係において起こってくる良くない波動や、負の想念などをうまいこと回避したり、吸収したりしているからかもしれません。それが内に溜まってくると痰として排出されるようになってるのかも。

と、まあスピリチュアル的感覚はおいておいたとしても、物質的に身体的に浄化されているのは事実です。そして、親父もおなじように浄化が繰り返されているのも事実。

みなさま。ほかのみなさま。これを読んでくれてるあなたには、
こころあたりのある浄化的な現象はありませんか?




O 2005.11.24 thur.   たばこひと箱500円?


たばこ税率上げ 禁煙議連が決議
 超党派の国会議員でつくる「禁煙推進議員連盟」(会長、綿貫民輔・国民新党代表)は22日、国会内で会合を開き、たばこ税率の引き上げを求める決議を採択した。たばこ税率とたばこ価格の引き上げは「喫煙率の低減や未成年者の喫煙防止に効果的かつ重要な手段」として、1箱200円程度の引き上げが必要としている。
(毎日新聞11月23日朝刊5面)
政治家とか、あんまり知らないけど、
綿貫さん、がんばれ〜!
と、応援したくなるね。
「禁煙推進議員連盟」
そんな連盟あったんだ。すげぇ。
ひと箱1万円くらいにすれば良いんじゃない?




N 2005.11.13 sun.   疾風に勁草を知る


疾風に勁草(けいそう)を知る
〔後漢書(王覇伝)〕
はやい風が吹いて初めて強い草が見分けられるように、
厳しい試練にあって初めて意志や節操の堅固な人間であることがわかる。
(goo国語辞典)
ナイスでクールな言葉を教えて頂いた。
昨日まで、はずかしながら、聞いたことすらなかった。

ぱっと見は、ひとは装うから判断しづらいが、
真価が問われるときには、あるがままそうであるひと以外は崩れ落ちるんだろう。
逆にいうと、見かけだけではなく真に自分が成長していれば、
何の問題もないんだ。
そしてその時がくれば、なるべくして勁草となっているんだろう。




M 2005.11.13 sun.   インフル薬「タミフル」の副作用


異常行動で死亡例 中高生2人、副作用か インフル薬「タミフル」
 インフルエンザ治療薬のリン酸オセルタミビル(商品名タミフル)を飲んだ患者2人が、飲んで間もなく行動に異常をきたし、1人は車道に走り出て大型トラックにはねられ死亡、もう1人はマンションの9階から転落死していたことが11日、分かった。(略)
 岐阜県の男子高校生(当時17歳)は昨年2月にインフルエンザと診断され、正午過ぎにタミフルの通常量、1カプセルを自宅で飲んだ。その後、パジャマ姿で素足のまま外出し、午後3時45分ごろ自宅近くでガードレールを乗り越え大型トラックに飛び込み死亡した。
 (略)
 愛知県の男子中学生(当時14歳)は今年2月5日にインフルエンザと診断された。午後4時ごろに1カプセルを飲み、午後5時半ごろ自室に戻った。午後6時ごろ、自宅マンションの前で全身を打って倒れているのが見つかり、死亡した。警察によると9階の手すりにぶら下がった後に落ちたとみられる。2人とも、薬を飲む前に精神的な異常は全くなかったという。
 (略)
 奥西秀樹・島根大医学部教授(薬理学)は「脳内には興奮を抑える仕組みがあるが、タミフルはこの仕組みをさらに抑え異常な興奮などを起こすのではないか」と推定する。未成年者や乳幼児は化学物質から脳を守る機構が弱く、特にこうした副作用を受けやすい。他に幼児6人が服用後に突然死しており、同様の副作用と疑われるという。
 タミフルはスイス・ロシュ社が開発した。
(毎日新聞11月12日朝刊1面)
だから言わんこっちゃない。
薬はもう金輪際のみなさんな。

人為的なものを何故にこれほどまでに多くの人が信仰しているのか。
宗教的なものへの信仰なんかより、よっぽど盲目的で恐ろしい。
わたしの感覚では、
人間がもともと持ってる無限の力強さのほうが、よっぽど信頼できるもののように感じる。




