4月14日 (火)


朝食後、国立博物館へ。
ここでは世界最高の古代ギリシャ彫刻と言われている『リアーチェのブロンズ像』がお目当てです。
他の展示物をさらっと流して、地下室へに行くと、2体のブロンズ像が。
同じようなポーズですが、まったく同じわけではなく。
他に人がいなかったので、グルグル周りをまわりながら、後姿もたっぷり鑑賞してきました。

帰りがけにレッジョ・ディ・カラブリアの思い出にと昨日のジェラートやさんに寄ったのですが、
朝はまだジェラートができていないと。
きちんと毎日、その日の分を作るんですね。
だからあんなにおいしいのかなぁ。

がっかりしていると、
「これなら、できてますよ」と言われて食べたソフトクリームが、これまた濃厚で。
ジェラートに負けないおいしさなのでした。
ヘーゼルナッツ味のソフトクリームやみつきになりそう。

Antica Gelateria Malavenda

チョコ+ヘーゼルナッツ



ホテルをチェックアウトして、バスで空港へ。
レンタカー事務所が町中にはないので、空港まで行かなければなりませんでした。


スムーズに手続き完了


朝の土砂降りが嘘のような晴れ渡った空の下、海沿いの道をドライブ。
電車の線路も海のすぐ脇を走っています。




空が青いと海がいっそうきれいに見えます



星型の飾りつきフェンス


地図の端を走っているよう


いくつか海沿いの小さな町を通り過ぎ、ロクリ(Locri)から内陸に入ると、
ヘアピンカーブの道の先、丘の上にジェラーチェ(Gerace)が見えます。
中世の趣を残した静かな町です。




大聖堂

   
 大聖堂内部
ゴージャスなお宝展示コーナーもありました

何があるというわけではありませんが、入り組んだ小道を歩いていると
穏やかな気持ちになってきます。
小さな広場にある薬局もおみやげやさんも、ノスタルジック雰囲気。



遠くに見えるイオニア海とロクリの町


   
 のどかな昼下がり




展望台から見下ろしたジェラーチェ下部

夕食はホテルで。



ブレザオラのカルパッチョ



リコッタチーズを詰めたパスタ・パッキーノトマトと海老のソース

ワインは1リットル瓶(通常は750ミリリットル)がどんと出てきました。
・豚のスペアリブ、赤ピーマンとマッシュポテト添え・豚のスカロッピーネ、アーティチョークソース
・ワイン・水

食後は歩いて数分のトッコ広場のバールへ。
夜の広場はひっそりとしていますが、
地面に埋め込まれた明かりでライトアップされて幻想的。

Pasticceria Bar Del Tocco

お砂糖たっぷりのカフェとカフェマッキャートでくつろぎます

  La Casa Di Gianna
www.lacasadigianna.it/
トッコ広場からすぐの小道にあるホテル。
本館の部屋は改装中で、道を挟んで斜め向かいの別棟の部屋に案内されました。
ホテルと言うより誰かのお部屋を借りているような感じです。
建物の鍵と部屋の鍵を渡され、ほんの少しだけ住んでいるような気分に。

真っ白なベッドカバーにレースのカーテン。
アンティック家具のかわいらしいお部屋でした。
バスルームは天井が低いので、背が高い方は気をつけて下さい。

テラスからはかわいらしい景色が!

朝食は本館の朝食ルームへ。
エレベーターはありません。
無料駐車場有。