4月25日 (月) 祝日

今日の朝食は外の席で。
白い壁にラベンダーの鉢植えがいい感じです。


外のテーブルは一つだけ


トゥルッリの立ち並ぶ景色を最後にもう一度眺めて出発です。
マテラ経由でポテンツァ(Potenza)方面へ向かって走ります。
2年前に行ったカステルメッツァーノの近く、ピエトラペルトーサ(Pietrapertosa)へ。
祝日で訪れる人が多いせいか、町の入口には駐車場案内係りまで出ていました。

いったん駐車場に車を入れて歩き始めたものの、
山にはりついているような町は高低差があり、中心まではかなり歩くようなので、
Gooの体調を考え途中まで行ってあきらめることに。


ピエトラペルトーサの町並み

アグリツーリズモをチェックしましたが、1軒目は入口が封鎖されていて営業してない様子。
2軒目は食事のみでダメ。3軒目は満室でダメ。
ピチェリーノ(Picerino)近辺でも探してみましたが、1軒目は部屋はあるけれど食事ができないのでダメ。
2軒目は食事のみでダメ。
雨も降り始めてどんよりムード満喫。


車の前を横断して行った牛


何もなさそうな山の中であてもなく探すよりは、ペストゥム(Pestum)まで行った方が海がある分、
泊まる所も多いのでは?とYuが言い出し、そう言えば、2年前に調べたけれど泊まらなかったアグリツーリズモがあるよ〜。
場所も多分わかるはずということで、一路ペストゥムに。

一般道におりると、サレルノ方面への反対車線(上り?)は大渋滞。
3連休の最終日、行楽帰り渋滞でしょうか。
お目当ての所がダメだった場合を考えて、道路わきに出ているアグリツーリズモの看板をチェック。

アグリツーリズモに着いてみると、お庭ではパーティー中。
入口はどこ?とうろうろしていると、おばさん登場。
おばさんはオーストラリアからのお客さんで、フロントに案内してくれました。
泊まれるし食事もできるとのことで、ようやく本日の宿決定。
雨もあがって来ました。


広い庭にはたくさんの花


泊まったのはこちらの建物



食事は母屋で

夕食は8時から。
お客さん総勢24人が大きなテーブルについていただきました。
オーストラリア、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、日本と国際色豊か。


どれも自家製

前菜は生ハム数種類、ニンジンマリネ、キッシュ、モッツェレッラ等、好きな物を好きなだけ。
モッツァレッラはダチョウの卵くらいの大きさがあり、ナイフで食べたいだけ切り分けます。
こんなに思い切りモッツァレッラを食べたのは、初めて。


水牛ミルクのマカロニグラタン

正確な料理名はわかりませんが、日本で食べるグラタンそのものの味でホッとします。
小さく見えるけれど、量はしっかりありました。


水牛ステーキ、アーティチョークのフリット

水牛ステーキは噛むと草の風味。
旬のアーティチョークはやっぱり美味です。


チョコレートケーキ、水牛コンデンスミルク添え

赤ワイン、水はおかわり自由。カフェ。

Agriturismo Seliano 
水牛農家のアグリツーリズモです。
到着した時は静かでお客さんは少ないと思っていたので、
夕食に24名がそろった時はちょっと驚きました。
メニューはたまたま水牛づくしでしたが、毎日かわるようです。

1週間2週間とゆったり滞在しているお客さんも。

泊まった部屋はベッドが5つもあるファミリールーム。
イタリアではとても珍しいのではないかと思います。
バスルームには大きなバスタブがあり、お湯もしっかり出ました。
エアコンあり。

犬がたくさんいて、一部放し飼い状態なので、苦手な方にはオススメしません。