L 2005.11.13 sun.   良心とがめた?鉢植え窃盗犯


みんなの広場 “良心とがめた?鉢植え窃盗犯” 【無職76】
 10年来、丹精こめて育ててきた鉢植えのゴールドクレストが、ごっそり抜き去られて盗まれてしまいました。でも何と、同じ幼木が置いてあるのです。きっと良心がとがめて、その夜のうちに置いていったのでしょう。
 酒に酔い無意識でやったのか、何かの腹いせにやったことなのでしょうか。腹が立ちやすい私も、犯人の善良さの心の一端をみた思いで、どうしても憎む気にはなれませんでした。きっと今でも悔いて悩んでいることでしょう。心中よく分かります。
 犯人さん、人は誰でも過ちを繰り返して成長するのです。置いていった代わりの木も元気に根づきました。過ぎたことは忘れて、二度と繰り返さないでくださいよ。
(毎日新聞11月9日朝刊4面)
みんな繋がっているんですね。
完璧な人間なんていないですから、相手も自分の一部だと思えばいいですね。
良くないことをしても放置せよ、というのではなくて、
自分自身のダメな所を改善していくような感じでとらえればいい。
自分の一部なら、恨んだり憎んだり、殺してしまったりはしないだろう。
ダメなもんはダメ。良くないことは良くない。そして暖かく見守る。

投稿者がそうした結果、ゴールドクレストを抜き去った人がどうなったかはわからない。
だが、多くの毎日新聞読者を暖かい気持ちにさせたに違いない。
あたたかいこの感じこそ、愛ではなかろうか。
人と人は愛で繋がり合っている。




K 2005.11. 5 sat.   地球は愛にあふれる星になる


みんなの広場 “鏡を見ては笑顔の練習” 【主婦81】
 ある日、久しぶりに買い物に出掛けた。その時、下校する小学生と出会った。そのうちの男の子が立ち止まり、ニコッと笑って「こんにちは」と言った。知らない子に「こんにちは」と言われて、慌てて「こんにちは」と言って思わず「何年生?」と聞いた。その子は「4年生です」と答えてくれた。その子の去っていく姿を見ながら「親のしつけが良いのだなあ」と、心から思った。
 私は、体調を崩して病院通いをしている。だから“しぶい顔”をしていると思う。そんなばあさんに声をかけてくれたのがうれしかった。
 これからはしわだらけの顔をせめて笑顔にかえて、誰かに会ったら「こんにちは」と声をかけてもらえるばあさんになりたいと思い、鏡を見ては笑顔の練習をしている。
(毎日新聞11月5日朝刊4面)
人から人へ、愛は拡がってゆきます。
すべてはひとつですから、
相手も自分のいちぶですから、
まわりの人にたいして、いいエネルギーを放出しましょう。

みんながお互いに与え合い、そして分かち合うようになれば、
地球は愛にあふれる星となるでしょう。




J 2005.11. 5 sat.   あっちいって好きなだけ吸ってくれ


みんなの広場 “同室に喫煙者 ホテルは配慮を” 【会社員51】
 男ばかりのグループで旅行に出かけた。旅館とホテルにそれぞれ1泊したが、予測しない事態に私はあわてた。同室者に喫煙する人がいたからだ。
 今や大抵の場所が禁煙になっている。旅館・ホテルの部屋がたばこ自由ということを、私はついつい忘れていた。室内にはちゃんと灰皿が置かれ、マッチまで用意されている。密閉された部屋だけに同室した人はかなわない。もう1人の同室者もたばこをやめたばかりの人。喫煙を遠慮してもらうのも角が立つと、結局、2人でひたすら煙を我慢するしかなかった。
 宿泊先で、私のような立場に立たされる人は今も多く、喫煙者はそのことには無頓着―という状況は、まだ当分は続きそうだ。もしレストランなどのように、喫煙席(室)と禁煙席(室)が分けられていればどうだろうか。グループで泊まるときでも、仲間に気がねなく「私は禁煙室」と申し出ることもできる。ホテルや旅館に時代に即応した配慮をお願いしたい。
(毎日新聞11月2日朝刊4面)
吸いたい人は吸えばいい。でも、
吸いたくない人に煙を吸わせるのはやめてほしい。
だから、吸うものどうしが同室になりお互いの副流煙を吸いあえばいい。

ってふうには、思わないんだなぁ。
吸ってるひとにとって100%マイナスなんですね、たばこってのは。
それを知ってて見て見ぬふり、むこうで勝手にやってろみたいなのは、
あんまりよくないよね。
んじゃ、どうすればいい?何ができる?
とりあえず、気持ちを伝えること。かな。
それぐらいしかできないけど、それが一番効果的なんじゃないかな。





