4月13日 (月)  祝日


朝食に行くと、アドリアーノさんが「今日は船が動いてますよ。この目でちゃんと見ましたよ」と
安心させてくれました。
確かにホテルからは高速艇やフェリーが行き交うのが見えました。

マリーナルンガまで送ってもらい、チケットを買いに。
なぜかアドリアーノさんが「私も一緒に」とついて来てくれます。
Yuは車の中で荷物番です。

昨日、全便欠航だったせいで、狭いチケット売り場は人であふれかえっていました
乗るつもりでいた高速艇のチケットはすでに売り切れで、キャンセル待ちのリストまで。
これでは、どの便に乗れるか、まったくわかりません。
どうしよう???

その時、アドリアーノさんがするすると奥の事務所へ。
戻ってくると「大丈夫!彼は友達だから」とニッコリ。
「こちらに来てくださ〜い」と呼ばれ、
無事に予定していた便のチケットを買うことができたのでした。

これがイタリアで幅をきかせていると言う”コネ”ってやつですね。
だから、チケット売り場まで一緒に来てくれたのですね。




さよならリパリ島
ありがとう、アドリアーノさん


本来ならリパリ島に来た時と逆のルートを戻ればいいのですが、
今日は復活祭翌日の祝日で、乗って来たメッシーナ駅━ミラッツォ港のバスは運休。
ミラッツォ港からミラッツォ駅行のバスに乗りました。



ミラッツォ駅前に到着

ミラッツォ駅からメッシーナ中央駅まで、電車で移動。
1本前のIcplusは30分遅れだったのに、乗った鈍行は定刻発。
高い料金の方が遅れるの?
未だによくわからないイタリアの鉄道。

   
車内の電光掲示板に次の駅が表示されます。イタリアでは画期的?!
アナウンスもありましたよっ!


ここからは来た時と同じ、メッシーナ マリッティマからヴィッラ・サン・ジョバンニまでフェリーに乗ります。


 みんな外で景色を眺めているので、内部はがらんとしています




ヴィッラ・サン・ジョバンニ駅のバール


ヴィッラ・サン・ジョバンニ駅では電車の待ち時間が長かったので、バールへ。
カップは発砲スチロールでしたが、しっかりした風味のカプチーノが出てきて、温まりました。
大きなアランチーノや、パニーノもあります。
テーブルではフェリー会社のおじさん達がおいしそうにランチ中。


乗ってしまえば20分もかからずにレッジョ・ディ・カラブリア(Reggio di Calabria)到着です。
ホテルに荷物を置いて出かけてみましたが、リゾートのリパリ島と違いほとんどのお店が祝日でお休み。
開いているのはバールやジェラートやさんくらい。



町の中心ガリバルディ大通りも閑散として



白く輝く大聖堂


歩き回ってみても、おいしそうなお店は軒並みお休み。
アペリティーボをやっているお店の中でも、混雑しているこちらへ。
お客さんは若い女性同士から家族連れまで様々です。

Cordon Bleu

しっかり食事の代わりになります

インクのように青いカクテルはアルコールが強い人向け。
アルコールに弱い人用はピンク色でした。
揚げ物中心で見た目では同じような物ですが、食べてみると中味がいろいろ。
ここで食べたケッパーの実のマリネは小ぶりでおいしかったです。
ケッパーの実のマリネ、オリーブ、アランチーニ、たらのフライ、コロッケ、チーズのフライ、ミニピッツァ

Antica Gelateria Malavenda

イチゴ+チョコ

老舗のジェラートは本当にクリーミーで濃厚。
チョコだけでも数種類あり、一番カカオ含有率の高い物を選びました。

  Hotel Lungomare 
www.hotellungomare.rc.it/albergo.html
レッジョ・ディ・カラブリア・リド駅から近く、街一番の見所である国立博物館、
メインストリートのガリバルディ大通りも歩いてすぐ。
場所としては便利です。
ホテルの前は遊歩道になっています。

お天気が良い日の朝食は屋上テラスで食べられるみたいですが、
今回は雨だったので1階ロービー横の朝食ルームでした。