6月1日 (水) 晴れ
今日はポルトヴェーネレを歩く日。
部屋から見ていて、ずっと気になっていた山の上までのびている道に行きたくなったのだ。
道の入り口には電車の路線図のようなハイキングコース図や案内板が出ていた。
ハイキングとは言ってもお散歩気分の私達は、ほんのさわりを歩くだけ。
階段になっている所は見ている分には楽そうなのに、10段も上ると太股が上がらなくなる。
はい、そうです。運動不足だからです。筋肉なんてほとんどありません。
少しずつ、休み休み上っていくしかないね。
階段が途切れると、どこが道なのかわからない所もあって、砂利でズルズル滑ったり。
右手の山からは校外学習の子供達(中学生くらい?)が、元気に降りて来た。
ダメダメ、絶対あんな方までは行かないよと二人で誓い合う。
上まで行けばカステッロに出られると思っていたのに、道は途中で行き止まり。
見晴台でしばらくは風に吹かれて海をぼんやり眺めて過ごす。
珍しく用意のいいYuは持ってきた本を読んでいた。
町まで下りバールで休憩後、反対側から上を目指す。
こちらの道はなだらかな坂だが、ゼイゼイするのは同じである。
丘の上のサンロレンツォ教会は1204年に建てられた物。
毎日毎日、うるさいくらいになっている鐘はここからだったのね。
カステッロの麓にある見晴台からは、ムール貝の養殖場や向かいのパルマリア島をハイキングしている人も見えた。
みんな、がんばって歩いているんだな。
左:裏から見たサンピエトロ教会は工事中で少々やかましい。左上のパルマリア島にはハイキングの人がたくさん。
右:手前の緑はぶどう畑。ホテルや船着場までよく見える。
下に降りると、ホテルから花嫁さんが登場。
おお〜ジューンブライド。
さっき行ったサンロレンツォ教会で挙式らしく、おしゃれした人達に囲まれながら急な階段を上っていく姿が遠くに見えた。
ただでさえきつい階段を高いヒール、それもウェディングドレス姿で上っていくのだからすごい。
しばらくすると、今まで聞いたこともない華やかなウェディングベルが鳴り響いてきた。
町中が祝福しているみたいで素敵。
一皿の量が多目なのでおなかいっぱい。
スカンピを頼んだつもりでいたけれど来なくてよかった・・・。
こちらの前菜盛り合わせは5皿。やはり二人1皿でいいと思います。
猫も遊びに来ます。
前菜(鮭玉ねぎマリネ、鱈のマヨネーズあえ、鱈フリット、海老と白インゲンサラダ、イカとグリンピース煮込み)
トロフィエのジェノベーゼ、鯛のオーブン焼き、
ティラミス、ワイン、水、カフェ 59ユーロ
明日が祝日のせいなのか、町中が華やいだ雰囲気。
11時の鐘が鳴っても子供達が外で騒いでいました。