4月8日(水)


ローマ・テルミニ駅に着いたのは早朝、まだ暗いうち。
昔に比べると駅の中は明るくてお店もたくさん増えていましたが、まだ早すぎてどこも開いていません。
地下にベンチがあるのですが、そこを寝場所にしている人がいて、座れる雰囲気ではなかったような。
しばらくして開き始めたバールでほっと一息。



切符売りの窓口も営業開始

今日の電車Icplusは6人がけのコンパートメント。
南の田舎に向かう電車なので空いていると思ったら、復活祭の休暇で帰省する学生さんでいっぱい。
みんなでゲームをしたり歌を歌ったり、にぎやか(ウルサイ)です。
ナポリ(Napoli)を過ぎると、徐々にお客さんも減り、の〜んびりしてきました。



コンパートメントの棚は小さくてスーツケースが乗らないので、
通路の手すりにくくりつけてました

出発は30分遅れでしたが、到着は時間通り。
まあ、30分遅れることなんて、昨日に比べたら何でもないことですよね。
4時間30分の旅で、マラテーア(Maratea)に到着です。



予定通りマラテーア来られてよかったぁ



マラテーアの町

マラテーアはティレニア海の真珠と言われる、中世の趣を残した小さな町です。
美しい海岸線は第二のアマルフィコーストとも、言われているとか。
実はこの↑セリフが決め手となって、マラテーアに行ってみようと思ったのでした。 

夕食前に町を散策。
広場にはバールやジェラートやさんが数軒。
おみやげやさん、食料品店、文房具屋さん、雑貨屋さんと小さいながら一通りのお店は揃っています。


 
 
 村の中心広場  普通のお家もなんだかおしゃれ

La Caffeteria


おやつのチョコレートパフェ

     
 しっかりカメラ目線のかわいい猫ちゃんたち


夕食はホテルのレストランで。
ホテルの雰囲気に合ったおしゃれな盛り付けでした。
他のテーブルではマグロのタルタルを日本風マグロサラダと説明しているのが聞こえました。
ちょっと違う気もするけれどねぇ。
アーモンドがゴロっと粒ごと入っていたカバテッリ(ショートパスタ)は後をひく味。
・マグロのタルタル+スプマンテ・ソーセージとアーモンドのカバテッリ・カルパッチョ3種盛り合わせ
・鯛のレモングラス風味・豚のロースト、焼きりんご添え・パイナップルとベリーのスープ仕立て、ワイン、水、カフェ

 La Locanda Delle Donne Monache
www.locandamonache.com
マラテーアはポリカストロ湾を見下ろす丘の上にあり、
修道院を改装したホテルはその村を見下ろす高台に建っています。

駅からは車で10分ほどの距離。
バスは本数が少なく、タクシーも呼ばなければならないようなので、
相談したところ送迎してくれることに。

館内はオブジェが飾られていて、おしゃれな感じ。
かわいい物が好きな女性ならきっと気に入るはず。
アメニティはホテルオリジナルの物とロクシタンがおいてありました。

シャワーブースとバスタブは別でしたが、いろいろなタイプの部屋があるようです。

朝食は種類豊富な焼き立てコルネット、朝届いたばかりのモッツァレッラやリコッタ。
地元のハム等、どれもおいしかったです。

温かみの感じられるサービスが好印象。
プールあり。