9.26(5日目)
バロックの小さな町ノート(Noto)へ。
1時間の無料駐車場に停めてバロック建築を見学。
ニコラチ通りのバルコニーはどれも細かい装飾が施されているが、よく見ると、細かすぎてちょっと気持ち悪かったりもする。
Miは大ざっぱな性格なので、細かい物は苦手なのだ。
一休みしたバールは表通りから少し入った地味なお店だったが、地元の人がたくさんお菓子を買いに来ていた。
小ぶりのカンノーロや揚げシューは甘さ控えめ、素朴でおいしい。
カウンターでお会計してたらおじさんが「ちょっと待ってて」とガサゴソ。ノートの地図をくれた。
ありがとう。
ここからシラクーサ(Siracusa)まではすぐの距離。
まずは考古学地区に向かう。
日曜日だからなのか入場料はタダ。駐車場もタダだった。ラッキー。
タダなんだけど、入場チケットはくれるの。なんで?記念になるから嬉しいけど。
ディオニソスの耳やギリシャ劇場をさらっと見た。
ホテルは旧市街のオルティジア島にある。
目の前が海なのでいい感じ。下がリビング、上がベッドルームになっているメゾネットタイプの部屋も落ち着ける。
夕方、散策に出てドゥオモやアレトゥーザの泉を見て回った。
人がどんどん湧いてきて、アレトゥーザの泉の前はものすごい人。
ここが待ち合わせ場所になっているらしく、日曜日のハチ公前みたいな混雑ぶり。
それにしても、みんながみんな、サングラスをかけてるのってなんだかおかしいぞ。
おやつは海岸通りのジェラートやさん。
このお店はムース系やシュー皮が入った物など、変わったジェラートがたくさんあって、本気で迷ってしまった。
おまけにカップがカラフルなプラスチックで、洗って持って帰りたくなるようなかわいらしさ。
悩んだ末のカッサータ&チョコレートムースは、優しい気持ちになれそうな味。
ホテルに戻ってから、夕食に出かける。
細い道に何軒かトラットリアが並んでる中の1件をYuのカンで選ぶ。
お店の人はなぜかみーんな太っちょなのよ。
エアコンがない上に、お店の中に風も入ってこないので、汗をダラダラかきながらの食事。デザートも食べずにそそくさとお店を出てきた。ワインもイマイチだったし、シチリアに来て初めてのはずれだったかなあ。
・チュニジア風スパゲティ・ムール貝のトマトスープ・カジキグリル・トマトサラダ
・赤ワイン・水 42000リラ
エアコンのガンガンきいた熱帯魚水族館で、ほっと一息。
散歩中の人はさっきよりもまた増えている。
海風に吹かれながらカフェを飲んで、旅情にひたったりして。