6月2日 (木・祝日 晴れ

今日でポルトヴェーネレとはお別れだ。
広場で猫達にカマンベールチーズをあげてさよならの挨拶をした。
残念ながらカマンベールはあまり好きではなかったみたいだが。

ホテルのすぐ脇からバスが出ているので、バスで移動することに。
お休みで出かける子供達やおばあちゃん、ネイビーが途中から乗り込んできて、途中からは混んでいた。
ラ・スペツィアに着いてから駅までの道で少し迷ったが、駅前からサルザーナ(Sarzana)行きのバスに乗ると言う親子連れに「じゃあ、いっしょに」と案内されて、なんとか到着。

色気のないラ・スペツィアの駅。
駅の中には近郊の名産品を売る小さなお店がある。

駅前のバールで出発までの時間を過ごす。
木陰のテーブルは、小さな噴水の横で涼しくて気持ちいい。
行き交うバスを見ながら、ポルトヴェーネレ行きのバスも駅前発着になれば便利でいいのにと思う。

パルマ(Parma)行きの各駅列車は定刻どおりに出発。
始発駅は時間どおりなんだと妙なことに感心してしまう。
ガラガラに空いているので、4人がけの座席をひとりで使ってゆったり〜。
どんどん景色が変わり、緑が増えてくる。

途中でしばらく止まっていたので、また何かトラブルがあって動かないのかと冷や冷やしたが、何事もなかったように出発。
単線の箇所がいくつかあるので、時間調整しているようだ。
トイレは清潔だし、2時間以上の長旅は思っていた以上に快適だった。

パルマの駅から歩いてホテルへ。
すぐに散歩に出るが祝日なのでお店はほとんどお休み。
ピロッタ広場の芝生の上で、みんな思い思いにくつろいでいる。
陽ざしは海沿いの町よりきつく感じて、暑い!

本日のジェラート その1

Gelateria La Pirotta
ピスタチオ+イチゴ 1.5ユーロ

ピスタチオはまったり濃厚ピスタチオ、イチゴはさわやかイチゴ、ちゃんと素材の味がしておいしい。
清潔感にあふれた店内も○。
パルマのジェラートやさんは、どこでもバラのように盛りつけてくれるのが嬉しい。
食べてる人を見かけた時は、特別なオーダーの仕方があるのかと思った。

夕方になると、昼間は閉まっていたお店がちらほら開きだして
散歩の人も増えてきた。
自転車に乗っている人が多くて、日本の商店街のようだ。

     

左:ドゥカーレ公園の中も自転車がいっぱい。右:ガリバルディ広場には自転車置き場もある。

本日のジェラート その2

Gelateria K2
アマレーナ+カフェ  1.5ユーロ

アマレーナは細かくしたチェリーたっぷり、カフェは苦みのある大人味で
混んでいるのも納得できるおいしさ。
お店の前に人だかりができているココは整理券をとって待つシステム。
電光掲示板に自分の番号が表示されたら店内に入ります。
手際よくオーダーをさばいているので、そんなに待たされません。
パルマはジェラートのレベル高し!

Trattoria del Tribunale

お店はとても小さいのですが、季節のいい時は外にたくさんのテーブルを出し、
店内は使ってないようです。
パルマは夕食の時間が少し早めなのか、7時30分過ぎにはテーブルがうまりはじめます。
トルテッリは、軽い仕上がりでおいしかった!

生ハム、ハーブとリコッタのトルテッリ、菜園風チーズ焼き、グリル盛り合わせ
ワイン、水、カフェ   53ユーロ

帰りがけにホテルのフロント氏が教えてくれたファッションショーを見に行くと、
ファッションショーではなくミスパルマコンテストだった。
お揃いの黒ビキニの上にオーガンジーの白ワンピースを着た、ちょっとセクシー&初々しい女の子が20名ほど出てきて、狭い舞台の上で美しさを競うようである。
昨年の受賞者はミスパルマをはじめ、フォトジェニック賞等いろんな賞があったようで5、6人登場していた。
こちらは黒のロングドレスにティアラをつけて、貫禄充分。
みんなかわいいなあと思いつつ、ホテルに戻った。

Savoy Hotel ★★★

http://www.savoyparma.it

駅からも歩いていける距離で、観光にも便利な場所です。
建物も部屋もコンパクト。

夜遅くなると、駅に近づくに連れガリバルディ通りの雰囲気がなんとなくイヤな感じに。
ホテル近辺はまだ大丈夫ですが、この辺りがギリギリかも。