5月19日(月) 晴れ

今回イタリアに来てはじめてのイタリアらしい朝食(要するに質素)をとり、GooとMiはお散歩へ。
昨日、買い物をしたお店のおじさんがおぼえていてくれて、挨拶をする。
ちょっと裏通りを行くと、木工細工の工房があったり、おみやげ物もちょっと安かったりして、なかなか楽しいのです。

ホテルをチェックアウトし、オルヴィエートへ向かいます。
今日のMiはいつも以上にオマヌケで、何度も道をまちがえてYuの怒りを買うのでありました。
おまけにホテルの場所までわからなくて、怒られ・・・。
前回迷わずに行けたので、今回もそのつもりで浮かれていたら、余計な所で曲がってしまったみたい。
地図を見ても、わからないものはわからない。だから最初から見ないのよん。
やはりこれはナビとして失格?
車内にいや〜な空気が漂いはじめた頃、目の前にホテルが!
いやあ、心底ホッとしましたぁ。

オルヴィエート(Orvieto)はこぢんまりした印象があったのですが、数年ぶりに訪れてみると、思っていたよりも大きな町でした。お店が並ぶ通りも何本かあります。
あれ?イメージと違うような。
アマルフィ等のもっと小さな町を見たので、大きく感じたのかもしれません。

町のシンボル、ドゥオモは修復中。

昔、猫の置物を買ったミケランジェリのお店は、オーダー家具中心のお店に変わっていました。
猫の置物をGooに見せるのがオルヴィエートに来た目的のひとつでもあったのに・・・。
Gooもおみやげに猫の置物を買うって、楽しみにしていたのに。
アテがはずれちゃったな。

いつまでがっかりしていても仕方がない。
こんな時は気分直しにおやつを食べましょ〜。
何軒かあるジェラートやさんの中で、
「あそこはひっきりなしにお客が入っているから、おいしいんじゃない?」とYuがチェックしていたお店へ。
この読みが大当たり。
ふんわり軽いけれど、コクもある。がっかり気分も吹き飛ばす味です。
食べた4種類がとってもおいしかったから、他もきっとおいしいんだろうな。
ううう、全種類食べてみたかった。

カッサータ・シチリアーナ、フィオーリラッテ・デ・アマレットなんて
長ったらしい名前のオリジナルフレーバーが、特においしかった。
もちろんチョコレート+生クリームの組み合わせは不滅です。

3人そろっての最後の夕食は、数店のメニューをチェックしつつ、ホテルで教えてもらった裏通りのトラットリアへ。
家族経営の小さなお店はあっという間にお客さんでいっぱい。
テラス席はありませんが、にぎわう店内での食事は楽しかったです。
オムレツには目の前でトリュフを削ってくれます。こんがり焼いた豚肉がおいしいのは、豚そのもの味がいいからでしょうか。
デザートのカルドフレッドは、冷たい(フレッド)ジェラートと洋なしのコンポートにあたたかい(カルド)チョコレートソースがかかった物。
何でこんなにおいしいんだろ。

Trattoria La Palomba
ウンブリアパスタのアマトリチャーナ、タリアテッレのイノシシソース、ブルスケッタ、
豚肉グリル、サルシーチャ、トリュフオムレツ、ほうれん草炒め、パンナコッタ、カルドフレッド、赤ワイン、水、カフェ   58ユーロ

Hotel Aquila Bianca ★★★★

http://www.argoweb.it/hotel_aquilabianca
120ユーロ

昔、おみやげに素敵な灰皿をもらって好印象だったので再訪しました。
窓にはカットワークが施された白いカフェカーテン、ベッドカバーは小花模様で、素朴なかわいらしさのある部屋です。
早朝4時頃、GooとYuは清掃車の音で目が覚めてしまいました。(Miは気づかず熟睡。鈍感?)
道に面した部屋は要注意です。
バスタブはなくシャワーのみ。

駐車場は建物に囲まれた中庭部分にあります。
入り口までの道には進入禁止の標識が出ていますが、よく見ると小さな字で駐車場に行く人は通っていいよみたいなことが書いてあるので、気にしなくて大丈夫です。