I 2005.11. 3 thur.   たばこ自販機に「成人カード」導入


「成人カード」導入 喫煙者の年齢自販機識別 たばこ業界・08年中に
 「日本たばこ協会」などたばこ業界の3団体は27日、08年中に全国のたばこ自動販売機を成人識別機能付きにすると発表した。未成年者の喫煙防止が狙いで、成人利用者に専用の顔写真付きカードを発行、自販機が識別する。
 全国に設置されたすべての自販機が対象で、専用のICカードを自販機の読み取り部分にかざすことで識別。カードはプリペイド方式で、自販機で金額の補充もできるようにする。また、カードをかざしたうえで現金での購入も可能にする。
 カードは身分証のコピー、顔写真を協会に郵送して申し込んだ人に限って発行する。消費者には実費以外の費用負担は求めない方針。導入にかかる予算は800億〜900億円と見込まれる。02年以降、千葉県八日市場市と鹿児島県・種子島で順次試験導入しているが、未成年者の喫煙防止に効果が出ているという。 (毎日新聞10月28日朝刊27面)
こんなの意味あんのか?
とか、いいたくなるけど、
せっかく、ちょっとでも良くなるように、という方向に進んでるんだから、
暖かく見守っていたいと思います。
男にとって最大のメリットである「かっこいい」というイメージが崩壊した今、
未成年者による、女にもてたいがためのかっこつけ的喫煙は減少しているだろう。

関連G たばこのデザインどうでもいい
関連F 「たばこ大国」中国試練
関連D 再びタバコの自販機の話
関連B 自動販売機について




H 2005.10.18 tues.   電車内で水を飲む姿に違和感


みんなの広場 “電車内で水を飲む姿に違和感” 【主婦69】
 以前は若者にはやっていたペットボトル症候群が、最近は中高年層に見かけることが多くなった。1日の水分摂取量は最低でも1.5リットルなどと、健康誌やテレビの健康番組でも取り上げている。のどが渇いたと気付いてからでは遅い、気が付かないうちに水不足になっていて、悪い生活習慣病になってしまうというのだ。
 だからといって、いつもペットボトルを持ち歩き、水分の補給を心がけることが、それほどに大事なのだろうか。炎天下での作業やスポーツをする人にとっては必要だ。しかし、クーラーの利いている電車内でまで、ペットボトルを握りしめ、常時飲み続けている姿は異様だ。水を飲むことを心がけるだけで十分だと思う。電車に乗っている間ぐらい、我慢するのが大人ではないだろうか。
 中高年を問わず、電車内でちょびちょび水を飲む姿を見て、健康志向もここまでくるとマスコミの力の大きさが、変な形でまん延しているようで考えさせられる。
(毎日新聞8月1日朝刊5面)
自分が普段感じていることをこうして代弁していただけると、気持ちがスーっとしてくる。
水をちょびちょび飲まなければ、体に悪く、脱水症状などで死ぬ場合がある。
だから、ちょびちょび水を飲まなければならない。
そんな不便なもんかね、人間の体ってのは。でも、そう思い込まされた人の体はそうなるんだろね。
人間の体ってのは、もっともっと融通がきく。
どもまで融通をきかせることができるか、どこまで便利に使えるかが勝負だろう。
クーラーを数年使用しなければ、猛暑といわれてもピンと来ないほど暑さに強くなる。
マスコミに踊らされるな。
マスコミに踊らされて、信仰し、ちょびちょび水を飲み続けたならば、
飲まなくなったとたんに、ぶっ倒れて死んでしまうだろう。
そんなのはいやだ。





