4月15日 (水)




のどかなテラスからの眺め
山羊さん親子メェ

今日から数日間はどこに泊まるか決めていません。
この辺りは情報が少なく、その少ない情報の中にココ!と思える所がなかったので、
とりあえず実際に行って、良さそうだったらソコにという感じです。

ジェラーチェを出発して少し走ると、シデルノ(Siderno)の道沿いにショッピングモール『La Gru』があったのでひと休み。
ショッピングモールには大きなスーパー、専門店街、フードコートにATM、
そしてきれいめのトイレがあるので、一般道ドライブ旅行中はとても便利なのです。


しばらくは海を眺めながら走っていましたが、
そばまで行こうと、細い道を下るとカミニア湾(Baia di Caminia)でした。
海の家があるので、夏はにぎわうのかも。
まわりの家は、バカンス用でしょうか。
あまりにも水がきれいなので、足だけ入ってみましたが、冷たかったぁ。




カミニア湾

カタンザーロ(Catanzaro)はカラブリア州の州都ですが、魅力を感じなかったので素通りです。




カタンザーロ郊外


ちょっと素敵そうなホテルがあるかも・・?と行ってみたティリオーロ(tiriolo)は山の中にある田舎町。
食事のできるホテルが1件あるだけで、町の中にはバールもおみやげやさんもありません。

お城の表示があったので、せっかく来たのだから(多分もう来ることはないだろうから)と階段を進むと、
期待したようなお城ではなく、城跡・・・。

   
 ただただ、ひっそり

この町で夜を過ごすのは、あまりに静かで淋しすぎるので他の場所へ。


またカタンザーロを素通りして、海沿いの道に戻りました。
カタンザーロ・リド(Catanzaro Lido)のショッピングモール『Le Fontane』で
生ハム+リコッタ+ルッコラのフォカッチャで軽いランチに。
H&Mでちょっとだけお買い物も。

海沿いの町のホテルをいくつかチェック。
クロトーネ(Crotone)  遊歩道に目つきのよくない人がたむろしていたりで、雑然としている。
トッレ・メリッサ(Torre Melissa)  ココでも悪くはないかと思いつつ、すぐには決めかね・・・。
チロ・マーレ(Ciro Mare)  町全体がどんより。

夏だったら、また印象も違ったのかもしれませんが。
今日のところは海沿いに泊まるのはやめ、
チロ(Ciro)ならワインが有名だから、いい所があるかもねと内陸に向かいました。


チロの町の入口にいくつか看板が出ていて、
その中のアグリツーリズモに行ってみる事に。

アグリツーリズモと言っても、食事だけしかできない所や宿泊だけの所など、形態は様々。
ここは宿泊+食事は併設のお店で。
部屋を見せてもらい、今晩の宿決定です。

   
 ようこそ  食事はこちらで
屋内、屋外とも広々

もちろん夕食はアグリツーリズモで。
とは言っても、トラットリア-ピッツェリアとしての営業もしているので、普通のお店と変わりません。
食事は7時からできますが、釜に火を入れる時間が8時でピッツァはそれ以降になります。


チロ風前菜盛り合わせ
1人分をふたりで分けてこの量



炭火焼盛り合わせ

炭火焼はお父さんが屋外のグリルで焼いてくれます。
家族や友達とピッツァを食べに来る地元のお客さんが多いようでした。

フライドポテト、サラダ、ティラミスジェラートのサンデー、ワイン、水

肝っ玉かあさんの娘さんのお誕生会が開かれていて
小学生の女の子ばかり20人程が集まっていました。
なぜか日本語のありがとうを知っていて、目が合う度にみんなで「ありがとう」の大合唱。
とってもかわいかったです。

   Agriturismo Catena
www.agriturismocatena.it/
チロの町からは少し離れた、通り沿いにあります。
泊まる部屋は食事をする場所を見下ろす高台で、、車で2〜3分の距離。
朝食は前の晩に時間を指定して、食べに行きます。
オーナー家族は階上に住んでいます。

掃除も行き届いていて清潔感があり、必要な物は揃っています。
冷暖房、ミニバーあり。
キッチン付の部屋も。

バスルームの小さなタンクに貯めた水を温めてお湯にするシステム。
お湯になるまで待たなくてはなりませんが、
食事に出かけているうちに沸いていたので、特に困ることはありませんでした。