4月9日(木)
爽やかな朝のプールサイド
今日はトロペーアへ向けて、電車で移動します。
まずはサプリ(Sapri)まで一駅戻り、そこから特急Eurostar Italiaでラメツィアテルメ(Lamezia Terme Centlare)まで
1時間30分の旅。
座席はゆったりしていて、大きなスーツケースが置ける荷物置きもありました。
きれいなEurostar Italia
ラメツィアテルメ到着は当然のように10分遅れ。
私たちを含めた大きな荷物の観光客は焦って乗り換えのローカル線へ。
始発駅なのでとりあえず、接続予定の電車は待っていてくれるみたいです。
女性の車掌さんがホームにお客がいないことを確認して発車します。
1両だけのローカル線
1両だけの電車は、ほぼ満席で立っているお客さんも。
向かい合った座席、4人がけの窓際にひとりで座っていたお兄ちゃんの隣に座ることができました。
お兄ちゃんはあまり近づきたくないような風貌でしたが、
「トロペーアに行くの?それなら僕の方が先に降りるから、窓際にどうぞ」となかなかの好青年。
この電車に乗る観光客の多くはトロペーアに行くのかしら。
鈍行電車はトロペーア岬の端、海のすぐ脇をドコドコ走ります。
青かった海がいつの間にか、エメラルドグリーンに変わり1時間で到着。
駅の窓口が閉まっていたので翌日の切符を自販機で買おうとしていたところに、本日の宿のロベルトさん登場。
車で迎えに来てくれたのです。
「自販機はあてにならないから、町中の旅行代理店で買ったほうがいいですよ」とのことでした。
トロペーア駅のホーム
トロペーア(Tropea)は切り立ったがけの上にあり、夏は海水浴客でにぎわう町。
この辺りではちょっと大きめ。
紫玉ねぎの名産地としても有名で、トロペーア産の紫玉ねぎは一級品です。
名前を入れてくれるTシャツやさんや誰が買うんだろうと思うような貝殻細工のお土産やさんが並び、庶民的な雰囲気です。
カラブリア名産の唐辛子やピリ辛サラミのンドゥヤのお店もありますよ。
昼寝をしてから散策に出かけると、雨がポツポツ。
1時間ほど町をひとまわりして、いったん部屋に戻りました。
右にあるのがサンタマリア・デッリゾラ聖所記念堂
夕焼けがきれい
雨があがった頃に食事へ。
Ristorante La Pentola D'oro
前菜盛り合わせ
一番小さいのが辛いンドゥヤ
イワシのカラブリア唐辛子炒め
地元の食材を使ったメニューが豊富なお店。
炒めた紫玉ねぎはとても甘くておいしかったです。
他に紫玉ねぎのパスタ、豚肉の紫玉ねぎソース、赤ワイン、水
夜のエルコレ広場
デザートはパフェ
リキュールがきいていて、ちょっと大人味
パフェはいらないニャーの黒猫ちゃん
Residenza Il Barrone www.residenzailbarone.it/index.html |
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旧市街の真ん中エルコレ広場のすぐそば、古い建物を改装したB&Bです。 駅からは車で10分くらい。 フロントに常駐している人がいないので、到着時間を連絡して下さいとメールが来ました。 (それで駅まで送迎してくれたのです) チェックイン時に建物の鍵と部屋の鍵を渡されます。 部屋はリビングと寝室に分かれて広々、 日本語が読めるパソコンもあり、ゆったり過ごせました。 お天気がよければ朝食は屋上のテラスで。 見晴らしがよく遠くに海が見えて、気持ちのいい朝でした。 毎朝焼き立てのコルネットをパン屋さんで買ってきているそうです。 エレベーターはありません。 重い荷物はロセッラさんが軽々と運んでくれました。 |
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