G 2005.10.18 tues.   たばこのデザインどうでもいい


みんなの広場 “たばこのデザインどうでもいい” 【医師46】
 本誌の「発信箱」に、たばこの警告文が大きくなったためにパッケージのデザインが台無しだと書かれていた。面積の30%が警告文に割かれたのでは、確かに台無しだ。美意識を大切にしようと訴える筆者の気持ちはよくわかる。
 しかし、どうして「たばこ規制枠組み条約」は、警告表示を大きくするように定めたのだろうか。警告文には、喫煙が肺がんや肺気腫、心筋梗塞などの命にかかわる病気の原因になることなどが書かれている。こんな恐ろしいことは、たばこを手に取った人がすぐに理解できるように書かなければ意味がないことだと思う。
 アスベスト(石綿)の吸入による肺がんや中皮腫などが大問題になっている。その一方で、同じく肺がんの原因になると書かれている商品が堂々と売られているのが不思議でならない。健康被害の深刻さを考えれば、たばこのデザインなどどうでもいい話である。
(毎日新聞7月28日朝刊4面)
デザイン云々の話をわたしも読んで、この人は物事の本質が見えとらんな、とか思っていたところに、
読者からのこんな投稿があり非常に救われたので、切り抜いて取っておいた。
人が健康的に生きること < たばこのパッケージのデザイン
なわけないよね。
たしか、「発信箱」に書いてた女性自身はノンスモーカーだった。
自分さえ健康であればそれでいい。ではだめだ。
人類全体が依存性毒物から足を洗い、健康的に生きていかなければ意味がない。

関連F 「たばこ大国」中国試練
関連D 再びタバコの自販機の話
関連B 自動販売機について




F 2005.10.16 sun.   「たばこ大国」中国試練


■「たばこ大国」中国試練
 中国は今月11日、国連に「たばこ規制枠組み条約」批准書を提出し、来年1月から中国国内で同条約が発効することになった。しかし、条約履行によるたばこへの課税強化は、消費量減少と税収減、偽造たばこと密輸の増加を招きかねない。世界最大のたばこ生産・消費国の中国にとって「新たな試練」となりそうだ。
 中国国家たばこ専売総局によると、中国の喫煙者は3億5000万人で、世界の喫煙者 11億人のうち3分の1を占める。年間生産量も3700万箱で世界生産量の30%。
 たばこ規制枠組み条約は加盟国に対して、たばこの広告やたばこ会社のスポンサー行為を5年以内に原則禁止し、3年以内に包装面の30%以上を健康への警告表示にあてることなどを義務づけている。また、たばこへの課税強化や密輸取り締まりなど、各国の実情に応じた法整備を求めている。
(毎日新聞7月16日朝刊30面)
また、タバコの話題。
わたしは、本物のタバコ嫌いかもしれません。
体に悪いから、煙を吸いたくないから、あっち行って吸ってくれ、
ということではありません。
人類全体が依存性毒物から抜け出すことを願っています。

関連D 再びタバコの自販機の話
関連B 自動販売機について




E 2005.10.16 sun.   半分は動物 半分は植物


半分は動物 半分は植物 その名は「ハテナ」
 同じ生物なのに、半数は藻を食べて動物のように暮らし、残り半数は植物のように光合成で生きる海洋微生物を筑波大の研究グループが発見した。このような生物の発見報告はなく、研究グループは「謎の」という意味で「ハテナ」と呼んでいる。海洋微生物から植物への進化を解き明かす可能性があり、14日付の米科学雑誌サイエンスに発表される。
 この微生物は長径約30マイクロメートルで、単細胞のべん毛虫の一種。和歌山県の砂浜で偶然、見つかった。この微生物は体内に藻を持ちもともとは緑色。細胞分裂して二つに分かれると、一方は藻を受け継ぎ緑色になるが、もう一方は受け継がず無色の細胞になるという。
 無色の細胞は口のような器官が発達して藻を与えると食べることも確認した。研究グループは、微生物の半数は親から受け継いだ藻で光合成しエネルギーを生み出す「植物型」、半数は捕食した藻をエネルギー源として生きていく「動物型」であると結論付けた。
 海洋微生物が植物に進化する過程では、べん毛虫のような微生物が藻を取り込み、藻の葉緑体だけが発達。藻のその他の器官は退化し、葉緑体のみが残ったと考えられている。
 研究グループの井上教授(植物系統分類学)は「“半植半獣”ともいえる生物の発見は、海中の単細胞生物が植物へ進化していくステップの一端を示しているのではないか」と話している。
(毎日新聞10月14日朝刊1面)
非常に興味深かったので、残しておきます。
人間も植物化できるかなぁ。





