4月14日 (木)


ルジェーロ・セッティモ広場のポリテアマ劇場

ルッジェーロ・セッティモ広場から104のバスでインディペンデンツァ広場まで。
そこで327のバスに乗り換えてカプチン派のカタコンベに向かいます。
どちらの広場もいろいろな行き先のバスがたくさん来るので、しっかり番号を確認して乗らないと変な場所に行っちゃいそうです。

持っていたガイドブックには3つ目の停留所で降りると書いてあったのですが、これはまちがい。
3つ目で降りても何もありません。
迷っているのね〜。多分カタコンベに行くんでしょう?知ってるから私に聞いてちょうだい光線を出している、
優しいおじちゃんおばちゃん達に何度か道を確認して、汗だくでたどり着きました。
正しくは6つ目の停留所です。
(日本に戻ってから見た新しいガイドブックには6つ目と書いてありました。ケチって古いので済ませたので・・・)


右の建物が教会で地下がカタコンベ
入場料1人 3ユーロ

カタコンベにはミイラ化、白骨化したご遺体が8000体安置?されています。
壁の下から上まで立ち姿でずらーっと並ぶ様は圧巻です。
中には棺に横たわっているミイラも。
ガラスケースに入っているわけではないので、直接同じ空気を吸うわけで。
何か憑いたらどうしようとか怖い夢を見るかもしれないから、行かないほうがいいかも等と考えて躊躇してもいたのですが。
実際にその場に立ってみると、怖いという感じはまったくなくて、なんだか不思議な感じでした。
見学している私達は3人、あちらは8000人ですから、逆に見られていたような気も。

有名なロザリアちゃんのミイラはガラスケースに入っていて、ばら色のほっぺが眠っているよう。
隣のケースの赤ちゃんとは肌の質感がまったく違います。
近年の研究で、その技法が解明されたとかされなかったとか。

撮影禁止のため内部の写真はありません。
売店にあった絵葉書も買いませんでした←けっこう種類は豊富


教会の隣は美しい墓地

帰りはバスでインデペンデンツァ広場まで戻り、歩いて大聖堂へ。


正面はヌオーヴァ門

入口付近は人が多く混みあっているように見えましたが、中に入ればそれ程でもなく。
周辺にはおみやげやさんも多く、パレルモに来て一番たくさん観光客を見たかも。


シチリア独自のアラブ・ノルマン様式の大聖堂


内部は広々

再びバスに乗ってホテルに戻ります。
途中で制服を着た3人のおじさんが乗り込んできて何?と思ったら、検察。
ひとりひとり切符をチェックされます。
ちゃんと刻印を押してあったので何の問題もな〜し。

今日も午後の部はYuとMiの二人で観光です。
Gooはお留守番&お昼寝。
無理をして後でつらくなっても困ります。それぞれのペースでね。

二人だと歩くのも早いので、バスに乗らずにノルマン王宮のパラティーナ礼拝堂へ。
チケット売り場にCappela PalatinaとSala Duca di Montaitoの見学 9ユーロと手書きの張り紙が。


入口から見事なモザイク


内部はキンキラ


精密なモザイク

キンキラモザイクにおなかいっぱいで外に出ると、植木鉢の中にかわいい猫ちゃんが。
まあるくなってお昼寝中でした。

 
誰にも邪魔されたくないのにゃ

地下に降りるとまったく別の世界、フェニキア・ローマ時代の遺跡がありました。
岩をひっかいて描いたような舟に乗っている壁画もあり、なかなか楽しめました。
薄暗くて足元が危ないのでGooがいなくて良かったかも。


狭い通路を上ったり降りたり


舟にたくさんの人が乗っているところ

ノルマン王宮を後にして歩いていると、ぽっこり丸いドームが。


サン・ジョバンニ・デッリ・エレミティ教会

市場はこちらの看板を見て、バッラロ市場をのぞく事に。
昨日歩いた旧市街に比べてぼろぼろの建物が多く、かなりディープな雰囲気。
市場もにぎわう時間をはずれたせいなのか、よどんだ空気の中、緊張しながら歩いていました。
野菜や果物はスーパーより安めですが、何も買わずにそそくさと退散です。


人が住んでいない部屋も多そう



雑貨から食料品までそろってはいるようです


旬の野菜がてんこ盛り

市場を抜けてホッと一安心。
昨日も行ったカルフールに寄り、夕食の買出しをして帰りました。


のんびり部屋食

袋入りのカット野菜はルッコラ、人参、レタス、紫キャベツが入っている便利物。
ドレッシングのかわりに使い切りサイズのジェノベーゼをかけて素敵なサラダになりました。
量り売りの生ハム、アーティチョークのオイル漬け、チーズは安くて嬉しい。
飲み物は赤ワイン、ビール、水、コーラ、レモンティ。

食後はジェラートを食べに行く予定でしたが、おなかいっぱい。
眠くなってしまい、珍しくデザートなしでした。