9.25(4日目)

今日は早起きしての移動日、とはいっても出発は10時少し前。
ピアッツァ・アルメリーナ市街を抜けてカルタジローネ(Caltagirone)に向かう。
途中ガソリンを入れ(1リットル=2000リラ)無事、到着。
ガードレールや公園の柵、いろんな所にタイルが貼られている。
広い駐車場に車を入れて、有名な階段(scala)を見学。
階段のタイルに光が当たってとてもきれい。

1段ごとに絵柄の違うタイル

階段の両側には陶器のお店がずらーり。
それぞれ違う物が売られているので目移りしてしまう。悩んだ末に手頃なアクセサリーとあまりカルタジーロネぽくないお皿を購入。
レモン&バナナのジェラートでひと休みし、今日の宿泊地へ向けて出発。

ラグーザ(Ragusa)の町は何となく、薄暗いイメージ。
ホテルにチエックイン後、旧市街イブラ地区へ行く。
狭い階段や急な坂をゼイゼイしながら進む。
ガイドブックにはホテルから15分と書いてあったけど、大ウソだあ。

   

とっても道がわかりにくいイブラ地区

近くまでは来ているはずなのに、細い道が入り組んでいてちっともたどり着けない。
玄関脇で涼んでいるおばあちゃん達に何度も道を尋ねながら、やっと目的地の広場に
出られた。1年分位、歩いた気がする。

車の上でくつろいでいた猫(カメラ目線よ)

地図でももらおうと案内所に行くと、お化粧の濃いお姉さんが二人。
ただでさえ顔立ちがはっきりしているのに、そのお化粧は怖すぎ。渋谷のギャルも真っ青って感じ。
かなりおびえながら声をかけると、あら!思いっきりの笑顔。とおっても感じがいい。
あれもこれもと、パンフレットを出してくれた上に、見所を詳しく説明してくれた。
あまりに説明が長すぎて、途中でなんだかわからなくなってしまった程。あは。

帰りはとてもじゃないけれど歩く気にはなれず、バスに乗った。
ノーサスでガッタガタのバスはクラクションをブーブー鳴らしながら、狭い道をものすごい勢いで爆走。ドアを開けたまま走るから、しっかり捕まっていないと放り出されてしまいそう。路肩をガリガリ削ろうがおかまいナシ。
対向車はすべて、強気なバスに道を譲るしかないようだ。
ああ、車で来なくてよかったよーん。

そこそこの大きさの町なのに、ホテルのある新市街にはレストランが少ない。
目星をつけていたお店は定休日。
「Japonese?」と話しかけてきたおじさんに聞いてみたけれど
この近くにおすすめのお店はないらしい。
みんなサッカーに夢中で仕事どころじゃない?
フロントの人もミラン-ボローニャ戦に熱中。
仕方なくホテルのレストランに行く。メニューの数は少なかったが味はまあまあ。野菜たっぷりのミネストローネはほっとする味だった。

・ミネストローネ・ヒレステーキ・グリルチキン・サラダ・マッシュポテト
・赤ワイン・水・カフェ

Hotel Montreal  朝食付125000リラ