D 2005.10.16 sun.   再びタバコの自販機の話


みんなの広場 “たばこ自販機あるのは日独だけ” 【医師58】
 9月27日本欄、韓国からの留学生の「たばこと酒の自販機は異常」を読み、その通りだと思いました。お酒については分かりませんが、知る限り、世界中でたばこの自動販売機があるのは、日本とドイツだけです。でもドイツのは、気をつけないと分からないくらい地味で、とても小さいものです。
 最近、若い男女の喫煙が目立ちます。未成年者でも早く吸い始めるほど、未熟な細胞が傷つき、早く肺がんになります。若者の喫煙を減らすためにも、たばこの自動販売機は問題があります。たばこは肺がんだけでなく、全身のがんの3割、低酸素血症をきたす慢性閉塞性肺疾患の9割、そして心筋梗塞、脳梗塞の原因となります。たばこの恐ろしさを国民に知らせ、全国のたばこの自動販売機を撤廃してもらいたいと思います。
(毎日新聞10月14日朝刊4面)
読者投稿欄で最近、タバコに関する投稿をよく見かけます。
タバコに対する意識が高まっているように感じます。
カレー屋のココイチも全店全席終日禁煙みたいですし。
ま、当然ですけどね。食べ物を本気で味わってもらいたいなら、禁煙じゃないと無理ですから。

関連B 自動販売機について




C 2005.10.14 fri   ビールをかける必要性ゼロ


みんなの広場 “もったいないビールかけ” 【調理師55】
 阪神優勝の祝賀会でビールかけ用にと、5000本ものビールが用意された。私も阪神ファンなので優勝はうれしいのですが、ビールかけだけはあまり良い気持ちがしない。
 「もったいない」という言葉が、外国人によって話題になった。本当に「もったいない」。多くの庶民は家系を切り詰めるために発泡酒や第3のビールも飲んでいる。世界を見渡せば、日々の食料にも事欠いて、し好品であるビールなどは飲めない人たちも大勢いるはずだ。それを考えると、なんともったいないことか。
 それにしても、悪い風習がはびこったものだ。1本350円として175万円だ。そして後片付け、掃除をする人も大変だろう。そんなにビールをかけたいなら、屋外ですればいい。瓶の中身は炭酸水を入れた代替品でも良いのでは。そしてビールがかかると髪の毛にも悪い。目が充血するとも聞く。
 なにも高価な飲み物をかけなくとも良いと思うのですが・・・・・・。子供の教育にも悪いはずだ。
(毎日新聞10月7日朝刊4面)
うん。
みんなで厳か(おごそか)に、精進料理をいただく方向でお願いします。




B 2005.10.14 fri.   自動販売機について


みんなの広場 “日本人として恥ずかしい思い” 【無職73】
 韓国人の方の9月27日本欄「たばこと酒の自販機は異常」を読み、日本人として恥ずかしい思いでいっぱいになりました。街の風景を台無しにした上に、電気代はかなりな額と聞きますし、高熱を発しますから、クールビズなどと騒ぎ立てる前に撤去してもらいたいものです。そうすれば街の様子はすっきりと美しくなることでしょう。
 (略)
 投稿の未成年と自動販売機の問題は無論大切なことで、外国の方に指摘されたことは由々しいことです。未成年者の自覚と為政者の考えに委ねて、街の景観を大切に思う者として考えを述べました。
(毎日新聞10月7日朝刊4面)
わたしのお友達に、自動販売機の利用を拒否している人がいます。すばらしいと思います。
これは、タバコ・酒の自販機の問題と次元の違う話です。
とりあえず、タバコの自動販売機がなくなる方向でお願いします。




A 2005.10.14 fri.   ヒグマは山の神



みんなの広場 “ヒグマよ もっと奥に逃げてくれ” 【家事手伝い27】
(略)
 街にエサがあると思って危険を承知で向かってくる彼らの姿は、痛々しく悲しい。
 あるアイヌの方が言った。「ヒグマがいたからこそ人は山の奥へ進めず、道内には自然が多く残った。ヒグマがいなくなれば山は滅びる。彼らは神だ」
 非力な市民である私は、こう叫ぶことしかできない。「もっと奥に逃げてくれ!街には君たちを狙う銃口が待ちかまえているんだから」。山が滅べば、私たち人間も滅ぶのだから。
(毎日新聞10月13日朝刊4面)




@ 2005.10.11 tues.   七転び八起き



なんなら、100転び101起きでもいい。
その都度立ち上がることに意味がある。
立ち上がれば、以前の失敗が生きる。
1回転んで誤魔化しや言い訳に走って逃げた自分と、
100転び101立ち上がった自分と、
どちらがより成長しているだろうか。







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