5月16日 (月)  



部屋から見た朝日

「テラスから見る朝日が素敵よ〜」とMariaさんのアドバイスで、6時に目覚ましをかけました。
ちょうど太陽が出てくる岬は
映画グランブルーでEnzoがパスタを食べるシーンに使われたホテルがある場所です。
大昔に行ったなぁと懐かしく思いつつ二度寝。(1999年バカンス気分でシチリア


朝食は甘い物だけではなく、塩気の温かい料理が一人一皿ずつ出されます。
これがお客さんに大好評のようです。
Miは食べきれず、Yuに手伝ってもらいました。
Patrizziaさんが作ってくれた、おいしい物を残すのは心苦しいので。
でも甘い系はおなかいっぱいで手が付けられず・・・。



ハムとチーズ入りフリッタータ、ソーセージ、プチトマト
食パン(イタリアでは珍しいですよね)にはハーブ入りのクリームチーズが


         
カプチーノもひと手間かけて、かわいらしく


今日はピスタチオの名産地Bronteまでドライブです。
エトナ山を眺めながら、どんどん走ります。
途中で給油1回。



セルフで20ユーロ分給油


エトナ山がよく見える場所で、ちょっと休憩。



雄大なエトナ山



山道もがんばって走てくれてるレンタカーさん


アグリツーリズモの看板がいくつもあったので、
このあたりに泊まるのも良さそうです。




放牧中の羊


かわいらしいFiume Freddo等の小さな町をいくつか通り過ぎ、
ようやくブロンテに到着。
まず、お目当てのピスタチオのお菓子屋さんへ向かいます。
近くまで行ってはいたものの、なかなかみつからずグルグル。
はじめは見落としていた小さな看板に気がついて、あ〜こんな所に!とお店L'Angolo dei sapori発見。
おしゃれなお店を想像していたのですが、まったくそんな感じはなくて。
これは!   工場直売所ですね。



L'Angolo dei sapori
本当にやってるの〜?と思ってしまいました

APERTOって出てるけど、本当に営業しているの?
と、恐る恐るドアを開けると、誰もいない。
声をかけるとすぐに、奥からご主人が出てきてくれました。
良かった〜。
(奥が工場というか作業所になっています)


おすすめのピスタチオクリーム入りのクッキーは、
一口食べて「おいし〜い」と感激するほど。
ピスタチオがふんだんに生地に練りこまれ、中のピスタチオクリームも濃厚。
個包装されてるし、みんなへのお土産はこれだ〜と買う気満々だったのに日持ちが2週間。
残念ながら日本に帰る頃には賞味期限切れ。
あきらめました。


左下のピスタチオクッキー激ウマでした


ジェラートももちろんおいしかったですよ。
たっぷりの粉末ピスタチオが、またおいしくて。
テーブルと椅子もあるので、、ゆっくり座って食べられますし、お水も出してくれます。
おすすめされたピスタチオのアランチーノは食べませんでしたが、
今思えば、食べておけば良かったなぁ。


粉末ピスタチオがたっぷりかけられたピスタチオジェラート

ピスタチオのクリーム、ピスタチオのペースト、粉末ピスタチオを購入。
大好きなピスタチオ製品が買えて、大満足。

この後、もう1軒お店に行くつもりだったのですが、
チェックしていた住所にお店はみつかりませんでした。
他のお店もお昼休みに入るのが早く、どんどん店じまい。
どことなく寂しげな感じがしたので、お昼を食べるのもやめ、昼休み渋滞の町を出ることにしました。


帰る途中、こぎれいな町LinguaglossaのバールTure barで休憩。
アイスティーはメイソンジャーのようなおしゃれ瓶入り。
小さなパン(お店の女性はピッツェッタと言ってた)を買おうとしたら、
「お代はいらないわよ〜」とサービスしてくれました。



ピッツェッタはソーセージとオリーブの2種類あって、
これはソーセージ



お昼休み中でひっそりのローマ通り


Fiumefreddo di SiciliaのATMでお金をおろしました。
ここのATMは銀行の外にあり、営業中なら何かあった時も安心。
(Notoでおろせなかったので、少し慎重になってます)
実際におまぬけなMiが取り忘れたレシートを警備員さんが渡してくれました。



銀行の前にはとめられなかったので、少し離れた場所に駐車


一度道をまちがえましたが、ジャルディーニナクソスに戻って来ました。
夕食をどうするか悩んだ末に、部屋ご飯に決定。
お宿のすぐ近くのミニスーパーで、白ワインやカット野菜等をお買い物。
パン屋さんに寄って、切り売りのパンを一枚温めてもらい、急いでお宿に帰ります。





ピンク色の建物の左端、パラソルがある所が泊まった部屋
すぐ下がミニスーパー



部屋のテラスで食事



たっぷりのサラダ、モッツァレッラ、ハム
お皿は持って行った100均の紙皿


目の前にバス停があるので、
高級リゾートTaorminaにも簡単に行けます。
行かなかったけど。



バスの移動も楽しそう