4月15日 (金)

今日からはレンタカーで移動です。
パレルモ市内を走ってみると、一方通行だらけな上にバス専用レーンあり。
人は平気で道を渡り・・・。
多方向から来た車が合流するのに信号なしでグッチャグチャ。
まさしくカオス!ですが「イタリアはこんなもんでしょ」と余裕のYuでした。

アウトストラーダでセジェスタ(Segesta)に向かいます。
途中、小雨がぱらつきましたが、お天気は何とかもってくれそう。
高速を降りれば羊がたくさんいるのどかな景色が広がり、
2,3分走ると大型観光バスが何台も停まっているのが見えてきました。

本日は文化週間のため入場無料。
でも一応チケットは渡されます。


駐車場からもチラッと神殿が見えます

神殿までは上り坂でGooはちょっと大変そうでした。
帰りは下り坂で滑りやすいので、これまた大変そうでした。


滑るから気をつけて〜


未完成の神殿

おみやげやさんとバールもあります。
全然期待しないで飲んだカプチーノがおいしかったです。
トイレは外になりますがとっても清潔。


けっこう充実してるおみやげやさん


トラパニ(Trapani)方向を目指し、目的地のエリチェ(Erice)へ。
エリチェは標高751mに築かれた小さな町です。
クネクネした道を登っていくと、どんどん霧が深くなり、
町の入口トラパニ門に着いても何も見えません。

とりあえず車を停めて、宿のマッシモさんに電話して迎えに来てもらいます。
マッシモさんの車に乗り換えてホテルへ。



青枠の中は6月から9月のオンシーズン以外は無料

城壁の中は細い道が迷路のようで、慣れているはずの、マッシモさんも縁石にゴリゴリこすって苦笑い。
5分足らずで到着です。
とても寒かったのですが、暖房であたためられた部屋に和みました。

ひと休みしたところで散策へ。
お天気が悪いと季節が逆戻りしたかのような寒さ。
霧で濡れた石畳の道はツルツル滑って、思いの外疲れます。


どんどんわいて来る霧

部屋に戻り、買って来たお菓子でおやつタイム。



La Pasticceria di Grammatico Maria
町一番のお菓子屋さん


大きなカンノーロと小菓子

カンノーロは大きいけれど、甘さ控えめ、まわりのパイもさっくり。
今まで食べたカンノーロで一番おいしかったです。
小菓子はアーモンドの粉で作られていて、和菓子の練り切りに近い感じ。
ピスタチオ、オレンジ、ラムチョコどれも濃厚でエスプレッソにピッタリ。
試食させてもらった他のお菓子も、おみやげに買ったトロンチーノも美味でしたよ。

Gooが滑る夜道を歩くのは危なっかしいということで、YuとMiで夕食の買出しへ。


アランチーノもいろいろあります


包んでもらっているほんの数分間にものすごい雨が。
部屋に帰るまでにびしょ濡れになってしまいました。


アランチーノはほうれん草とラグー、ピッツァはキノコ+ハム


小さなキッチン付

キッチンがあると、食後のお茶も部屋でのんびり飲めて落ち着きます。


中庭の共有スペースはYuの喫煙場所に

 Pietre Antiche
かわいらしいホームページに一目ぼれして決めました。
実際の部屋もかわいくて、1泊じゃなくもっと泊まりたくなってしまいました。

アパートタイプの宿で1階、2階合わせて4つのフラットあり、フラットごとに広さや間取りは違うようです。
今回泊まったのは、Gelsominoでベッドルームが二つ、キッチン付のリビングルームには
ソファとテーブルセットがありました。
シャワーのみですが、バスルームにまでエアコンがついているので、寒い日でも快適です。

小さなキッチンには、調理道具や食器もひと通りそろっています。
冷蔵庫にはジュースや牛乳、水が入っていました。
バスケットにクッキー等のお菓子類、袋詰めのパンやフルーツが用意されていて、
朝食は自分達で食べるようになっています

専用駐車場はなく、公共駐車場を使います。

オーナーのマッシモさんは誠実であたたかい雰囲気の方でした。
泊まった日は満室だったので、予約は早目がいいかもしれません。